かつてない迫力で展開する超高速シューティングゲーム
リボルティーⅡ
対応機種 : SHARP X1シリーズ
メディア : 5inch 2D (4枚)
定価 : 7,800円
発売日 : 1988年12月15日
販売 : 風雅システム
○要漢字ROM、要GRAM、要2ドライブ
○ジョイスティック専用
○FM音源対応
GALLERY
PROMO WORD
ていたフルカラーの縦スムーススクロールを2ドット
単位で、しかも高速で実現したシューティングゲーム
です。それと同時に、数々の今までにない斬新なアイデ
ィアを盛り込んでX1ユーザーの皆様にお贈りします。
展。全くタイプの異なったスクロールでリフレッシュ。特に
宇宙空間の多重スクロールは超高速。 斬新なパワーアップ方式を採用。従来のようなアイテム方式
ではありません。 パワーアップ・オプションは10種類以上。 壮大なストーリーが贅沢なアニメーションで展開。 FM音源使用のBGM35曲以上、全オリジナル。
ストーリー
序章
アンドロメダ銀河の渦状肢にある、G型太陽「スヌクラ」を主星とするスヌクラ星系。その第5惑星「ディビタリ」には安定した一つの政権が250ヌーレン続き、人々は平和な日々を過ごしている。
他の恒星系へも恒星間航行(ワープ)を可能とする高度な科学力をもって移民を推進し、現在5カ所の開発惑星を持つに至っている。
ある日、ティヨードルの情報局情報集中管理センターに1発のミサイルが打ち込まれ、クーデターが勃発した。
スヌクラ星系宇宙自衛軍幕僚長チザン.R.ベルネリが起こした行動は完全だった。
スヌクラ星系統合政府はあっけなく、しかも完全にベルネリの手に落ちてしまった。即日、ベルネリは軍事政権の樹立と元帥としてスヌクラ太陽系全域を支配することを表明した。更にトルール、メヒコ、ティヨードル、アルメダンそしてタイラントの各開発惑星にも宇宙艦隊を派遣して制圧し、ついにスヌクラ星系全域をその手中に納めたのだった。
当初、あまりにもあっけないクーデターを他人事のように思っていた民衆も当局による締め付けが厳しくなってきて初めて、自分達の生活が軍事政権の最高権力者『チザン.R.ベルネリ』によって大きく変えられてしまったのだということに気づいた。宇宙自衛軍の強力な監視の下、文化活動と科学は停滞して人々はをするにもびくびくするようになってしまった。さらに追い打ちをかけるかのように、軍事政権は宇宙自衛軍の人員強化のためと称して徴兵制を敷き、軍事政権に対立する不満分子を制圧していった。
第Ⅰ章 レジスタンス
クーデターが起こってから18ヌリスが経過していた。
ここ、かつての開発惑星ティヨードルには軍事政権に対して抵抗を続けるレジスタンス組織『地獄のロクマ』があった。しかし、軍事政権の強大な軍事力で抑えつけられ、レジスタンス活動も大きな成果は上がっていないのが実状だった。この状態を打破すべく、ロクマのアジトでは作戦会議が開かれていた。
アジトにはメンバーの内8人ほどの男女が集まっていた。彼らの表情は重く、いらだっているようにも見えた。リーダーであるホーローは軍事政権に対する次の手を打ちあぐんでおり、右手の人差指と中指で机をトントンとリズミカルに叩いていた。それはまるで上機嫌で今にも鼻歌が飛び出してきそうにさえ見える仕草だった。彼は、一同の顔を見渡して、おもむろに話し始めた。
「現在のレジスタンス活動は軍に対して妨害活動を細々と続けているに過ぎない。このままでは遅かれ早かれ活動自体が潰されてしまう。ここで軍に対して強力な示威活動を行わなければ、虐げられている一般の人々の我々への理解と援助も失ってしまうことにもなりかねない。チェルニ君、君の持ってきた案というのを聞かせてもらえるかね。」
ホーローからも指摘された通り、私達の現在の活動はおせじにも優勢とは言い難いものです。これは私たちの側に武器の類があまりにも少ないことが第一の原因と考えられます。私の得た情報はこの問題に対してかなり有効な解決策を生み出せる可能性の高いものです。」
チェルニは一旦言葉を切った。仲間の視線が一つ残らず彼女に向いていることを意識して、彼女は話を続けた。
「私の案というのは、軍の戦闘機をまるごと盗み出すということです。」
即座に狭い部屋の中をどよめきと当惑が満たした。
「そ、そんなことが出来るのか?戦闘機と言えば軍にとっても重要な装備だぞ。当然、警戒も厳しいはずだし、盗み出したとしてどこに隠しておく場所があるんだ?盗まれたとなったら奴らも血眼になって捜しにかかるだろう。下手をすると我々の活動自体が危険になるんだ。そこの所はどうするんだ。」
「トラギ、まずはチェルニの話を聞こうじゃないか。ここで興奮しても何にもならない。質問はそのあとだ。」
ショラがトラギを取りなしている。
「この情報はアルモという元自衛軍の戦略統制部にいた人から聞いたの。彼は反ベルネリ派でからくも軍事部の血の粛清を逃げのびてロクマに加わったのよ。」
「元自衛軍の人間を信用しろっていうのか?そんなこと」
「落ち着け、トラギ!」
「ショラの言う通りよ。もう少し落ち着いて私の話を聞いてちょうだい。今までにも彼の軍内部に対する知識を利用させてもらっているのよ。もし、彼が敵ならば軍の重要な情報を私達に教えるわけがないわ。」
「しかし、それでもしっくりこないな。」
「今度の彼の情報をうまく利用すると、私達の劣勢を一気に覆すことが出来るかも知れないのよ。」
「チェルニ、もったいぶっていないでそろそろ肝心の情報を教えてくれよ。」
「ラセイの言う通りだな。チェルニ君、私からもお願いするよ。」
リーダーのホーローを初めとする一同の心は既にアルモの提供してくれたという情報に集まっていた。
「ティヨードル上には三つの宇宙港があることはみんな知ってるわね。一つは自衛軍の軍事宙港、もう一つはワープステーションへの旅客用宙港、最後は小惑星帯からの鉱石を運ぶための荷役用宙港ね。この内の前二者には自衛軍が厳戒態勢を敷いているんだけど最後の荷役用宙港だけはとても警備が手薄らしいのよ。アルモの話ではここに自衛軍の戦闘機が三機格納されているらしいの。これをそっくり頂きましょうとうわけよ。」
部屋の中は水を打ったように静まっている。チェルニはなおも続けた。
「特に今日から3ヌール後には警備員の配置換えがあって警備はより一層手薄になるはず。このときをおいて他に戦闘機を盗み出す機会はないと思うわ。」
しばらくの間、部屋の中は静寂に支配されていた。が、トラギがこれを破った。
「よし、俺はこの案に賛成だ。これで、軍部の奴らをギャフンと言わせてやるぞ。ところで、機体の整備状況は整っているとしても、盗みだした機体をどこへ収納するか、それにミサイルや弾丸の補給はどうするのか。このへんを解決しておかないと戦闘機を盗み出しても結局なんの役にも立たない鉄屑ということになってしまうな。」
「弾薬の補給については俺に任せてくれ。軍の内部にロクマのシンパがいるんだ。例の銃なんかを流してくれていた奴だ。奴なら俺達の要求を満たす回答を出してくれるはずだよ。」
「そうか、じゃあ弾薬の補給についてはラセイに任せるとして、問題は機体の格納場所だな」
「ねえ、軍用無線を妨害して一時的に軍の連絡体制を混乱させるのはどう?どうせ機体を隠しておけるのは少しの間だけなんでしょう?」
「だめだな、すぐに無線の撹乱元を突き止められて結局こちらの手の内をさらすことになる。」
「それじゃあ、元の選鉱場に隠すのはどうだ?あそこならまさか軍の奴らも気が付かないだろう。」
「しかし、あそこは荷役用宙港のすぐそばにあるんだよ。盗まれたところのすぐ隣では、彼らも気がつくさ。軍を余りばかにしない方が賢明だな。」
チェルニの情報で活気づいていた部屋の雰囲気は格納場所という壁に押しつぶされたように沈んだものになってしまっている。
一同は何か良い案が浮かばないかと考え込んでいた。
「こういうのはどうだ?」
口を切ったのはそれまでじっと黙っていたショラだった。
「戦闘機が盗まれたと知ったとき、軍が盗まれた戦闘機の行方を追うことは確実だ。そこで戦闘機を盗み出すときにちょっとしためくらましとして、戦闘機がある特定の方向へ逃げて行くのを目撃させるんだ。」
ショラはその場面が一同の頭の中に描かれるだけの間をおいてから、身ぶりを交えて話を続けた。
「軍は当然その方面に非常警戒を敷くだろう。そこで奪った戦闘機を彼らの見当違いの方向へ飛ばしてやる。戦闘機の格納場所としては第二大陸の農場跡がいいと思う。」
「一つ質問がある。」
「軍だってバカじゃないというのはたった今、ホーローが指摘したばかりだ。どうやって奴らの目を欺くんだ?」
ショラは待ってましたとばかり、楽しそうに言った。
「それを今、説明しようとしていたんだ。よく聞いてくれよ、チェルニが言っていた通信妨害を行ないながら奪った機体を軍のレーダーに引っかかるようにして、市街部を横断するように飛ぶ。これは、軍部の追跡機を見間違いの方向に向かって導くための、まあ、おとりのようなものだな。市街地を超えたところには精錬場があるが、あのあたりでレーダーから消えるように低空まで急降下するんだ。あとは海に出て、第二大陸まで第一大陸をぐるっと迂回しながら低空飛行だ。おっと、トラギ、もう少し待ってくれ。いま第二大陸との連絡方法について説明するから。」
一同の顔を見渡したあとで、ショラは続けた。
「第二大陸と我々の住む第一大陸とは狭い海峡をはさんで向かい合っていることはご存知の通りだ。入植の始まった頃はあちらの方が有望視されていたらしいが、今ではさびれ放題で歴史の授業で教わる程度だ。向こうに住んでいる人がいないことはほぼ確実で、しかも隠れ家になる建物もある。ところで、現在町には軍のホバートラックがあふれている。これを一台いただいて、これに乗って海峡を渡ろうというつもりなんだ。奴らもまさかホバートラックなんかで海峡を渡るとは思いもつかないだろう。あぁ、当然ホバートラックには補給用の燃料も積んでおく。これがないと海峡の半ばで海のもくずとなるのは明らかだからね。どう思う?」
誰もがショラの出した案について実行の可能性を計るように考え込んでいる。しばらくして、ホーローが決断を下した。
「どうだい、他に代案が出ないのならば、ショラ君が説明してくれた案で行こうじゃないか。」
ホーローの言葉で、場は活気を取り戻したようだった。
「アルモがいっていた配置替えの日まで、後3ヌールしかないのよ。ホバートラックや弾薬、襲撃班などの役割分担を決めてしまいましょう。」
「そうだな。よし、まずは襲撃に必要な機材のリストアップから片付けていこう。」
一同はチェルニから詳細を聞きながら打ち合わせを終わり、結局、計画の実行は3ヌール後の第14リーン、ちょうど黄昏時と決まった。
第Ⅱ章 回想
「こんにちは、総領事殿。今日は、よい天気になってなによりです。家族も私と同様、今日の遠出を楽しみにしていたんですよ。お誘いいただいて本当に嬉しく思っています。」
「デクシニ君、今日は一切無礼講でいこうという話だっただろう?私のことはスレイドと呼んでくれないか、そして君のことをサルトと呼ばせてくれないかな。」
「ありがとう、スレイド。そうしてもらえると嬉しい限りですよ。そろそろ出発しましょうか。」
「ああ、そうだね。ところで、子供達はどこへいってしまったんだろう?知らないかい。」
「そういえばさっきから姿が見えないようですね。ちょっと目を離すと子供はすぐに溶けてどこかへしみこんでしまったんじゃないかと思うときがありますね。やあ、あそこにいました。おーいトラギ、そろそろ出発だぞ。」
「だからティヨードルでは草はたいように向かってじゃなくて、じめんにひろがってはえるんだって。」
「ふーん、チェルニってなんでもしってるんだな。あ、とうさんがよんでる。もうしゅっぱつだって。」
「トラギ、待って。いっしょにいこうよ。」
「うん。はやく、はやく!」
「そうか、そうか。チェルニは本当に物知りだって言うんだろう。さっきから何度も聞いたよ。」
「本当にトラギったら私にもチェルニのことしか話したがらないんですのよ。」
「ああ、きっとうまの合う友達ができたっていうんで嬉しいんだろう。今日、総領事にお会いしたけど、チェルニのほうもやっぱりトラギのことばかりしゃべっているそうだ。
「トラギ。ねえ、こんどはいつチェルニのとこへいくの?」
「はは、まるでそれしか頭にないようだな。困った奴だ。」
第Ⅲ章 出撃
時刻は第14リーンまであと5リルクほどあった。この計画のリーダーであるトラギが各自の役割を再点検していた。
それにしても何か引っかかるとトラギは思った。本来なら計画のリーダーはアルモに任せたいところだった。実際の行動に関しては未知数の部分が多い所もあるが、そもそも今回の情報を持ってきたのは彼である。そろそろ実際の作戦に参加してもいい頃だとも思っていた。『いけない、作戦に集中していないぞ。アルモのことはこの作戦が終わってからでも考えられるじゃないか。今は戦闘機を奪うことに全力をつくさなければならない時だ。気にするときじゃない。』
トラギは見取り図を広げて進入地点と退却点うぃもう一度メンバーと確認し始めた。
「作戦は大成功だ!!」
「見ていろ、これでベルネリの奴らにひと泡吹かせてやるぞ。」
トラギとショコラが戦闘機から降りて、廃屋の方へ歩いてきていた。彼らの顔は作戦の成功と活動の活発化の希望に上気していた。その彼らに向かって息を切らしながら走ってくる仲間がいた。
二人は彼の表情から何か不都合があったに違いないと悟って顔を見合わせたが、いったい何が起こったのかは思い付かなかった。
「た・・たいへんなんだトラギ!チェルニが何者かにさらわれたらしい。」
「なんだって!チェルニが・・・・。」
「それはいつわかったんだ?」
「たった今だ。通信妨害をするために街の反対側へ行っていたはずなんだが、予定の時刻を過ぎても連絡がなかったんだ。そこで、危険は承知の上でチェルニのいた場所へ行ってみるとチェルニの時計だけが残っていた。」
「しかし、それだけでチェルニがさらわれたと決めてしまうのはちょっと早計じゃないか。」
「待ってくれ、ショラ。それが違うんだ。チェルニをさらったのは軍の人間だという通信が、ついさっきあったんだ。」
「おいトラギ、どこへ行くんだ!」
「決まってるじゃないか。チェルニは軍につれ去られて、俺たちには戦闘機がある。チェルニを助けに行くんだ!」
「まだ詳しいことを何も聞いていないぞ。」
「くそでもくらえ!だ。俺には見当がついているさ。」
「・・・・そうか。あいつだ。トラギ、俺も行くぞ!」
二人はまだ機体の整備をしているラセイの方へ走って行き、彼に事情を説明した。
「なんてやつだ!チェルニをさらうなんて。よし、機体の整備もほぼ終わったし、計画より少し早いが出撃しよう。」
「一刻も早くチェルニを助け出すぞ。さあ、出撃だ。」
第Ⅳ章 誘拐
「う....ここは..。」
「気がついたかいチェルニ? 君はこれからディビタリに行くんだよ。そしてカリニ様の野望のために一役買ってもらうことになるんだ。」
「アルモさん。あなたはレジスタンスの敵だったのね。あたしはあなたを信用していたのに。」
「当り前だ。私は優秀なスパイとして教育されたからね。人をだますことなど朝飯前だよ。それよりこれからの君に何が待っているかを考えてみた方がいいんじゃないかな。まぁ、ここちよいことでないことは確かだがね。ところで、アルモと言うのはロクマに潜入するときの仮の名前でね。、これからはバーセドゥさんと呼んでもらおうかな。」
「なんてひどい人なの。私たちに軍の情報を教えてくれたのも私たちを安心させるためだったのね?」
「当然それも作戦の一部さ。君たちはカリニ様の手駒となって踊ってもらわなくちゃならないんだ・・・・ベルネリ元帥を失脚させるためにね。頼りにしているんだよ。」
「あぁ、それから君をさらったことはついさっきログマのアジトに連絡しておいたからね。トラギなんかは頭に血がのぼってカッカしているんじゃないかな。フフフ....」
チェルニは自分がこれからどうなるのかぼんやりと理解しだしたが、それは恐怖心を引き起こすだけだった。しばらく、彼女はその恐怖に耐えていたがついに、泣き崩れてしまった。そんな彼女をバーセドゥはネズミでももてあそぶ猫のような目で冷やかに見つめて楽しんでいた。
ふと、チェルニはトラギのことを思った。『トラギならきっと私を助けにきてくれるわ。』それは彼女にとっての最後の望みだった。しかし、それはトラギの身に危険が降りかかることを意味していた。トラギに助けにきてもらいたい一方で、彼を危険なカリニの陰謀の渦中に巻き込みたくはなかった。いま思い起こすと彼女はどれだけトラギに助けてもらっていたのかがよくわかった。苦しいとき、困ったときにいつもそばにいて支えてくれていた。自分が弱くなったときに知らず知らずのうちにトラギを頼っていたのだ。それでも、トラギに助けてほしかった。チェルには心の中で自分のふがいなさを吹き飛ばすようにつぶやいた。
『トラギはきっと助けにきてくれる。それまではしっかりしていなくちゃ。』
第Ⅴ章 協力者(寝返り)
トラギは必死で戦っていた。敵は撃墜するそばから雲霞のごとくわきでてきた。「くそっ、これじゃまったくきりがないな」と一人ごちた瞬間、自機の後ろに敵機が張りつくのを感じた。『やられた!』自分の横から迫ってくる敵に気を取られ過ぎていたのだ。次の瞬間に敵機の弾丸が自分を吹き飛ばす場面が頭をよぎった。どこかからベルネリの笑い声が、チェルニの悲しそうにトラギを呼ぶ声が聞こえてくるような気がした。
トラギは自分を呪いながら反射的に無駄に終わるだろう回避行動をとっていた。しかし、敵は撃って来なかった。いや、正確にはトラギを狙って撃っては来なかったというべきだろう。トラギの後ろに張りついていた敵機はなんと自らの友軍機を、軍事政権側の戦闘機を狙い撃ったのだ。まったく狐につままれたような気分だった。
すぐに理由は明らかになった。彼、ミオ.D.クラッシは徴兵されたティヨードルの市民で、強制されてこの迎撃作戦に出て来ていたのである。トラギ達が健闘しているのを見て、突然、自分達に再び自由をもたらしてくれるかも知れない彼らを攻撃するよりは共に自由を求めてベルネリを討つべきであると判断したのだった。
まだどことなく幼さの残るミオの顔はなにか憑き物が落ちたようにすっきりとして、晴れ晴れとした表情をたたえていた。
突然、戦闘機のコンソールが生き返った。画面には見たことのない男が映し出されていた。引き締まった頬と口元に蓄えたひげが精悍さをかもし出し、尖った顎は意思の強さを表わしていた。服装からして、何かの戦闘員を思わせたが、トラギに見覚えはなかった。コンソールは、その映像がアルメダンからのものであることを示していた。男が口を切った。
「私はアルメダンのレジスタンス組織『ラブセアン』のリーダー、キンピだ。ぜひ君に伝えたいことがあって、失礼とは思ったがこうしてコンソールに割り込ませてもらった。実はベルネリの副官カポシ.A.カリニがなにやらあやしげな行動を取っているという情報をつかんだのだ。詳しいことは今からファイルにして伝送するのでどうか受け取ってほしい。」
ファイルにはカリニが軍事政権の重要なポストに就いている者の副官たちと何かの陰謀を企んでいるらしいこと、各植民地惑星にスパイを派遣していることなどが記してあった。そのファイルに書いていること以外にどういう意味を持っているのか今のところトラギにはかいもく見当がつかなかった。
ベルネリの執務室の一方の壁には今や彼のものとなったスヌクラ星系の星図が掛かっていた。部屋のほぼ中央におかれたアルメダン製の大きなテーブルの前には不機嫌そうに目を光らせたベルネリが足を組んで座っていた。
「それがどうしたというんだ。」いらいらした気分をあらわにしてベルネリは問いただした。
「・・・・ですから、御報告致しましたようにキンピの生存が確認されまして....」
「そんなことはいちいち報告せんでもよい。適当に処理しろ。おまえたちには判断力というものがないのか。」
報告に来たものはうなだれてしまい、ここから消えてしまいたいと思っている様子だった。
第Ⅵ章 陰謀
ディビタリの軍事政権本部。カリニがのオフィスにティヨードルから戻ったバーセドゥが報告にきていた。オフィスのなかは一見質素なつくりに見えたが、アルメダン製のテーブルや絨毯などをみるときらびやかさよりは本質を重視する主の性格がそこここにうかがえた。
「カリニ様、ただいま戻りました。」
「うむ、ご苦労だった。娘は捕らえてきたのか?」
「はい。別室に監禁しております。カリニ様のご指示通り、戦闘機も奴らの手に入るように仕向けておきましたので、今ごろは必死になってこちらに向かっていることでしょう。」
「ふふ。こちらの思い通りにことは運んでいるようだな。」
「今のところはそのようです。」
「まさか奴らがベルネリ元帥の手から逃げおおせるとでも言いたいのか。今、元帥は権力を操ることに酔っているふしがあるからな。その夢見心地の気分を逆なでされては放ってはおくまい。全勢力を投入してでも奴らをせん滅するだろう。」
「まさにこちらの思う壺といったところですね。」
「さて、私は元帥にレジスタンスの小娘を捕らたと報告に行くとするか。バーセドゥ、いやアルモ君だったかな、ご苦労だったな。」
「カ、カリニ様、おからかいにならないでください。」
カリニは声高に笑ったあと、バーセドゥを下がらせ、上機嫌でベルネリの部屋へと赴いた。
第Ⅶ章 進撃
トラギたちレジスタンスの前途には難問が目白押しだった。チェルニがさらわれ、アルモが敵の副官の手下だったという事実はチェルニ奪還作戦が敵本星ディビタリまで続くことを意味していた。そのためにはティヨードルと小惑星の間、ラグランジュ1に浮かぶワープステーションまで行かなくてはならない。いま彼らが直面している問題はトラギたちの使っている戦闘機は最新型ではあるが、局地戦を想定して設計されているため、ティヨードルの重力圏を抜け出すだけの権力が得られるべくもない、というものだった。この点をなんとか解決しないことにはチェルニの奪還どころか現在の戦いを続けて行くことさえ困難になってしまうのだった。
しかし、この難点は寝返ってきた敵の情報によって解決した。それは、軍事政権側の戦艦の強大な推進力を利用する計画だった。
敵の戦艦の砲台を全て破壊していったん戦艦の機能を停止させたあと、メインハッチから戦艦内部に進入し、戦艦自身の推力をブースターにして重力圏を脱出する。そのあとは身軽な戦闘機だけでワープステーションにたどり着けるというものだった。
「これで当面の問題は解決したな。」
安堵の息を漏らしたのはショラだった。彼はここ2,3ヌールの戦闘で疲れ切っているようだった。トラギも疲れは感じていたが、チェルニのことを思うと疲れを感じている暇もなかった。ベルネリとカリニとそしてアルモへの憎悪が湧き上がって来て、いっときもじっとしていられないのだった。
「そうだ。俺たちの戦い、ベルネリを倒し、スヌクラにもとの平和を取り戻すための戦いの新たなる展開だ。」
トラギは一同を励まし、士気をもり立てた。寝返ってきたパイロットたちも自分の選択が正しかったという自信を強めたようだった。これでいい、とトラギは思った。その日は疲れと充実感でトラギはぐっすり眠ることができた。
トラギは宇宙空間に軍事施設があることは知っていたが、これほど大規模なものだとは思っていなかった。見渡す限りのスペースコロニーは軍事政権の強大さを物語っているようで、ふと自分たちの抵抗がどこまでベルネリに通用するのか不安な気持ちにおそわれてトラギは知らず知らずの内に身ぶるいしていた。
「ワープステーションはもうすぐだ。みんな気を引き締めていこう。」
仲間にというよりは自分自信を励ますように声をかけてトラギは戦った。(※自分自信はマニュアルの誤字)
第Ⅷ章 ディビタリ
ショラはこれまでディビタリに来たことはなかった。今、実際にディビタリに来てみて思ったのは、ティヨードルとたいして変わらないなという印象だった。別になにか変わったところを見たかったというわけではなく、また、それを期待していたわけでなかったが彼らの母なる惑星であるディビタリは彼のような開発惑星に生まれ、開発惑星に育ったものとしては一種独特の感情、それが憧れであるのかどうかわからないがそれに似た気持ちを呼び起こすのだった。
しかしショラの想いはたちまちのうちに改められた。巨大なダムや、軍事政権によって一般の人々が強制されて建造しているとてつもない戦艦などを見るにつけ、ベルネリを倒すのだという目的を新たな重みを持って再認識したのだった。
「チェルニ、待ってろよ。もうすぐ助け出してやるぞ。」
トラギは何かあるごとにチェルニのことを考えるようになっていた。今もとらわれのチェルニのことを思っていた。ひどい仕打ちを受けていないだろうか、今チェルニは何を考えているのだろうか、助けを求めて叫んでいるんじゃないだろうか、牢屋に入れられて絶望してはいないだろうか。
思うたびに、想う毎に新たな闘志が燃え上がってトラギの心中を焦がしていった。
「ベルネリ様、どうやらレジスタンスの手のものがここディビタリにまでやってきたようです。」
「そんなことはもうとっくにわかっている。どうやってあんな奴らがこの警戒厳重なディビタリにまでやって来れたんだと思うかね。それは君たちが無能だからだ。君たちはいったい今まで何をしていたんだ?ティヨードル派遣軍は全滅したという話を耳にしたしスペースコロニーでも奴らは無傷だった。君たちはその間何をしていたんだ。昼寝でもしていたのか?私をこれ以上いらだたせるな!」
劣化のごとく怒っていたベルネリはいならぶ副官たちを見回し、少し気分を落ち着けて再び口を開いた。
「いいか、3ヌールだ。それ以上は待てん。自衛軍の本星精鋭部隊を使ってでも奴らをしとめるんだ。」
副官たちは不動の姿勢を取ってベルネリに敬礼し、執務室を出ていった。
第Ⅸ章 死闘
ディビタリでレジスタンス側に寝返ってきたパイロットが重要な情報をもたらしてくれた。ベルネリの使う戦艦についての情報だった。
ベルネリ旗艦の制御はすべてファザー・コンピュータと言われるスーパーメインコンピュータによって行われている。戦艦の砲台が破壊されるとファザー・コンピュータは過剰に生産されたエナジーをエナジーユニットという形で戦艦外に放出する。
このエナジーユニットに弾を撃ち込んでその内部エナジーレベルを限界にまで高めたあと、戦艦に打ち込むとファザー・コンピュータのセーフティー機能が働いて戦艦はその機能を停止することになる。
トラギたちは色めきたった。やっと敵の首ねっこを押えた感じがした。
「スヌクラ星系に自由と平和を取り戻すまで、あともう少しだ。軍事政権の支配を打ち砕く日は近い。しかし、敵もここまで来たからには背水の陣をしいてくるだろう。なまはんかな戦いではないことは火を見るより明らかだが、これからの戦いで我々がこれまでしてきたことが試されるのだ。各自、最善を尽くしてスヌクラに自由と平和を取り戻そう!」
ショラの呼び掛けに一同は奮い立って戦いに望んだ。
第Ⅹ章 裏切り
「それで君のいうところの私にとって重要な内密の話というのは何かね。」
ベルネリはカリニの部下であるウラキ.A.エンツをやや見下したようにちらと見て聞いた。
「ただし、本来ならば君のようなものが私と直接話をすることはできないんだということを肝に命じて話すんだ。」
エンツは気後れせずに、ベルネリを見つめて話し始めた。ベルネリはその内容に一瞬びくりとしたようだったが、エンツはそれを見逃していた。
「はい。私はベルネリ閣下の生命の危機に抵触する可能性のある陰謀の存在を耳にしましたので、ご報告に参ったのです。これからお話しますことは、私の直接の上司であるカポシ.A.カリニが企んでいることですので、私といたしましては閣下に身の安全を保証して頂きたいと思いますが....」
エンツはベルネリが手を振って先を促すのを見て、ほっとしたようだった。
「現在、ディビタリを騒がしいているティヨードルのレジスタンスに手を貸していたのはカリニなのです。カリニはレジスタンスに戦闘機を与え、混乱を引き起こして他の副官たちに閣下の管理能力に対して疑いを板かせようともくろみ、あわよくば自らが閣下にとって代わろうとしているのです。」
ベルネリはそれからしばらく、エンツがしゃべるカリニの陰謀の証拠に耳を傾けていたが、やがて立ち上がった。エンツは驚いたが元帥の目が自分ではなく自分を通り過ぎて、実体の無いカリニの姿をにらみつけていることを知って落ちついた。
「話はわかった。下がってよい。」
エンツは不服そうな顔をしたが、すぐにその意味を悟ってベルネリの執務室を辞去した。エンツが部屋を出て行くとすぐさま、ベルネリはデスクセクタリーに向かって指令を発した。
「カポシ.A.カリニに連なるものを全員すぐさま処刑しろ。独りも逃すな。一切の手続きは無しの最優先だ。見つけ次第、処刑するんだ。」
ベルネリは椅子にどさりと座り、腕組みをして目を閉じた。今や彼には信じられる部下は残されていなかった。カリニはクーデター計画をたて始めたときから文字通り、彼の右腕だった、そのカリニに裏切られたショックはさすがに大きかった。
しかし、ベルネリには自らの政権を維持するという崇高な使命があった。
「誰にも権力の座はゆずらん」
ベルネリはそうつぶやくと、デスクセクタリーに向かって新たな指令を口述した。
第ⅩⅠ章 決戦
ベルネリの戦艦は強力無比で、またしてもレジスタンスは苦戦していた。
戦艦の攻撃はしれつを極め、レジスタンス側の戦闘機は撃ち落とされていった。しかし、戦闘機の軽快さを利したヒットアンドアウェイで戦艦にダメージを与えていった。
ついにファザー・コンピュータはその活動を停止し、トラギたちの進入を許した。
「チェルニ、どこにいるんだ!」
大声でチェルニを呼びながら、トラギは手あたり次第に通路を選んで戦艦内部を走っていた。
いくつめかの角を曲がったとき前方に明りが見えた。
そこには不気味なチューブに捕らえられたチェルニの姿があった。
「チェルニ!大丈夫か。」
「トラギ!来てくれたのね。」
「ベルネリはどうした?」
「逃げたわ。どこへだかわからないけど。」
「くそっ、ベルネリめ逃げ足の早い奴だ。」
「いや、俺たちも避難しよう。ここにいては危ない。」
トラギはチェルニをチューブから出してやり、もときた通路を引き返していった。
「これでOKだ!」
チェルニを捜している途中で見つけた高性能爆弾『BM-3G』が役にたった。脱出の道すがら仕掛けた爆弾は完全に爆破されるだろう。ベルネリの戦艦が爆破されれば軍事政権はもはや壊滅したも同然だと思うと、トラギは胸が熱くなるのを感じた。しかし、感慨にふけるのはまだ先の話だと再び気を引き締めたのだった。
二人は戦闘機に向かって走った。
チェルニを戦闘機の後部座席に乗せて、トラギはいま、少し照れていた。
「チェルニ・・・・ぶじでよかった。」
「ありがとう、トラギ。きっと助けにきてくれると信じていたわ。」
「さあ脱出だ。みんなのところへ帰るぞ。」
「ええ、早くみんなに会いたいわ。」
トラギとチェルニの乗った戦闘機が戦艦を脱出すると、戦闘の後部砲台のあたりから爆発が始まった。それは始めはゆっくりと、だがしだいに速度を増して戦艦全体におよんだ。一瞬、戦艦がまばゆく光り、そして大音声とともに最後の爆発を起こして大地に向かってゆっくりと堕ちていった。
大きなしかけ花火を見てるみたいだとトラギは思った。クーデターに端を発した軍事政権による支配が今、終焉を迎えたのだ。
トラギはチェルニを助け出し、ベルネリの最後の切札ともいえる戦艦を破壊したことで満足だった。今はただ、ぐっすりと眠りたかった。何も恐れるものはなく、何者にもおびえずに眠れるのはいったいどれだけぶりだろうかと思うと、体の中心から安堵感が手足の隅々にまで満ちてくるのがわかった。圧政は潰えたのである。
終章
ベルネリの独裁はトラギたちレジスタンスの活躍によって砕かれ、軍事政権は壊滅した。レジスタンスの活躍は全星系に知れわたり、トラギたちはティヨードルに市民の大歓声をもって迎えられ、いままでベルネリに締め付けられていた人々は久しぶりの自由を味わい、束縛されることの無い生活を取り戻して心が晴れ晴れとしていた。いまや暗い時代は去り、スヌクラ星系には自由の夜明けが訪れていた。
新しく樹立された統合政府にとって昔の姿を取り戻すことは時間のかかる地道な作業であることはわかっていた。それは容易ではなかったが、それでも人々は自由を満喫し、自由であるために、苦しい労働にも進んで参加した。
いまやスヌクラ星系は着実に平和への道を再び歩み始めたのである。
完
登場人物
トラギ.H.デクシニ
開発局長の息子。元テストパイロット。情熱家で力が入りすぎるきらいがあるが頭は切れる。また、俊敏で根性があるのでレジスタンスの中では一目おかれている。当ゲームの主人公。
ショラ.M.ノイア
トラギの親友。しかし彼とは逆に冷静沈着な性格の持ち主。軍事政権壊滅のため、トラギとともに出撃する。
チェルニ.O.ウィッカ
植民惑星ティヨードル総領事の娘。レジスタンス活動家。レジスタンスのみならず一般の人々にも人望が厚い。活発で思いやりが深く、人を引きつける力を持っている。
ホーロー.M.セラ
レジスタンス「ロクマ」のリーダー。自ら戦闘に加わったことは少ない。レジスタンス活動の方向を決める。いわば意見の調停役。
チザン.R.ベルネリ
元自衛軍幕僚長。政府情報集中管理センターの爆破をきっかけに、新軍事政権の確立に成功する。重税、束縛、徴兵を国民に課し、恐怖の軍事政府の元帥として独裁を図る。
カポシ.A.カリニ
ベルネリの副官。密かにベルネリ政権の転覆をもくろみ、レジスタンス活動のあと押しをする。しかし部下の裏切りによってその野望は砕かれ、ベルネリに処刑される。
ビーカン.S.パーセドゥ
カリニの部下。情報員としてレジスタンス「ロクマ」にアルモの名で潜り込み、チェルニを連れ去る。のちにカリニとともに処刑される。
アコージ大尉
政府軍第5戦闘部隊。寝返り派のひとり。大気圏脱出に関する重要なアドバイスを与えてくれる。
ミオ.D.クラッシ
政府軍戦闘員。レジスタンスの寝返り第1号。ビジュアルシーンでうしろ頭だけ登場。実際はこんな顔です。
ピン.D.フォト
旧政府軍集中情報管理局局員。ベルネリの放ったミサイルを最初に発見するが、直後にそのミサイルで帰らぬ人となる。ゲームでは最初に死んでしまう薄幸の美少女。
トリビア
【キャラクターの名前の由来】
トラギ・・・・トランジスタ技術(CQ出版社)
ラセイ・・・・ラジオの制作(電波新聞社)
ショラ・・・・初歩のラジオ(誠文堂新光社)
裏技の紹介
【スキップモード (追補MANUAL記載)】
起動時にドライブ0にゲームディスク0,ドライブ1にゲームディスク2を入れておくとオープニングアニメーションおよびビジュアルシーンを表示しなくなる。(ただし一部アニメーションとエンディングアニメーションはカットされない)
【ステージセレクト(現状エミュレータでは不可)】
1.CAPS LOCKとカナをロック。
2.CTRLSHIFTGRAPHと1~^
1・・・ステージ2
2・・・ステージ3
3・・・ステージ4
4・・・ステージ5
5・・・隠しステージ
6・・・ステージ6 (宇宙空間)
7・・・ステージ7
8・・・ステージ8 (敵本星 ディビタリ)
9・・・ステージ9
0・・・ステージ10
-・・・ステージ11
^・・・ステージ12
ステージ8以降を選択する場合、ステージ8を選択しディスクの入れ替えメッセージを出し、ドライブ1のフロッピーをディスク3に入れ替えてスタートしてから再度行う。
(ディスク読み込み時にディスクチェックを行っていないため。エラーを出さずに進行したり止まったりするのを防ぐ。)
TRACK LIST
ラジオ収録曲(FM音源)
ステレオタイプFM音源ボード
音源チップ:YAMAHA YM2151(OPM)
01 FUGA SYSTEM (IPL)
02 PRELUDE (オープニング1)
03 COUP D'ETAT (オープニング2)
04 SPACE FLEET (オープニング3)
05 TITLE MUSIC (タイトル)
06 TZELNIE (オープニング5・ビジュアル2)
07 DETERMINATION (オープニング6)
08 REVOLTY TAKE OFF (ステージ1 -FIRST MISSION-)
09 BATTLE COMMANDER (ステージ1ボス)
10 FEEL TIRED (ビジュアルシーン1)
11 A FORCE FOR GOOD (ステージ2 -MATERIAL PLANT-)
12 FLIGHT (ステージ3 -LARGE OCTOPUS-)
13 BE CAREFUL (ステージ3ボス)
14 BEFORE NIGHT (ステージ4 -DESERT FIGHT-)
15 OUT OF ・・・(ステージ5 -D.CITY 203-)
16 WAR (ステージ5ボス)
17 FORTUNATE STAR (ステージ6)
18 IN CONFUSION (ACCELERATION) (ビジュアルシーン5)
19 REVOLTY-GO AHEAD (ステージ7)
20 LIGHT HEART (GOIN' ON) (ビジュアルシーン6)
21 ANXIETY (DRIVE ALONG) (ステージ8 -BLACK FOUR-)
22 LIFE LINE (ステージ8ボス)
23 DRIVE ALONG (FAILURE) (ビジュアルシーン7, 9)
24 MAD SCIENTIST Dr. U (ビジュアルシーン3, ステージ9)
25 SOLDIER SPIRITS (ステージ10 -DARKNESS SIDE-)
26 WARNING (ステージ10ボス)
27 UNKNOWN SOLDIER (BLOWIN' UP) (ビジュアルシーン8, ラストビジュアルシーン4)
28 LIBERTY STORY (ステージ11 -MECHANIC CASTLE-)
29 TO OUR WILL (ステージ12 -REVOLUTION-,ビジュアルシーン4)
30 ALART (ラストボス)
31 GET EXCITED (ラストビジュアルシーン1)
32 MET WITH HEROINE (ラストビジュアルシーン2)
33 HEART BEAT (ラストビジュアルシーン3)
34 STABILITY (エンディング)
35 BYE-BYE !! (スタッフクレジット)
36 HANJI (隠しステージ)
37 OPTICAL ILLUSION (???)
38 DANCIN' STAFF (???)
合計時間 : 1:02:20
作曲 : 風牙賊(T-浅田敏弘, N-大井暢浩, Y-日出嶋康博, S-増田信一)
曲名はスタッフクレジットを参考。括弧内の曲名は絵夢絶党の発表名。
エンディングムービー
■エンディングムービー