**************** * * * マニュアル補足説明 * * と * * その他いろいろ解説 * * * * For * * * * OVERTAKE X68K * * * **************** Presented by ZOOM Inc. この度はズームX68シリーズ第5弾”OVERTAKE”を御買い上げいただき、 誠に有難うございました。早いもので当社がX68000を手懸けてきてからもう5年になりました。 応援して下さっているユーザーの方々には本当に感謝の言葉もございません。 今回は、設立当時の目標であった「とにかく68でソフトを5本出す」というその5本目になります。 そう行った事情もあってか、今回は非常に密度の高い内容のソフトになっています。 FOCA(to FUJI TELEVISION)との契約のおかげで実在のデータが使用されてい たり、サウンド方面も大変手の混んだ内容だったりと、F1ファンならずとも色々な部分で楽しんで頂け る物になったのではないかと思います。 さて、このドキュメントでは、当ソフトをより楽しんで頂くために、説明書に書き漏らしたことや その他「ちょっとしたこと」をご説明させて頂きます。 =============================================== *その1* まず、このゲームではディスクメディアで使用される方は「ファイルロード/セーブ」用に ユーザーディスクを用意しなくてはいけないのですが、これだとディスクの入れ替えが大変面倒に なってしまいます。 しかし実は、システムとオープニング以外をバックアップして、そのバックアップディスクを 使用するとその中に保存用データが記録されるようになっています。これだと、いちいちファイル セーブ/ロード時にディスクを抜き差ししないで済みます。 ただし、ライトプロテクトシールを貼ってはいけません。 *その2* ゲーム中、前方の車の順位が表示されますが、一体ドライバーは誰なんだろうと気になることが あるかと思います。そんな時、ワールドチャンピオンシップ時に限り、「コード入力」キーを点灯 させると、インフォメーションウインドウ上にドライバー名(先頭7文字分)が現れます。赤い矢 印が指している車のドライバーがその人です。表示しっぱなしにしておくと結構(ファンの人には) 楽しめるかと思います。 *その3* 16戦が終わった後、セーブ画面に入りますが、そこでセーブすると黄色い星が表示されます。 これは16戦が終わると1個つくようになってます。そのファイルでどこまでやっているかの目安に して下さい。沢山集めると何か起きるような気もしますが、たいしたことでは無いような気もします。 *その4* これはお詫ですが、ゲーム中にアナログジョイスティックを抜いて差し換えたりすると、 ゲームが正常に動作しなくなることがありますのであらかじめご了承下さい。 また、HDインスゥール時にはアナログジョイスティックは使用しないで下さい。 *その5* MIDI音源をご利用の方でSC-55をお持ちの方は、音源選択後の音色データ転送時に 本体液晶モニターのパート表示部分に御注目頂けると、苦労も報われることでしょう。 また、CM300/500をお持ちの方へ。動作テストを行っていないので何とも言えない のですが恐らく使用しても大丈夫であろう、と音楽担当が申しておりますが、だめだったら ごめんなさい。 *その6* 説明書の画面写真に、一部実際の画面と異なる物がありますが、これは入稿締切後に ゲームの方で変更があった為です。ご迷惑おかけしますがご了承下さい。 *その7* 今回のゲームでは内部設定が非常に細かく変更できるようになっていますが、これはひとえに 「処理速度差」を解消する為の対策と言っても過言ではありません。 16MHzでもフルスペックにすると多少落ちるほどですので、10MHzユーザーの方が 同じ設定にするとこれはもう大変なことになってしまいます。 更にMIDIの使用や、PCM合成、アナログジョイスティック等でも差が出てきます。 しかし、それでも26台エントリーさせたい・・・と言う人や、そんなのどうでもいいから なにしろスピード命・・・と言う人の為に項目が沢山ある訳です。 変更した項目内容はワールドチャンピオンシップ時のファイルの中にセーブ時の設定が記録 されています。 あと、通信プレイ時には必ず動作環境の統一(*)を、くれぐれもおねがいいたします。 (*) 画面モード・BGMの有無等の設定の差で、画面上の見た目と内部的な処理との間にタイミング差が 生じて、実際の勝敗の内容が変わってしまう事があります。この場合は表示されているトータルタイム にて勝敗結果を判断して下さい。 けんかしないでね。 =============================================== 以上です。 最後に・・・ 11月8日の発表会に足を運んで下さったユーザーの方々、そして 今回このゲームを開発するにあたり、多大なご協力を頂きました、 江藤正幸氏(SHARP AVC) に感謝とお礼を申し上げます。 (エンディングに名前出せなくてごめんなさい。) また、予告も無しに告知より1週間も発売がずれこんでしまったことをここに深くお詫する次第です。 ご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんでした。 それでは このソフトが皆様に楽しんでいただける事を願いつつこの辺で。 またどこかでお会いしましょう。 (文責) 株式会社ズーム 福田正和