効率の良い移動には通勤ラッシュを避けねばならないので基本的に泊まりの翌日は早起きする。
朝は日も昇らぬ5時に起床。
朝食であるパンを頬張りニュースを見ながら今日の具体的なプランを考える。
昨日は国道4号のチェックポイントを日光の真横くらいまで取ったので、朝から下道で栃木を目指しつつチェックポイントをゲット。
その後は日光方面へ行き、戦場ヶ原を経由して群馬県側に抜ける。そして、メロディラインを複数経由して直帰する。プランは決定。
5時38分にはホテルの駐車場を出庫。
出庫するときに地下から地上に抜ける狭い道で逆走してきたゴミ収集車に正面衝突しそうになった。
朝早いからと近道したんだろうけど。あかんよ…。
朝の国道4号線は幅も広く数車線ありトラックが100km以上で暴走する無法地帯。予想よりペースも早まった。
が、福島県の福島市に入るとやはり渋滞。以前も同じ目に遭い苦しめらたけど今回も同じ目に遭った。
片道2車線でも殆ど進まなくて大幅な時間ロス。
福島駅の横を通過したのは7時52分。なんとなく朝10時位に日光へ着いておきたいと思っていたけど大幅な遅れ。
福島県から栃木県に移った所にある那須の湯付近で国道4号線バッジを取得した段階で10時9分。お手上げ。
国道4号線は元々仙台で3車線あった車線が福島では2車線、そして1車線に変化してしまいペースは全く上がらない。
今後のためにも覚えておこう。
とにもかくにも国道4号線は草加から仙台まですべてコンプリート。次に向かうは日光。
道中の道の駅「湧水の郷 しおや 」。ここで11時17分。
道の駅 湧水の郷しおや 基本情報
朝食から6時間経過ということもあり、お腹はペコペコ。蕎麦をいただいた。
その場で手打ちしてる道の駅にしては本格志向。
つゆの味が薄味で個人的には物足りなかったかな。
日光に入り、名物いろは坂に入ったのは13時を回っていた。
ここは一方通行。
某漫画ではダウンヒルでMR-2がジャンプしてた道。
平日の月曜日なのに、やはり観光地。ヒルクライムでも車は多め。
思った以上にグネグネ道。
そして、画像にあるロープウェイの駐車場がある2kmほど前からまさかの大渋滞。
びっくりするくらい動かない。
ちなみに、右車線は駐車場側で左が中禅寺湖側に行くように分かれている。
渋滞の主な原因は駐車場がすでに満車状態で溢れているのと、左右の車線の混乱。
殆ど動かないのでここで紅葉を満喫。
大きな渋滞を越え、前は詰まりながらも進むようになる。
その先にある中禅寺湖も観光名所。
しかし…平日の真昼間なのに道路は混んだまま。駐車場らしきところは満車。
道路上に違法駐車する姿も多々見受けられる状態。
渋滞でチャンスと見た観光客も道路をビシバシ横断する無法地帯。
その後に戦場ヶ原へ向かう。
奥日光に広がる日本有数の湿原
この地が中禅寺湖をめぐって男体山の神と赤城山の神が争った「戦場」だった、という神話が名前の由来といわれる戦場ヶ原。かつて湖であったものが湿原化したもので、400ヘクタールの広大な面積を誇ります。湿原をぐるりと囲むように自然探究路が整備され、2時間ほどで歩けるハイキングコースになっています。350種類にも及ぶ植物が自生し、野鳥の種類が多いことでも有名。男体山を背景に広大な湿原を見渡せる展望ポイントが各所に設置されており、変化に富んだ壮大な自然を体感することができます。一年を通して楽しめますが、ワタスゲやホザキシモツケが見頃になる6月中旬〜8月上旬、草紅葉が美しい9月下旬〜10月上旬がオススメです。
駐車場の空きは見受けられるものの観光客の多さを見てそのままスルー。
今回悟ったのは、日光は危険ということ。
平日でこれだけグロッキーにさせられる観光地は初めて。休日ならどうなるか考えたくもないなー。
時間的にも13時半と目標時間から随分な遅れ。
群馬のメロディーライン巡りは途中にある1ヶ所だけ立ち寄ることにした。
頭の中で今後の方向性を組み立てる。
そんな中、車線のど真ん中に動物が2匹。
なんだ?と思うと猿が堂々と毛づくろいをしていた。
写真を取ろうと後ろから車が来ていないことを確認し停止。それでもまったくお構いなし。
構えようとしたら対向車線からきた車がホーンを鳴らし威嚇。
残念ながら撮影出来たのは逃げたところだった。
そして、若干道を反れるけどが途中にあるメロディラインをいただく。
尾瀬がこの先にあるということで。
もう秋なので曲の季節から外れるけど、「夏がくれば思い出す 遥かな尾瀬遠い空」と流れる。
さて、今後のルートをどうしようか考えた。
大きく地図を見ると近くに通っているのは関越自動車道。
その名前のとおり関東と上越地域を結ぶ道路。新潟県まで続いている。
というわけで、大きく新潟経由で日本海側を経由して大阪へ帰ろうかなと考えた。
関越自動車道に乗ってまずは日本一長いトンネル。
11kmあるらしい。御堂筋線のなんば-なかもず間くらいなのでかなり長い。
ちなみに長いトンネルといえば青函トンネルとかいう人がいるけど、あれは列車用で車は通れない。
その後冷静になり、スマホで時間を調べると日本海側ルートは圧倒的に時間がかかることが判明。
スマホのルートだと、即刻関越自動車道を下りて下道で東へ50kmほど走る。
そして、上信越自動車道から長野市や松本市を経由する中央自動車道で帰る方が早いと出た。
下道の走行は3時間近くかかり、上信越自動車道へ。インターの手前でガソリンを給油。
586kmの走行で燃費は11.96km/L。殆ど下道だったことを考えれば上出来。
17時06分に高速に乗る。しかし、その段階で猛烈な眠気が襲ってきた。
というわけで最初に入った小布施パーキングエリアで仮眠。
下のキャプチャー画面は目覚めた時なので2時間近く寝ていたことになる。
2シーターでも足元部分が広いので体を埋めれば割と快適に眠れる。Zの方が困るくらい。
こうして大きく見ると、下道を3時間近く走ってまでこっちを選んだのが正解だったのか疑問に感じる。
もしあのまま走行していたのなら既に石川県の金沢くらいにはいたかもしれない。
寝起きに脱いでいた靴下の片方が見つからないというハプニングがあったけど、早めの夕飯をいただくことに。
しかし…やっぱりというかパーキングエリアやサービスエリアの食事はどうも金額の割にいまいち。
親子丼を食べて出発。
この後は中央自動車道へ。
いつもならここから伊勢湾岸方面へ向かうところ。
しかし、深夜割引(平日でも午前0時を回れば料金半額)を使いつつ早く帰宅できる方法を模索することにした。
なぜなら、帰宅後ペットの世話と一定時間の遊びを要求されるから。
というわけで、名神高速道路を使い京都方面へ。この後は京奈和自動車道→第二京阪道路→近畿自動車道。
が、意外にも早く着きそうだったので逆算しつつ多賀サービスエリアで時間を潰すことに。
夜食代わりにおにぎりセットを頬張り23時過ぎまで待機し出発。
計算上、最初の通過料金所となる第二京阪道路の入り口を0時に通過できるはず。
結果0時14分とやや遅れましたが無事通過。高速道路代金は半額になるので4450円で済んだのだった。
意外だったのはそこからの時間。約30分で帰宅できたこと。
昼間だったらウチから富田林近辺でかかる時間。早く家に帰りたい場合の新たに有効な方法を発見できた。
今回の旅は感覚として距離よりも時間が長く感じた。休憩時間を含めてはいるけど15時間。
また、この帰りのルートは見どころがイマイチだったなーというのが反省点。
本当に何も無かった空虚感。
日光だけは恐怖症。これがインプットされたかな。
国盗りは昨年9月から始め600カ国中414カ国!
なんとか休みを活用してバッジは91。チェックポイントは2411になった。
ハイドラのバッジも結構溜まってきた!
今後も機会があれば日本のいろんな場所を走ってみたい。