シンプルで機能的なアルミ丸形状
アルミシャフトストラットバー(Type AS)
■シンプルで美しい、丸断面形状アルミシャフト使用。
■プレート部はスチール製ブルー塗装仕上げ。
■豊富な車種バリエーション設定。
■もちろん取り付けはボルトオン
■約130車種設定 \12,000

ダンパーキットの導入によりリアの内装にポッカリ穴が開いた。これはリアダンパーの減衰力調整のためである。しかしながら、この穴を利用してリアタワーバーを取り付けることが可能だ。当時、随分出回っていたボディ補強パーツで、最もポピュラーなものであったがZの設定されたメーカーは、このCUSCO以外は見つけられなかった。内装を切り取るという加工を前提としている為であろうか、謎である。

タワーバーというものはボディ剛性が弱ければ、効果が期待できる。そういうものである。とくに、私のZを始めZ32型と呼ばれるタイプは比較的Tバールーフを採用している場合が多く、ボディ剛性はあらゆる部分できしみという悲鳴を上げている。リアからもそこそこ聞こえていたが、このタワーバーこそ剛性向上に伴いきしみ音を消し去る、最も有効なアイテムと考えたのである。

トノカバーの存在しないバージョンRモデルのフェアレディZには光り輝くタワーバーがリアガラスから見えるようになった。演出という意味では抜群の効果が期待できた。

しかし、予想とは裏腹に取り付けた事により剛性の強化されたボディ面と覆い隠すように被さるハッチのせいだろうか、きしみ音はますますヒートアップ。おまけに剛性面の体感も「良くなった気がする」という曖昧な表現を行うまでもなく

「わからない。」

という、すっきりした結果になったのである。