H25.04.15(月) [ドライブ] フェアレディZを空から降ろす



 気づけばZが手元に返ってきてから2ヶ月が経過。
車で心配なのは、放置するとバッテリーが放電してしまってエンジンがかからなくなること。
バッテリーのためにエンジンをかけて放置という方法をよく聞くけど、静かな住宅街では完全に迷惑行為。

 以前、切れるギリギリ手前でセルが回る音が不安定で弱々しく虫の息という所でなんとかかかってドキドキしたことがあった。今回はどうだろうか?

 その前にZを降ろす必要がある。

 少々面倒で、下段のNSXを一旦退避させてパレットを鍵にて下降側へ回す。
事故防止のためにロックはできないようになっていて、常に回した状態にしなければならない。
今の季節なら問題ないけど、夏場だと蚊が大量にやってきて囲まれた上でボコボコにされる。

 地上へとシュート。

セルは勢いよく回ったけどエンジンがなかなかかからない。一旦セルを回すのをやめて最チャレンジ。

今度は勢いよくエンジンが回った。

NSXとバトンタッチ。NSXが空へ上がったのだった。

 ちなみに上らせるのもやや面倒。選んだ駐車場のタイプはこれでも幅広なんだけど、結構自分の技術ではギリギリ。
あと傾斜も割とあるのと、最後の車輪止めの窪みの直前で一旦大きな段差があって、タイヤが濡れていると加速して超えないとスリップする。

 黄砂をもろに被っていてガラスだけの拭き取りで数十分かかった。拭いたぞうきんは真っ黄色になるのね。
ファインチューニング後にテスト走行をしていなかったので、超地元の滝畑ダムエリアに車を進めることにした。

 久々に乗ると3,000回転付近の音はシビックの直管音そのもの。左右3気筒の完全独立給排気だから1,500cc3気筒の車が2台走っている音になる。
4000回転を超えると激しい音もなりを潜めていき心地よい音になる。
チューニング後はやはり別物で、初期トルクが非常に大きくなった事とアクセルのつきが凄く良くなっている。
低回転での加速の伸びはNSXよりも大きいくらいで、踏んだアクセルの量と加速の感覚がリンクせず、背中から押されるような感覚。
背中の重量物も無くなって、パワステも付いて操舵も楽々。

 滝畑ダムへ辿り着くまでに関西サイクルスポーツセンターが現れる。
ちなみに、凄く近いんだけどここへは一度も入った事がない。前にある金剛生駒霊園には両親が眠っているので度々墓参りに来る。

 関西サイクルスポーツセンターを越えてからダムに直前のトンネルまでが走るとすれば最適。
ダム付近は民家が多くあるので迷惑がかかる。道はややバンピーでコーナーリング中の橋も多く継ぎ目で飛ぶのと、雨の日はもろに滑るので注意。

 今日はダムの奥へちょっと進んでみた。

 ダムの奥に何があるかというと、キャンプ場がある。一部はマイクロバスでは不可能なくらい狭い道もある。写真は駐車場。
駐車料金は一日1000円だとか。四国で当たり前に見る道がここにもある。そしてお約束で、先にはお寺もあるのだ。

狭い道を楽しみに来たのではないのでここでUターン。Zだと左側の見切りが悪く、こういった狭い道は冷や冷やする。
NSXはそういった所が普通車以上である事を再認識、再評価しつつ帰った。Zで四国は結構難しいかな。