の車窓から。


車の醍醐味。その気になればどこにでも出かけられること。
今年も最果てまで行く休みが取れそう(今月度に公休を消化しないと消されるので消化。決して有給とかではない。)だったので、前年の反省点を踏まえ人数を確保することに。反省点とはつまり、1人だと走り続ける以外にやることが無いということ。いい景色があっても、1人で感動するより複数だと倍増するのだ。行動パターンも増える。

ということで。

決めたパターン。

1.仕事から帰ったら地元で友人を乗せて出発
2.青森から13:30発の室蘭(20:00着)行きフェリーになんとしても間に合わせる。
3.21:30着の飛行機で名古屋から友人が千歳にやってくるので間に合わせる。
4.ラーメンてつや
5.徹夜で世界遺産に認定された知床半島まで
6.最東端の納沙布岬
7.未定
8.旭川のグランドホテル
9.翌日は富良野で観光
10.20:10函館発青森行きフェリーになんとしても間に合わせる。

今年のル・マンは48時間体勢。故にドライバーも3人。完璧だぜ。

どうも会心の一撃のトップページで激励のリンクが貼られていた模様。
まずはそんな中から寄せられた応援メッセージから。


本場ル・マンは24時間だがこっちはその倍だ。徹夜に次ぐ徹夜で走り込む。
お土産、適当に買ってきたけど渡すまでに賞味期限切れるかも。


知床半島は単なる通過点。金を狙うなら根室の納沙布だ。


摩周湖の近くだったと思うが2名を連れてそれだけの理由で立ち寄る説得力が…。


車より睡眠不足による耐久ラリー。1秒落ちれば死を意味する。
運転任せても全員が寝不足だからおちおち横で眠れない死の行進。


あらゆる環境に対応できることを証明するのもル・マン。
なお、危険性の高いボンネットは開けないことにした。


寝たら全ての予定に間に合わないことが発覚。
予定されたチェックポインツは日の出ている間に回る必要があるッッッ!


社交辞令的な書き込みだが、きっと不幸の書き込みを待ってるに違いない。
そうは行かないぜ!(ひねくれ気味)


劇レアな食材を狙っていたのは言うまでもない。
ただ、食材は生ものが多く、かつ「美味」なものが多く某管理人に渡すような
レアアイテムを発掘することは不可能に近い。

>道中記楽しみにしてますので何かやらかしてくださいよ・・・・・・・・

アレですか。
一撃メンバーはみんな不幸狙いですか。


H17.7.21夜-7.22

仕事もそこそこの時間に終わり、なんば駅前の吉野屋で牛焼肉丼(並)を注文。家に帰ったら22:30。そこから、シャワーを浴び、準備を整え23:00には出発の予定だった。

…が、玄関の扉を開け放つと帰宅時には無かった妙な音がするじゃないか。

音の原因を探ると洗車用のシャワーのホースが途中で破け大放水。毎回根本の蛇口を開け閉めするのが面倒なので開けっ放しにしていたのが遂に耐えきれず!というところか。しかし、なんで、また出発するときになって…。しかも、蛇口、数年間触っていなかったため土の中に埋もれていて大変。最初はスコップで懐中電灯を片手に掘っていたんだけども、木の根が浸食してたりしてメチャクチャ大変。最後の方は素手で掘ってましたよ。

で、なんとか手探りで蛇口に触れた所で、やっと閉められました。が、シャワーを浴びたのに既に汗だく。これ以上のイベントは旅でも無いだろうなーと予感しました。

夜にスコップで土を掘る音が近所中にこだましてそりゃあ不気味だったに違いありません。しかも、直後に車が出発し、不在になるんですから。

74243kmよりスタート

友人1(コクピット勤務)の家はすぐそば。拾って、近くのコンビニへ。そこで目覚ましのドリンク剤を投入。気合い入れて行くことにした。とりあえず、現金で10万用意。ドーン!

ナビで検索したら青森までの走行距離は1200km。
到着予定時刻は明日の20時過ぎ。船は13:30。高速走行で時間を縮める以外にない。
ちなみにナビの高速道路設定速度は80kmで算出。

ETC利用明細
05/07/21 23:47 たじはや合併 支払 500
05/07/21 23:47 たじはや合併 支払 200

なんだかわかんないけど2回引き落とし。
ちなみに、たじはやというのは聞き慣れないけど羽曳野ICに乗ってすぐの料金所。
最近?名前が変わったみたい。

ETC利用明細
05/07/21 23:53 八尾本線 支払 250

ここから引き落とし履歴無し。






福井県 南条S.A

ナビのバージョンアップのお陰か今回は京都東で降ろされることなくスムーズに進行。
大体5速3500rpmクラスの走行でまったり走り続け、名神高速から北陸自動車道に抜ける。福井県南条SA、まずはここで1回目の休憩。200kmの距離を約2時間で制覇。実際の速度と走行距離が噛み合わないのが謎。少し小腹が減り始めたが次のSAまで我慢することにした。ちなみに次のSAといっても自分の中で決めた2時間後のSA のことなので午前4時まではおあずけ。

>ひたすら(1000km!!)海沿いを北上でつか、

そんなわけあらへん。海沿いに高速道路が続くのは新潟辺りまで。
海沿いに青森まで続いてたら1時間以上は早く到着できるんだけど。
北陸道沿いではバンパー、ナンバー共に虫の気配なし!







富山県 有磯海S.A

以前は5時間程で新潟入りしていた筈だが4時間でまだ富山。前回は琵琶湖周辺でロスしていたことを考えると明らかにヤバイペース。以前は1人だったこともあり黙々と攻めまくったということか。レースは命を削って走るものなんだと実感。このままだと予選落ちしてしまう。

とにかく、まずは腹ごしらえだ。安易だがカレーライスをチョイス。時間がないというのにまったり30分をここで過ごしてしまう。

ここで作戦会議。磐越自動車道を使うと太平洋側まで走る。このロスを逆に下道を使って秋田-青森と行くのはどうかということだ。しかし、時間的にも無理と判断。







新潟県 米山S.A

空が明るくなってきた。磐越自動車道に一番近いSAがここ米山S.A。少し早いがここで休息。そして、ぼちぼちヤバイ燃料を補給。次は福島県まで休み無しで一気に行きたいところだが、対面通行のためペースが上げられないことは必至。ここが毎回辛い区間だ。

74781km (走行距離538km)
燃費 9.08km/l







福島県 安達太良S.A

斜め下に落ちていくという表現が相応しい磐越自動車道。追い越し区間が現れるたびに全開走行。神経がすり減っていく。何度見ても無駄だ。ずーっと曇り空で晴れ間は一切見えない。

福島に入ったばっかりの地点だが最初のSAになだれこむ。とりあえず、ここから友人にバトンタッチ。靴を脱いで真横で風景を眺めたりするが、代わり映えもなく凄く飽きる。面白い車も現れない。






>ガンガレ、VG30!!

いや…応援する方間違ってるやろ。
ちなみに青森14時なら完全に遅刻な。







岩手県 紫波S.A

岩手県の真ん中。紫波SA。
とにかく、全然面白くない道だ。前回もこの道で苦戦したことを思い出す。何度か意識がとぎれた。運転している友人も共に夜を戦ったせいか、首が背中向きに曲がる現象を何度か引き起こしたらしい。とりあえず、ここで朝食。ここのSAはオニギリが置いてなかった。とりあえずパン1コで朝食は済ませた。

外に出たところで子供が母親に車のことを尋ねていた。その回答「これはZよ」。うむ正解。ちいさい子供には形より、どっちかというと色ウケがいいようだ。黄色は子供に大ブレイク。

75269km (走行距離1026km)
燃費 8.72km/l






前回も東日本フェリーはおとがめ無しだったのでジャッキアップの予定もなし。上甲板側に停止させるような場合は斜面が急角度になるので止められる模様。ちなみに1時間前の理由は、車検証を見ながら書くことがあること、車を乗せるのは30分前くらいから。移動の時間に加えて昼食の準備を兼ねると1時間前位前がベスト。あと、この季節の場合、北海道は旅行シーズン。故に、旅行者の車が多く先着車が多いとアウト。そうなると全ての計画もパァ。







青森県 青森料金所〜青森港

ETC利用明細
05/07/22 11:40 青森 支払 15,850

到着したら、まず申し込み。左のような紙に記載し車検証と共に提出。画像は室蘭からの失敗作。難しいことは特になし。

2名分。車込みで30680円。

申し込みは1等室。4人部屋しか残っていなくて相部屋になる可能性がありましたが、なんとか免れそう。13:30発なので実質6時間近くはゆっくりできそうな予感。

船の車載作業が始まるまでに時間があったので、コンビニを探す旅に。

が、なかなか見つけられず、青森ベイブリッジを渡ってしまったりして大変。なんとか見つけたサークルKでにぎり3つとポテチを購入。レジの人たちは東北なまりバリバリでした。

あとは指定の位置で待つだけです。

室蘭行きは、青森行きと違い左のような紙を見やすい位置(フロントガラス)に貼らされます。しかもくっついている両面テープが剥がれずガラスにへばりつき後に凄く苦しみました。

部屋自体は贅沢という感じでもありません。

洗面台には歯ブラシ、歯磨き粉、石鹸が人数分用意されてました。青森-函館は付いてません。テレビもリモコン付。青森-函館は付いてません。空調の調整も可能。青森-函館は付いてません。

値段の割にかなりの快適さです。

定刻通りに出発。
夜が明けてからずーっと曇りと雨の連続だったのですが青森に来てやっと晴れました。
風も殆どなく、波も穏やかです。

出発してすぐ見える青森ベイブリッジを記念撮影です。ちなみに有料道路ではありません。
少し脇に道がありますので必要性は感じられなく、正直これを作った理由がわかりません。

あとはゆっくり眠って体力を復活させる予定だったのですが全然眠くありません。車に乗っていると眠くなるのに、いざとなると全く眠くなりません。無理矢理に横になったりしても熟睡できず、体力は戻りませんでした。もちろん疲れも全然取れませんでした。大誤算です。

最後にレス

なんでそうなるかなー。
途中でオイル交換交換しようか迷いましたけど高いオイルを入れたばっかりなので
断念しました。日は浅いのに距離は交換時期です。

最高でした。
札幌付近は晴れた日は30℃とかあるんですけど湿度が少ないせいか涼しく感じます。
汗も出ません。
夜だと20℃は切ってました。(東北も朝方は18℃でしたけど)
車の中でもクーラーいらず。

北海道上陸まで虫はあんまり付かず。
意外でしたけど。

名古屋の友人が金曜の仕事を終えそのままセントレア空港を19:30に出る。
千歳空港着が21:30。2時間で俺たちの22時間と勝負しようというのか。

というか、2時間で来られるのかよ〜。

燃料給油回数は2回。満タンスタートからですが。

さて、上陸後はかなり激しい激走が待ち受けます。