H24.09.03(月) [ドライブ] 大阪-宮城・福島間 一泊二日ドライブ 二日目



 朝は7時に起床。ニュースを見ながら昨日コンビニで購入したパンを食す。
ニュースでは仙台で最高予想気温が30℃に達し、9月に入って続くのは異例とのこと。(福島県に行ったら35℃で大阪と感覚も変わらず。)
8時00分にチェックアウト。国道で福島西インターチェンジを目処に向かう。
位置的には福島駅のすぐ近く。この場所の西が本日一発目の目的地。ここから各種有料道路(現在は限定無料期間中)を経由し会津若松駅へ向かう。

結果から書くと期待以上の場所があった。



磐梯吾妻スカイライン
 いきなりクライマックス。
浄土平に至るまでの道の景観が走っていても、上から眺めても素晴らしい。
道中は、硫黄ガスが出ているために駐車禁止となっている。

また浄土平のパーキングのすぐそばに吾妻小富士の登山道がある。
時間の関係上行かなかったけど、ハイキングコースもあり綺麗な様子。

結論から書くとここから先は無くても良かった。
ここが圧倒的に素晴らしく感じた。

まずは浄土平に向かう道中の写真。
この辺りは硫黄の匂いが凄くきつい。


車中から。カメラだけを横に向けたランダム撮影。


  

 



 

吾妻小富士に登ることにした。一般所要時間は約1時間。
カメラアングルのせいか写真で見ると勾配はあまり無いように見えるけど、実際は割と急。



登山道を登ったところから見下ろしてみる。絶景!
私はやっぱり、こういう景色が一番好きだ。写真なんかじゃこの魅力と迫力は数分の1も伝えられないだろう。

ちなみにZはやや左側にあるビジターセンターの前あたり。黄色いのがそれ。

正面に見えているのが火口の山頂。この縁を歩く。…だけど安全柵も道もなく危険。
見えているより実際は急角度で踏み外すと一気に滑落し大事故に繋がる。それは内側だけではなく、外側も。
動画では道らしいものがしっかりしていないのが分かる。

やっぱり写真でみるとなだらかに見えるけど、実際は崖の下を覗き込むような感じでないと下は見られない。

山頂付近から見下ろしてみた動画。

そしてそこからの写真。絶景!
ちなみに草木の無いところが毒ガス地帯。

望遠レンズに交換して使ってみた。
思った以上でちょっとビックリ。


頂上から下るところの動画。砂利状の道で勾配がキツイので何度も滑ってこけそうになった。(音声にも収録されている。)
重心は前に持ってくるのがコツだと気付いたのは随分経過してから。

勾配が無くなった地点で動画をもう1ショット。




そして正面に戻ってきた。よくわからんモニュメント?と共に1枚。

水戸ナンバーのNSXがいた。ドノーマルで好感が持てる。
集まりで見る物に感動は無いけど、こういった偶然の天然物はちょっとドキドキする。

  

磐梯吾妻スカイライン・土湯料金所。
2012年11月15日まで無料(通常1,570円)


磐梯吾妻スカイライン
 見所がイマイチなくて微妙。
涼風峠のパーキングに立ち寄ったのは他車が止まっていなかったから。
3つの湖の中心にある五色沼にも寄ってみたけど、
思った以上にテンションは上がらなかった。ガッカリ観光地。

個人的に湖に関しては興味が無いから仕方が無い。

まずは涼風峠パーキング

磐梯吾妻レークライン・剣ヶ峰料金所。
2012年11月15日まで無料(通常930円)

五色沼 毘沙門沼
周りの沼で比較しても大きいようで、ボートの貸し出しも行われている。
1周できるかなり狭いコースが設定されているが結局歩かなかった。平日なのに観光客は割と多め。

  

 

ちょっと人目が多くて、わざわざ車を前に持ってきての撮影は恥ずかしかった。


磐梯山ゴールドライン
 磐梯山が望める…らしいけどイマイチ分からない。
一体どれが磐梯山だったのだろう。

磐梯山ゴールドライン・桧原料金所。
2012年11月15日まで無料(通常730円)

黄金平(こがねだいら)パーキング。
るるぶによると間近に磐梯山が見えるとのことだが、手前?奥?どっちが磐梯山?

そして、ちょっと行けば会津若松。
駅前のパーキングは1時間で200円だけど、周辺のパーキングだと24時間200円とかあった。(契約駐車場は1ヶ月8,000円と高め)
ここに車は置いて、会津若松城(鶴ヶ城)まで散歩。距離は2.6kmらしい。
街並みは整備された後なのか新しく普通。
気温は高く、大阪と変わらない35℃。気温・湿度感覚も大阪となんら変わらない。東北だと思って舐めていると痛い目に遭う。

と、ここで記念用にJR切符、そして名産品を購入。
福島といえば「赤べこ」と「起き上がり小坊師」。
起き上がり小坊師は縁起物。会津の伝統工芸品とは知らなかった。



そして1時間近く歩き、鶴ヶ城へ。
天然物ではなく一旦取り壊された後再建されたものらしい。

中は一般的な資料館になっている。
白虎隊が絡んでいると知ったのはこの時で、そもそも白虎隊を理解していなかった。
ちょっと調べ物をしてみようかなと思ったり。

駅に帰り着くと16時過ぎ。駐車場入庫が14時12分で出庫が16時14分。
流石に他に立ち寄っている場合ではなく帰ることにした。

というわけで無理矢理だけど大内宿(おおうちじゅく)の横を通る「大内宿こぶしライン」を通ることにした。
山の中には昔の旧街道が残っているようで、度々この道とクロスしていた。
こういった街道を歩くのも面白そうだ。

休日は大内宿周辺あたりで大渋滞になるようだけど、今回は平日の為かまったく車はおらず。
故にこんな写真も気兼ねなく撮影できた。

帰りは東北自動車道の白河インターチェンジより。(17時49分)
後は行きの道を戻るだけ。深夜割引を受けられる時刻丁度くらいに小牧料金所を過ぎれる筈だ。

…と思っていたら、長野自動車道に到達する前から電光掲示板に「坂城-更埴(こうしょく)JCT間 火災通行止め」
調べてみたら軽自動車がエンジントラブルによるトンネル内で出火ということだった。

手前のサービスエリアでもある「東部湯ノ丸サービスエリア」で夕食とガソリン給油。
この間に解除になれば…と思ったけど、そうもいかず。諦めて下道で、ショートカットの道を検索し出発。(20時51分)
坂城インターチェンジでの金額は4,200円。深夜割引は当然適用されず、予想外の出費。

あとは淡々と走行すると予想外に早く小牧料金所へ着きそうだったので、手前の料金所で休憩。
再び淡々と走り、帰宅は午前2時半。まったり走ればざっくり10時間半。

トラックの後ろについて走っていると、緊張感が無くなるためか眠気が強烈。
また後半はお尻では無く背中が痛くて、色んな体制で運転を試みた。

総走行距離は1,952km。燃費は9.56km/L。
出費は有料道路代金よりガソリン代金が大半を占める。(約3万円強)
逆に有料道路代は予想以上に安かった。青森まで行っても1万強(深夜割引適用)で済むのではないだろうか。






翌日のテレビで偶然か福島や宮城を扱った番組を見た。
鶴ヶ城でのレポートでは、風評被害で観光客が来なくなったとのこと。
また別の番組では「伊達の牛たん」が取り上げられていた。ドライブ直後なだけに少し嬉しくなった。

再び訪れたいのはやはり「浄土平」。次に訪れる事があればたっぷりと時間を使って回りたい。