~ 広島は尾道へ ~






仕事のメインは関西圏ながらひょんな事から9/9(金)に広島県尾道市での仕事が入り

私が行く事に。 現地での仕事は実質2時間あれば終わるんで、せっかくだし嫁も有給を

とりプチ旅行として一緒に行くことになりました。 交通費は会社の経費で出るしね。(笑)

旅行といっても尾道の見所など全く知らないんで、出発前にネットでチェック。

とりあえず見つけたのが






映画 「男たちの大和」 で実際に使われた1/1スケールのロケセットを見れるそうで、

当時、世界最大最強と言われた「戦艦大和」の大きさを体験できるなんて二度とないチャンス!

あとは、ちょうど衆議院解散総選挙という事で、尾道といえば「ホリエモン」が出馬した選挙区。

何処にあるかは知らないけれど、できればホリエモンの選挙事務所でも見てやろうかと。

食の狙いとしては「尾道ラーメン」か。 掲示板での情報によるとあまり期待できないらしいが。

せっかくなんで一泊する事にし、泊まるホテルを探してみるもピン!とくる所がなく、

各ホテルのHPなんかを見て立地と料金とを検討してみた結果、「ビュウホテルセイザン」に。








仕事は1時からなので出発は朝7時。 4時間と見て11時に到着すれば昼飯食っていい時間だろう。

湾岸線で神戸入りし、摩耶から神戸線で第2神明を抜け明石から山陽道へ。

それにしても山陽道はツマラン。 景色が山とトンネルばかりで飽き飽きする。

車は会社のレガシーなので、今回はエコランして燃費が何処まで伸びるかも挑戦。

福石PAで1回目の休憩。 ここまでで150kmちょいぐらいだったかな??

燃費計は14.5km/Lで頭打ち。 90~100走行ではこれが限界みたい。

2回目の休憩は福山PAで。 到着してみると、奥に見えるのは黒服軍団バリバリの893屋さん。

画像に写ってるのはほんの一部で、実際には20人以上はいた。 (((;゚Д゚)))

なんか途中でエライ人が来たみたいで全員で 「ちゃーす」。 叫ぶなよ、コエーよ。

ま、ここまでくれば尾道はもうすぐだ。

尾道IC到着~。



町中を抜けしばらくすると瀬戸内海。 もうこの辺りは尾道。

仕事まではまだ時間があるんで駅前に行ってみる事に。

駅前のド真ん前にいきなりホリエモンの事務所発見。

どうも雰囲気からして本人は居ない模様。 とりあえず写真だけ撮っておいた。

さて、昼飯をどうしようかと考え、事前にネットで調べていた尾道ラーメンの代表格「朱華園」へ。

11時オープンという事で、到着したのはちょうど11時。 店の前まで車で行ったものの

駐車場が分からず近くに路駐。 急いで店に行ったもののわずか1分足らずで行列が。(汗)

店内はもちろん満席で入れない客が店の外にまで。

ココまで来たからには根性で並ぶ。 でも客の回転が早く10分ほどで店内に入れた。

平日の12時前にも関わらず、こんなに客が並ぶなら期待せずにはいられない。

嫁は普通の「中華そば」、私はチャーシュー入りの「叉焼麺」を注文。

満員の店内でデジカメ撮影する勇気がなく携帯カメラにて撮影。 これでも結構恥ずかしかった。

ただの満席ならまだしも、テーブル席でしかもカップルとの対面相席やし。(笑)

目を引くのはやはり背脂だ。 小指の先ぐらいある大きさの脂がプカプカ浮いている。

面は平たい細麺でスープの色は濃い。 とりあえず勝負!! ズズーーーー。



( ̄- ̄)ふーん。



コレ、正直な感想。 マズくはないが、ウマくもない。 まさにフーン。

このラーメンに行列作って我先にと食べに来るやつらが理解できん…。

どうも客の雰囲気は尾道市民じゃなく、私達みたいな観光客っぽい人が多かったってのはある。

尾道と言えばこの店!!という事で入ってみたので、他の尾道ラーメンがどうかはノーコメント。

少し離れた「尾道ラーメン」の看板を上げてる店も行列でした。


煮え切らない思いをしながらもそろそろ時間なので、嫁を駅前に放置し私は仕事場へ。

2時間ほどでサクッと仕事を終え嫁に電話し再び駅前にて合流。 ウロウロした嫁曰く 「何も無い町」。


そろそろいい時間なんでまず予約したホテルにチェックインする事に。 地図で場所を確認しながら

上り坂を登って登って…車1台がやっと通れるような道をウネウネ抜けるとそこには









かなりくたびれたホテルが。(汗) 2人して目を合わせ 「や、やってしまったかも…。」

HPの作りで与える印象を180°変えてしまえる例。 かなり騙された感が漂う。

「インターネット」というものをこれほど憎んだ事は無い。





隣にはあやしげな城、そして駐車場と呼ばれるスペースには何故かサンドバックもある。

本気で車から降りる勇気が出てこず車内でしばらく考え込む2人。 「キャ、キャンセル??」

しかし当日キャンセルなどしたらキャンセル料だけ取られてバカらしい。

亭主として、一家の大黒柱として私は嫁に言ってやった。



「これは…試練である。」



これを乗り越えた2人はさらに深い絆で結ばれ、今後の人生でいかなる苦難苦行をも耐えられる。

どうやらレポのネタ的においしいかも!?と思ったのは私だけ。 嫁は素でドン引き。

こんな体験はもう出来ないだろう。 いざ突撃!!



フロントと名の付くただのカウンターに行くと若いニーチャンが出てきて 「いらっしゃい」。

予約名を告げ嫁が受付をしている間に、私はここでロビーと呼ばれているらしき空間へ。





インターネットコーナー キタ──────(゚∀゚)────────!!

小踊るような気持ちを抑え足を踏み入れていく。





期待どおり最高である。



インターネットコーナーとはこうあるべき見本だ。

ここから皆の掲示板に書き込みしてやろうと考えただけで失禁寸前。

部屋にもまだ入ってないのでここはグッと我慢。 とりあえずキーを受け取り部屋へ。

受付ロビーは最上階の4階であり、部屋は3/2/1階へと下がる。 私達は3階だった。

まずはエレベーターに乗った。



定員2名の。



狭いなんてもんじゃない。 こんな小さなエレベーター見た事ねぇヨ!!

家でもこんな近くに寄った事ないってぐらい嫁と密着。 少し恥ずかしいぢゃねーか。(ポッ)

そして部屋に到着。 私達が予約してたのは少しリッチなミデアムツインプラン。

HP内のイメージ画像ではこうだ。









そしてこれが現実である。



ねぇ、何か写ってはいけない霊らしきものが写ったりしてない?、ねぇ?大丈夫?

とりあえず荷物を降ろし、腰掛けようと椅子を少しずらすと何かが動いた。。



イモリの先客である。



空調機械の後ろに隠れてしまった。 すいませんねぇ、騒がしくしてしまって。

クローゼットを開き服を掛けようとすると床を何かが走った。



ゴキブリの子供である。



森の合唱団よろしくとても賑やかな部屋だ。 全くもって寂しくはない。

暑いので今のホテルではあまり見かけない空調設備のスイッチを入れてみた。

ブオーーーーン、、、どうやら動いてはくれるようだ。 一安心である。

しかしあまり冷えない。 作動音はするものの風量がどうも少ないようだ。

フィンに手を当ててみても風がほとんど感じられず、しばらくすると









冷気だけ出てきた。

冷房というより、冷蔵に近い冷やし方だ。 わしゃ野菜か!!


いっこうに冷えないクーラーはあきらめ、外に出ていく事にした…。



─ つづく ─