~ モーターランドスズカ決戦Ⅸ (リベンジ) ~






雪に邪魔されくやしい思いをした年末のMLS決戦。

年を持ち越しても冷めやらぬ熱い走りへの想い。

元旦を迎えたかと思えばカレンダーはすぐに2日…そして3日、ど氏からのお誘い。

「行くぞグルァ!!」

しかし3日は以前から嫁との約束である買い物ツアー。 くっ…すまぬ。

そして最後の休み前の3日夜、とある某掲示板。







上等やんけ。







しかしあえて連絡は入れない。 もし神が戦いを望むなら、運命が2人を導いてくれるだろう。

3日に誘ってくれたど氏だけにはメールをブチ込んでおく。 「4日、ワレMLSニ出撃ス。」

MLS!!MLS!!とほざく管理人として、タイムは遅くて口だけかよ!と陰口言われない為にも

正月明けから走りに行くこの気合いの入れようを見せておかんとな。



そして就寝。



翌日は5:30起き。 6時に出発し、いつものルート。 7:15、針テラス通過。

もしこの国道上で 「ヤツ」 と出会ってしまえばもちろんその場でバトル必至。

しかしながら、本当に来るのかも分からないし、何時枠を走るのかさえ全く知らない。

もしかしたら 「ヤツ」 は行くのを中止にしてるかもしれない。



それも全て神が決める事。



8:00、関ICを降りて下道。 このまま向かえば少し時間が早すぎるか。

いつものコンビニには寄らず、普段は立ち寄らない手前のコンビニで時間を潰す。

トイレを借り、そのまま食べ物コーナーへ向かう。 えーっと、オニギリは…と。





━━━━ ピキーン!!









父さん、強い妖気が!!











そ、そこか!!(クルッ)











何やっとんねん。











振り返るとそこには 「ヤツ」 こと国王様が仁王立ち。







あぁ、やっぱり出会ってしまったんだね…波平。





コッソリ闇討ちするつもりが先に見つけられてどないすんねん、俺。



とりあえず2台でMLSへ向けて出発。 現地に到着するとどうやら1番乗り。

一瞬、休みか??と思うほどの静けさ。 まぁいい、少ないにこしたことは無い。

荷物を降ろしているとエボとインプが到着。 正月からよく来るね。(オマエモナー)



今回の目標は何としてでも51秒台突入。 初の助手席取っ払い仕様。

降ろした荷物のほとんど、いや、99%がセンターより後ろの物って所がどうでるか。

だってフロントの軽量化はナンプレ取っただけやし。(汗)



走る前に見て分かったのは、リアのフェンダーとタイヤの隙間が明らかに広がった事。

おもくそヒップアップ。(なつかしい言い回しw) 見た目はぶっちゃけカコワルイ。



走行前に空気圧のチェック。 アカン、前後共に1.8しかない。

阿部君に空気入れを借りてみたものの、エアバルブの口がうまく合わなくて入らない。(汗)

そうこうしている内に9時枠スタート。 しょうがない、このまま走るとするか…。



いつものように2周ほど様子を見ながらラインのチェック。 3周目から本気モード。

うん、イイ感じ。 気温も低くタイヤもなかなかタレないんでアタックが続けられる。

8周ほど走って一旦車を止め、事務所のモニターでそれまでのタイムをチェック。








「51.692」













51秒台、キタワ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!



2006年度の目標を1月4日に軽く達成してしまった。

底なしに縮み続けるベストタイム、右肩上がりのドライビングテクニック。

もしや!?とは思ってたものの、まさかこんな身近にいるとは…。




Zに愛された天才が。(自作自演)




来年はF1ドライバーのオファーがくるかもしれんな。 せやせや、用意しとかな。

シューマッハよ、残念ながらお前の時代は終わりやわ!! ガハハハハハーーーー!!



(上記の発言に関して一切の苦情・苦言はお受けいたしませんのでご了承下さい。)





気分上々で事務所を出て再び車に乗り込んだ所でsyabu氏もピットイン。

すれ違いざまにグッと親指を立てベスト更新をアピールし、コースイン。

もう少しタイムを詰めれそうな所を詰めるべくアクセルオーン!!

10周目 52.2

11 〃 52.5

12 〃 52.4

13 〃 52.0

14 〃 52.2

15 〃 52.2

16 〃 休憩でピットイン

もう52秒台はいらんのじゃボケ・アホ・カス・ナス!!

この後もラインを変えたりシフトタイミングを変えたり色々してみるものの、25周目に

「51.744」 を出しただけで後はぜーーーーーーんぶ52秒台。 計30周の走行で。

51秒台が2発だけだったんでsyabu氏にグチったりしたんだけど、あらためてよーく見ると

休憩時と51秒台を除けば後は全部52秒台ってのもなかなかやるな!、と。(自画自賛)

これがレースならタイムをまとめてきた俺の勝ちちゃうんか?、と。(拍手喝采)



やっぱF1シートのオファーが俺にk、、、パーン! (狙撃)



syabu氏はなんと、今回で49秒台半ばまで持っていきやがった。(汗)

むーん…。せっかく縮まったと思った差をまた広げやがった、あんにゃろーめ。

今回感じた事として、スペアタイヤや助手席まで降ろすとリアのトラクションが無くなっちまう。

これは鈍感な私でもハッキリ分かった。 ヘアピンでいつもの立ち上がりタイミングでアクセルを

踏むとリアが簡単にスライドする。 立ち上がりはまだアクセルでコントロール出来るが、

一番怖かったのが通称オニギリコーナーでリアのトラクションが抜けた時、マジやば。

かつて1度もスピンをした事がないってのが自慢の私が、この日だけで3度ほどオニギリで

スッ飛びかけた。 正確に言うとコース外にブッ飛ぶというより、フロントタイヤを軸に回る感じ。

同じオーバーステアでもアクセルオンでのコントロール出来るパワーオーバーではなく、

コーナリング中のチョンブレだけでリアのトラクションがスコーンと抜けるから恐ろしや…。



来年のF1シートが確約されている(であろう)俺様でさえ、、、パーン! (狙撃2発目)



全体の軽量が出来たとしても、前後のバランスがとれてないとこうなる悪い見本。

しかし、全てが悪い方向だったとは思ってない。 前後バランスは確かに悪かったが、

車体の軽さは明らかに感じ取れていたし、癖させつかめばまだまだ上を狙えるんじゃないかと。

あぁ、夢(妄想)が広がりんぐぅ~。





帰りの名阪国道。 大渋滞するから名阪で事故ヤメレ!!







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