~ ツインサーキット決戦Ⅱ ~






前回、超大雨でお流れになったトンカチ主催のツインサーキット走行会が3/19に延期になり、

次こそわ!!と思ったものの、私は延期以前より決まっていた仕事が18・19日に入っており、

「神の御意志」 によりまたしても戦う事を許してもらえそうになかった。


とりあえずエントリーはせず仕事の諦めモード。 ところが、またしても土日の天候が悪く、

どうやら走行会は雨模様。 うふふ、ザマアミロ。 俺様を走行会から村八分にするからだ。


しかし、土日が雨予報のため仕事の方も急遽21日の祝日に延期。

その21日は祖父の墓参りの予定が入っていたので、走行会にもエントリーしてなかったし

日曜日に母親と嫁を引き連れて墓参りに行く事にした。

雨の中、最初は墓参りに行ってその後に約束していたツインに応援しに行くつもりだった。



…が、



なんと私が走行会に参加しない事を知ってか、奇跡で日曜日の鈴鹿方面は晴れマーク。

ちょっとマテよ。 朝からダッシュで墓参り(京都)をしてツイン…もしかして間に合う!?

そんな時、嫁が聞いてきた。 「明日の墓参り、何時に出発するかお母さんが聞いてきてるけど。」



「ろ、6時で。」



「夕方か??」



「そ、早朝で…。」(精一杯力づよく)





「このクソが!!」





泣かないモン!僕はもう泣かないって決めたんだモン!!(半ベソで)

日曜の休みにも関わらず、平日よりうんと早起きして墓参りって心が洗われるよねー☆



エントリーもしてないのに、とりあえず見切り発車で6時に墓参り出発。

レガ氏で阪神高速から名神高速に乗り継ぎ京都南IC。 下道を30分ほどでお墓到着。

今は亡き爺さんへの挨拶もほどほどにトンボ帰り。 ダッシュ!ダッシュ!!



家に戻ってきたのが8:30頃。 これだけでこの日150kmほど走破。(ハァハァ)

一応走行会の準備をし、レガ氏とZを入れ替える為にマンションを出てまずは会社へ。

天候は晴れ! 燃料もがっつり満タンで出発!! まずは現地の天候をsyabu氏に確認メール。



ピピピッ 「そっちの天気どうよ?」

ピピピッ 「まだ来るな!こっち晴れてる!!」



来るなって言うなよ~、まるでこの俺様が雨男みたいじゃないかよー。(´・ε・`)















まぁ、確かに俺様が出発してすぐに
雨が降ってきたけどナ。(汗)










画像では見にくいけど、五月橋辺りなんて雪まで降ってきたしナ。(汗汗)

つか、三月の後半に関西で雪なんてありえないしナ。(汗汗汗)









…恐るべし俺。 こ、これはマズい。 とりあえずsyabu氏にメールで現状報告だ。



「ゆ、雪が降ってきたんですけど…。」 やんわりと送信。

「もういい、帰れ。」 ズバッと返信。



走行中は雨が止んだかと思えば雪に変わり、また雨が降ってきたり。 しかし、現地の天気が

晴れという事なら期待して向かうべし!! ペースは悪くない、まだ間に合うか!?



そう思わせておいて途中、緊急工事渋滞で1回休み。



渋滞により30分ほどロスしたものの、まだ大丈夫。 それにしても、、、













ホンマにそっちは晴れてるんやろな…。

この先が晴れなんて誰が信じられようか…。











ほら、また雨降ってきたってばよ。(汗)

俺が雨に向かって走っているのか、それとも常に俺の真上に雲がいるのか…。

しかし、神は俺を見捨てない。 名阪国道最後のトンネルと抜けると…。













太陽キタ━━━━━━(・∀・)━━━━━━━━!!

雨雲を振り切った伝説の男と呼んでくれて結構。













時間的にも走行会の最後のクラスにはギリで間に合いそう。

関ICで降り、いつもの下道をいつもの様に。 時間的には確実に間に合う。

ところが途中でペースダウン。 3台前のマーチが丁寧なライン取りで走ってくれる。(つまりノロい)

イライラは最高潮に達し、途中の交差点を適当に右折。 これ以上待っとれんわい!!!

車もなくズンズンつき進み、「だいたいこの辺りか?」 と思われる交差点で左折。これまた快調。





♪ど~こ~ま~で~も~続~く~真っ直ぐ~の~道~





♪そして~気が付けば~

















(゜Д゜≡゜Д゜) 知らない土地ー。(棒読み)








……。





「ナビ無し、地図無し、方向音痴」 というヘレンケラーばりの三重苦。

交差点を曲がってからたぶん20分近く走った。 かなり走った事は間違いない。(汗)

とりあえず、まだ来た道を脳内メモリーに記憶されてる間に戻った方が良さそうだ。(滝汗)



♪ど~こ~ま~で~も~続~く… (リプレイ)



記憶をたどりながらようやく元の道に戻り、リスタート。 くそっ!何処にいきやがったマーチめ!!

遙か彼方を法定速度を守って走っているであろうマーチに遅れること約1時間、ツインに到着。

「おう、来たなゴル!」 「でええい!今の走行クラスわ!!」 「もう二巡目よん」











間に合わなかった…。(ハァハァ)













とりあえず2台の後ろに停めて見学する事に。

ん??さっきまで晴れてたのに何やら雲行きが怪しく…。



「誰かさんが来たから何や天気が悪ぅなってきたなぁー。」 「ほんまやなぁー。」

何か俺様の後ろで ”巨大な物体” がブツブツ言ってるようだが無視しておこう。



「アレ??さっきまで晴れてたのになぁー。」

その後も ”アゴ髭を伸ばしたチンピラらしき人” が後ろでブツブツ言ってるがこれも無視。











ピンポンパンポーン♪ お昼のニュースです。 まずはお天気から。



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昨日までの予報では晴れマークがついていた鈴鹿地方ですが、京都付近にあったゴル気圧が名阪国道を

急激に南下し太平洋高気圧を強引に押し下げております。 なお、このゴル気圧は寒いギャグを引き連れて

おりますので昼からの鈴鹿方面は 『晴れのちゴル、所により局地的な雪』 となるでしょう。

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ポツ、ポツ、ポツ、、パラパラパラ…。 (あっ、雨…。)

びゅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーー!! (なんじゃこの強風わ!)

バチバチバチバチバチ!!!! (雨が雪にぃぃぃ 痛テテテテテ!!)













ず、ズバリ的中ですね。(爆)







たぶん3月下旬にあの辺りで雪が降るなんて、観測史上初めてじゃないかな。(爆)

その後は降ったり止んだりの天気でパッとしないものの、路面はドライを保ち走行会は続行。

らく2&syabu氏のクラスが走行となり、せっかく来たんだからとsyabu号の助手席に乗せてもらった。



コースIN寸前、前方には係長Z。 追いかけ回すべし!!


話しを聞くと1本目はsyabu号の方がタイムは上だったらしい。 さすがウチのZ32エース。(ぉ!)

この調子でこの2本目、3本目、決勝レース共に全部ブッちぎっておやりなさい!!


早速コースIN。 私自身、始めてのフルコース体験でもある。



コーナリング中は何とか勝負出来そうな雰囲気だが、やはりストレートでTTに引き離される。

(お前が乗っとるからや!!とかのクレームは無しの方向で)

しかし、ストレートの加速だけでなくコーナーの立ち上がりでも負けている。

この辺りが早めにアクセルを踏めるSタイヤとラジアルタイヤの違いもあるのだろうか。

同じZ32とはいえ、やはりこのサイズのサーキットになるとNAの限界を感じずにはいられない。

それにしても、ドンガラとはいえシビックにストレートで抜かれるとは思わなかった。(汗)

そんな感じでそれなりにZ32同士のバトルを助手席にて楽しんでいると…







前方の2コーナー手前で砂埃が!!































Zの山登りぃぃぃぃぃぃ!!

<その時のスクープ動画>

















どうやら自力で脱出できたようで、走行終了後にドライバーと少し話しをしたんですが、

Fバンパーをヒットしたようでボメのバンパーが少し垂れ下がり、左フロントタイヤが

バンパーに接触してるようでしたが、その後も走ってますた。(汗)

でも結局、やっぱり具合がよくないようで決勝レースはリタイアしてました。



係長との勝負はコテンパンに負け。 最後は1分9秒台まで出されたらNAではお手上げです。





この後、各クラスもう1本づつフリー走行があり、最後はタイム順で先頭からグリッドに付き決勝レース。

Mr.トンカチ主催の走行会はコレが凄い。 初心者であろうとヘタクソであろうと最後にはレース。

こんなの普通の走行会ならありえない。(笑)

エントリーもしてないし、その上、遅刻までしてきた私。 ええなぁ、みんな楽しそうやなぁ…。



うずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうずうず…













はっ!!











気が付けば何故か私の車にゼッケンが!!(笑)







という事で、皆の走行を見てたらいてもたってもいられなくなり、Jr氏に預けてあるエントリー費

16000円の内、6000円分で決勝レースだけ出させてくれと交渉してみたらOK!の返事。

決勝レース7周を6000円で走ると1周約850円という、遊園地のジェットコースターより割高

な感じもするだろうが、ここまで来たらもうお金じゃない。 頼むから走らせてくれ!と。(笑)

何より走った事もないコースでいきなり決勝レースに出る俺様もどうかと思うが。

台数の空きがあったDクラス(初心者)に入れてもらい、初走行だしグリッドは最後尾でお願いした。



そして緊張のスターティンググリッド。









「さぁ、やってまいりました。 ここ鈴鹿にあるツインサーキットで行われるトンカチ杯決勝レース。

コンパクトカークラスに紛れ込むそのZ32の様相は、まるでゼロ戦に挑むB29爆撃機であります。

この不気味な静寂の中、車内に響き渡るは己の鼓動、今か今かと待ちこがれるエグゾースト。

スタートフラッグのその先にある陽炎へ、今まさに飛び込もうとしている各車スタンバイ!

1コーナーにあるのは栄光か落胆か、さぁ、戦いへのカウントダウンが始まったぁぁぁ!!」



3・2・1、、、GO!!





…つーか、実際はGOの合図が全く聞こえず、画像を見てもらえば分かるようにかなり先でフラッグが

降られてたようなのだが全く見えず。 前の車が動いたのを確認してからゆっくりスタート。(笑)


スタートしてまずは前方の軽2台の間に入り1コーナーまでに2台パス。 ちなみに左側の軽は

「チーム・ど」 なので負ける訳にゃイカンですばい!!


そのまま1周目はダンゴ状態。 ズラッと車が縦一列に並びながらコーナーを回るんでパス出来ない。

しばらくするとバラけてきていい感じだが、邪魔の入らない先頭はすでに遙か彼方。


とりあえず、目の前の1台ずつパスしていかねばならないのだが、はっきり言ってノーマルZでは

コンパクトクラス相手に車間を詰めてもパスが出来ない。 (ムチャすりゃ行けるけど)

もうココはストレートで排気量勝負な訳ですよ!!


最初の4周ぐらいで2台ほどストレートでパスし、4つほど順位を上げた所で前方にシビックのTypeR。

抜けそう……なんだけどやっぱ抜けない。_| ̄|○  軽ならまだしも、テンロククラスになると

流石にこの程度のストレートでは抜けない。 うーん、くやしいなぁ。(^^;)


しばらくケツに張り付いて観察してると、シビックは2コーナーの立ち上がりで真ん中を通るライン

で走る事に気が付き、2~3コーナー間は意外と道が広いのでアウトから立ち上がれば左カーブの

3コーナーでインを突けるか!? よし、次の周回でカウンターアタックだ!!!



…という所でチェッカーフラッグ。



理想通り出来たかどうかは別にして、いやぁ、レースも面白い。 今までのように単純にフリー走行で

前の車を追いかけるのとはまた別の雰囲気。 ただ追いかけるだけではなく、どうやって抜こうか??なんて

今まで考えた事もなかったけど、自分なりに考えて相手の隙を見つける面白さって言うのかな、

もちろん相手も必死だしコッチも必死。 互いに真剣に走ってるからこそ楽しい。


車もトラブル無く終了し、水温も90℃を超える事なく安定。 何よりトラブルが無かった事が嬉しい。(笑)

このレースもタイム計測はされており、私のタイムは1分18秒台。 (後日のフリー走行では15秒99)

僅かな時間でしたがすっげー楽しかったです。 ツインのフルコースは気持ちエエなぁ~。


ブレーキに関してはMLSと比べると優しいかな。 そんなにガッツンガッツン踏む事もないし。

ただ、ガソリンは半端なく減ります。 同じ時間走るならMLSの倍減ると思っておいて下さいまし。

空気入れもあれば洗車コーナーもあるし、2階の休憩室も広くて居心地バッチリ!!











最後は係長へのツッコミで締めくくりたいと思います。


















そこコースちゃうし!!!









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