キャリパーオーバーホール+パッド交換












サーキット3発で死亡という純正パッドに嫌気が差し、ヤフオクにて社外品を購入した。

3/18に控えたおなみじハッスル走行会も近いという事もあり、単にパッド交換だけでは面白くない。

(私が参加してるからと言って別に 「面白さ」 を競う走行会では無いという事は付け加えておく。)



そこで、だ。



悪魔のZが生まれて早17年。(平成2年式) この辺りでキャリパーのオーバーホールを考えた。

芝爺氏のサイトにて下調べのお勉強。 Dラーにてキットを購入、ホームセンター、オートバックにて

作業資材も購入。 こういう所に行くと ”余計な物も購入したくなる病” が発病するのが人の常。

つい油汚れ用手洗い洗剤までも購入した。w



キャリパーのオーバーホールをする理由をあらためて考えてみる。



・ピストンの動きを良くする。

ピストンに僅かな錆でも発生すると動きが妨げられスムーズに動かない。 スムーズに動かない程度では

油圧で押されるピストンは少々の抵抗も問題なく動くが、酷くなり固着してしまうと非常にやっかいだ。

パッド押しっぱなしならまだしも、最悪は 「ピストンが出てこない」。 これは死亡フラグ確定。



・汚れを防ぐ

通常はゴムブーツで砂埃や水の侵入を防いでいるが、このブーツが劣化等で破れることが多々ある。

ピストンの動きうんぬんの前にまずこのゴムが破れていては話しにならない。

サーキット走行は勿論、通常走行でも高温になるブレーキパーツの一部がゴムってどうなのよ??

これはもう消耗品と考えて間違いなし!!



さて、早速交換作業開始だ。





まず、当たり前だがタイヤを外す。 相変わらずボロボロ…。

外して見る度にブロックが飛んでる箇所が増えてやがんの。 もうこのタイヤは二度と買わねー。



以前から気になってたローターをチェックしてみる。 あやしい 「筋」 がお分かりだろうか。(汗)

当初の予想ではパッドカスか何かがローターに塗り込められているのかと思っていた。





触ってみた。





段差があった。














夜通し泣いた。












「オシャレな絵柄」 かと思われた筋が、実は単なる凸凹だったというオチ。

内側の黒く光ってる部分はまだローター、外周に近い白っぽくなってる箇所は全て金属が剥離している。

いくら純正パッドとはいえ、サーキット3回で終了するなんて少し早すぎとは思ってたが納得。



このローターなら大根1本を2分で下ろせるね☆





お約束のパッド厚み比較。 削れてるというより潰れてるという表現の方がピッタリとくる。

それにしても、ローターにクラックが入るとか歪むとかすり減るとかは聞くんだけど、表面の金属が

グランドキャニオンの如く削れていくなんて聞いた事が無い。 もしかしてコイツは…









自らスリットローターに進化しようと思ったのでは無いか!!







あるあるあ……ねーよ!!









さてココからが本番。 キャリパーを外す為にまずブレーキホースを外さなければならない。

ホースが繋がってるんでメガネレンチは使えない。 スパナをかませて、、せーの!!









(ココで過去の思い出がカットイン!)











シャキーン!








シャキーン!





















































































おまいらイイ工具使えよ!



結局、しこたま準備して行った作業はパッド交換だけという何ともやるせない気持ちでお腹一杯です。





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