哀しみのバレンタイン
今年のバレンタインは例年にも増して不作であった。エルニーニョの動きも活発化し、その煽りを最も受けやすいsyabuは「0(義理含む)」という記録を作ってしまう。他人の義理チョコを奪い食うも、強奪という行為はやはり気持ちのイイものではない。そこで…だ。友人「かずなり」氏の彼女にひたすら頼み込みいただく形になった。
しかし。しかしである。「彼」であるかずなりから受け取るチョコ。青筋を作るかずなり。怒りの一言。
「3倍返しな。」
そういう彼の表情は鬼…鬼や。
ブロードバンド時代到来のため写真サイズは4倍ズーム。いってみよ。
1.オープン!
バコッ!という音と共に姿を現す巨大な…チョコ?
グランドキャニオン?なんじゃい、こりゃあ。
チョコレート…ケーキ。
布団圧縮袋に入っているかのような不条理な真空状態を作り出しながらも形を崩さないマールブランジュの技術力には脱帽だぜ!
2.最高のお菓子には最高のコーヒーで
見ての通り、最高級のコーヒーを用意させていただいた。「ゴールドブレンド」。まさにジパング。黄金の国ジパング!!
封を開けた瞬間に高級感、上品な香りが鼻腔をくすぐる。このためだけにインスタントコーヒーというものは存在するのかもしれない。
3.セットアップ完了
Appleロゴのマグカップになみなみと注がれたコーヒーを見てくれ!そして、ケーキを上品に食うための必須アイテム、フォーク&ナイフ。妙に大きい気がするが決してステーキ用なんかじゃない!気のせいだ!畜生!
ナイフで4分の1サイズにカット!行儀良く待っているケーキを今まさに襲おうとしている瞬間であります!萎縮するケーキ。
4.食う。
どうよ!あえてこの食う感覚を文字で表現するなら「ガツガツ!ムシャムシャ!」。ボロボロと崩れていくケーキを上品に食うのは至難の業。
「アンタの人生そのものヨ(ボロボロ)。」
…というメッセージを込めた素晴らしい贈り物だね!
メッセージに対するオレの答えはこうだ!
見ろ!
上品な食い方の一例。社交界では、苦しまないように一突きすることが大流行。
うむ。ごちそうさまでした、であるぞ。
そして、滅多にない時間を与えてくれたかおり様に感謝。
総合評価
彼に一突きされる :★★★★★★★★★★
彼女に一突きされる:★★★★★★★★★★
うまさ :★★★★★★★★★★
来年への期待 :★★★★★★★★★★
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