ギリシャ神話の扉の向こうに永遠の歴史が流れ続けている─
CALⅡ(キャルⅡ)
対応機種 : SHARP X68000シリーズ
メディア : 5inch 2HD (4枚)
定価 : 7,800円 (税別)
発売日 : 1991年4月20日
販売元 : バーディソフト
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PROMO WORD
ギリシャ神話の扉の向こうに
永遠の歴史が流れ続けている─
────そんなあなただけの世界
それがCALⅡなのです…。
『はじめに…愛と美の女神ヴィーナスの御言(詔)』
『CALⅡの物語(プロローグ)』
おれの恋人の『結城美加』ちゃんが、おれのちょっとした過ちで『時の女神アイオーン』に『時の世界』とやらに連れさらわれてしまった。早速、おれも『愛と美の女神ヴィーナス』を召喚して、『時の世界』へと旅立ったのだが、時の女神アイオーンは『時の神殿』に美加ちゃんを幽閉し、おれ達はなかなか神殿には踏み込めない。
そこで、おれは『典雅女神(カリス)』といわれる『花の盛り・タレイヤ』、『喜びの女・エウプロシュネー』、『輝きの女・アグライヤー』を捜しだし、華麗なる三女神の力を借りて、『三種の神器』を手に入れ、いざ『時の神殿』へと乗り込む事になった。
旅の途中、『典雅女神』を捜す為に、様々の美少女たちと出逢い。一つの事実を聞き出した。三人の女神には躰の何処かに『カリスの刻印』と呼ばれるアザがついているらしい……
壮大なギリシャ神話と人類の歴史の中で繰り広げられる冒険と数々のお色気(!)を交わしながら、果たしておれは美加ちゃんを救い出す事ができるのだろうか!?
おれは物語の佳境へと進みながらも、時は一刻を刻み続けるのだった……。
プロローグ
おれの恋人の『結城美加』ちゃんが、おれのちょっとした過ちで『時の女神アイオーン』に『時の世界』とやらに連れさらわれてしまった。早速、おれも『愛と美の女神ヴィーナス』を召喚して、『時の世界』へと旅立ったのだが、時の女神アイオーンは『時の神殿』に美加ちゃんを幽閉し、おれ達はなかなか神殿には踏み込めない。
そこで、おれは『典雅女神(カリス)』といわれる『花の盛り・タレイヤ』、『喜びの女・エウプロシュネー』、『輝きの女・アグライヤー』を捜しだし、華麗なる三女神の力を借りて、『三種の神器』を手に入れ、いざ『時の神殿』へと乗り込む事になった。
旅の途中、『典雅女神』を捜す為に、様々の美少女たちと出逢い。一つの事実を聞き出した。三人の女神には躰の何処かに『カリスの刻印』と呼ばれるアザがついているらしい……
壮大なギリシャ神話と人類の歴史の中で繰り広げられる冒険と数々のお色気(!)を交わしながら、果たしておれは美加ちゃんを救い出す事ができるのだろうか!?
おれは物語の佳境へと進みながらも、時は一刻を刻み続けるのだった……。
キャル2について
よく分からないストーリー展開だが初っぱなに現れたアイオーンに恋人の美加をさらわれて、違う時代に送られる。しかもその時代毎に自分の恋人みたいなのがいて、エッチすること。最後に辿り着くには3種の神器が必要で、アザを持っている人間がそれを持っている。色んな世代、国が異なるのと、グラフィックの描き手が違うので、統一感はあまりない。グラフィックはベタ移植の16色。無理に256色とかにするより余程こちらの方がデキが良かったりするのでそこまで気にはならない。この時期になるとそういう割り切りができるようになってきた。X68000で出してくれれば有難い時代に突入しつつあった。
結構短いアドベンチャー仕立てで、選択次第で数カ所ゲームオーバーもあるが、ゲームは簡単にクリアできる。しかし、この短いプレイ時間と少ないグラフィック枚数にはやや納得がいかない。 最後の終わり方も、ラスボス!と思いきや…。同社のジョーカーシリーズは割とシナリオは良かった記憶があるのだが、もしかしたら、このシリーズはCGの分野で評判が高く付いたのかもしれない。当時の評判の良かったグラフィッカーが参加しているようだ。見たことのあるタッチが結構ある。
音楽面ではX68000版へ移植されるにあたりADPCMでリズムパートが追加され、ステレオに対応した。淡々と流れる曲なので印象に残ることはあんまりないのだが、短いゲームなので何回もクリアした人は印象に残っているのかもしれない。
ミュージックモードがゲームには標準で付いているがエンディングだけは聞けないので注意。オープニングと同じ曲なんだけどやや違うのだ。手元にあるMDXの全曲集にも含まれていなかった。