こんばんわ。
ジェノサイドの前半とG2の2-1を担当した、もうすぐ20歳の長谷川です。
この度はお買い上げいただき有り難う御座いました・・・なんて事を書いても
つまんないでしょうから、そうですね、開発中の話をしましょうか。
あれは、入社して3カ月ほどたった頃でしょうか。チーフの山尻さんから突然、
「タウンズやってね」と言われて以来半年間、それはもう(ピーッ)で(ピーッ)
で(ピーッ)ってな毎日でしたよ。ウソですけど。
それはさておいて、いろんな事件をまき起こしたのは事実です。
「ジェノのソースを全部消しちゃったよ事件」とか「うえぽんさんのディスクを
なくしちゃったよ事件」とか、番外編として「オーバーテイク・サンマリノ背景
・・・
データ紛失事件」(なぜか私の机の中にあったというオチ。以来しばらくの間、
社内ではディスクがなくなったら真っ先に私の机を捜すのがセオリーになってし
まった)など枚挙にいとめがないほどです。
前の年まではユーザーという視点でゲームを見ていただけに、いざ自分で創る
となると、やりたい事とそれを実現する自分の能力とのギャップに苦しんだりも
しました(そんなに深刻に考えたわけじゃないですけど)。いわゆる「生みの苦
しみ」ってやつですね。それを徹底的に思い知らされたのがステージ3-3を組
んでいる時でした。
なんだか山さんに文書で謝罪されてますけど、あの頃はたしかに少し苛立って
いたのでいろんな人に迷惑をかけてしまったような気がします。ごめんなさい。
(しかしこんな事、お客さんの前で話していいのかなぁ?)
でもってもう貴方はご覧になったと思いますが、(ゲームやりましたよね?)
そういった中で組み上げられたのが3-3です。何かを感じて戴ければ幸いです。
(パワーとか根性とか若気の至り(?)とか・・・)
あと思い入れがあるのはジェノ2のピンク色のヘビですか。
初めて動かしたキャラクターなので、画面を元気に泳ぐ姿に涙したものです。
(泣いたのは嘘ですけどね)
もうああいう感動を得られないかもしれないと思うとちょっとね・・ってセンチ
になってられないよ。まだまだ若いんだから(自分でいうな)がんばらなくては。
うう、書くことがないっ! 目標は100行なのに。
そうそう。私が心の糧としていた「ジャンケンキッズ」と「おはようラプラプ島」
が終わってしまいました。あと残るは「おばけのホーリー」だけです。「やだもん」
もいいけど、やっぱり今なら「ビーナス・ハイツ」だよね。
「ウゴウゴ・ルーガ」でしたっけ? まだ観たことないんですよ。
終わっちゃうって噂を聞いたけど、その前に一度観たいなぁ。
私の趣味をちょっと露呈してみました。同志求む。(求めんじゃないって)
というわけで、10代最後の夏をオフィスで過ごしたこの作品。
お世辞でもいいから「面白いっ!」って言ってくれたら至上の幸せ。
どうか末長く、貴方のタウンズのおそばに置いて戴けたらと思います。
新人のくせに長々と語ってしまいました。(まったくだ)
ではまたの機会に、どこかでお会いできることを祈りつつ。
By 「文にカッコが多いのが目印です」の二代目を襲名したい
長谷川 つよし (まだ子供なの) でした。