エルスリード
 ○メディア 5"2D 1枚組
 ○価格 7,200円
 ○発売 1987年3月20日
 ○発売元 NCS

Title : エルスリード
Manufacture : NCS
Year : 1987.3.20
System Specific : NEC PC-8801mkIISR以降
Media : 5inch 2D
Sound :
YAMAHA YM-2203(OPN)
Specific : FMx3,SSGx3
Artist : Osamu Kawada/Fumie Kawada

Track : 5
Time : 5:27


01 オープニング
02 エルスリード軍BGM
03 ヴェルゼリア軍BGM
04 エルスリード軍BGM2
05 エンディング

曲名は正式のものではありません。


■ストーリー
伝説さえ残らぬ古、星々から光と闇が舞い降りた。
世界の全てを巻き込んだ激闘は、持てる力を結集した光が、
大地の奥深く闇を封印することで終わりを告げた。

そして再び、時に忘れられし彼方より闇が甦る。
光の王国エルスリードに展開する光と闇の戦闘パノラマ。
壮絶な戦いは、序をむかえたばかりである。

■ファンタジーの世界を中心にしたRPGは当時でも数多くあったが、シミュレーションとなると殆ど無かった。そんな中に舞い降りたのがこのエルスリードだった。光と闇という分かりやすい設定に、戦国物などにありがちな経済を発展させてあの手この手で攻略を行うのではなく、将棋のように進んで攻め込んで倒すというようなシンプルな設計。魔法という概念があることで単純なユニットの強さにプラスの力を与えることができた。そのお陰でより戦略性が深まった仕様になっていたのだ。ただ、魔法自体はエリア(土地)にかけるので、ユニット自体に掛かる物ではないという難儀な特色であったが。

1画面に収まる全体マップがこのゲームの全てで、あとは21カ所の拠点毎の戦闘シーン用のマップが用意されている。途中にストーリー説明など無く、敵のマークの付いている陣地に乗り込み自分のマークに変える。それだけのこと。最大7つの種類のユニットを使って攻略する。当時のゲームらしく、移動の選択等は番号入力式だった。カーソルキーがあるのにわざわざ使用しない方法というのはプログラムの面倒くささからだろうか、それともパソコン独特の色を出すためだったのだろうか。

また、エルスリードと言えば「AI(人工知能)」という言葉が必ず出てきた。当時の流行語の一つだが、パターン化したものではなくコンピュータ自らが状況を判断して考えて行動するというもの。その意志を言葉として右下のウインドウに敵の言葉が表示され、考えがプレイヤー側にわかるようになっていたのだ。ただ、敵の考えを読めるというのもどうかと思うが、その辺りはAIを主張したかった制作側のご愛敬というところだろう。

■音楽に関してはシンプルだ。広告に謳われていた「凝りに凝ったBGM」というものとは随分違う気もするが。過大広告が当たり前だった当時なのでそれは仕方のないことなのだろうか。曲自体は全部で5曲。「エルスリード軍 BGM2」は劣勢の時に使用される。またエンディングも2種類あるのだが、エルスリード軍勝利の際に使用されるものだ。いわゆるバッドエンドというものにはヴェルゼリア軍のテーマが使用されている。

■裏技
・隠しグラフィック
 Sを押しながら起動する
・エルスリード国エンディング
 Lを押しながら起動する
・ヴェルゼリア国エンディング
 Dを押しながら起動する