ここまで見せます、ミッシェル嬢のすべてを。
スターシップランデブー
対応機種 : MSX2 / MSX2+
メディア : 3.5inch 2DD (2枚)
定価 : 7,800円
発売日 : 1988年11月26日(発売予定7月→8月→10月31日から延期)
開発 : アークライト
販売元 : スキャップトラスト
○RAM64KB以上必要
○VRAM128KB以上必要
○MSX MUSIC対応
GALLERY
PROMO WORD
ここまで見せます、ミッシェル嬢のすべてを。
PC-9801シリーズ、PC8801mkⅡSRシリーズで大好評だった「スターシップランデブー」が、ついにMSX2 MSX2+で新登場!!豊富なグラフィック画面はすべてがアニメーションだし、スプレンディッドな10曲のオリジナルサウンドが、いやおうにもゲームを盛り上げるんだ。そしてMSX2+ならではのニューモードによるデジタイズ画面では、な、な、なんと!ミッシェルのリアル・セクシー・アニメーションが楽しめるぞ。しかもうれしい事に、「ミッシェル」の熱いメッセージの入った豪華写真集付とくれば、もう君は買うしかない!!
そう、キミはこの宇宙船に勇敢にもひとりで乗り込んだ男なのだ。そしてこの宇宙船にはガーダーというロボットのほかには、女の乗組員しかいない。キミはこの乗組員たちを捕まえ、なんとかして彼女たちから真実を聞き出さなければならない。 どうやって?
アクションシーンでのキミの為すべきことは、彼女たちをイカすために用意されたアイテムを集めることだ。そして、彼女を捕まえたら……
捕まえたら、キミの腕の見せ所だ。 軽く始めてもいいし、思いっきりゴーインに行ってもいい。さあ、彼女がありのままの姿をさらけ出したら、あとは、思いのままだ。
ストーリー
人類の宇宙への進出は、スペースコロニー建設以後、急速に進められた。内惑星、外惑星の探査が進むと、人類の眼は自然に太陽系外へと向けられた。恒星航行への実現に向けてワープ航法のテストが繰り返されていた頃、宇宙の片隅に突如SH(スペースホール)が出現した。それはブラックホールともホワイトホールとも全く性格を異にした、理論上ただの穴だった。やがてワープ航法が完成されると、その謎を解ために人類はこぞってSHを目指した。しかし、SHへ向かったすべての宇宙船はその謎を解くどころか、消息を断ってしまったのだ。いつしかSH付近一帯は航行禁止区域となり、そこへ踏み込もうとする者はいなくなった。どれほどの時間が流れただろう。SHの近くに突然宇宙船が現れたのだ。しかし今度は迂かつに近付く者はいなかった。過去の苦い経験のせいもあり、航行禁止区域に乗り込む勇気あるものがいなかったのだ。しかし、勇敢にも正体不明の宇宙船に単独で乗り込んだ者がいた………。
スターシップランデブーについて
にしひろさんより寄稿
日本のパソコンゲーム層というのは作り手も受け手も男性が多くの割合をしめており、その為にいわゆるアダルトゲームのほぼすべては男性的主観での性表現になってしまうのが当然であるといえる。現実味のないアニメ絵のアダルトゲームが定着したのもそんな結果のひとつであると筆者は考える。
で、筆者は本作を「セックスとは女性の為に男性が奉仕する行為である」という多くの男性層にとっては容認したくない認識で表現されたゲームだと考えている。
マウスカーソルをカーソルキーで(え?)動かし目の前の女性キャラを歓ばせるためにそれとおぼしい箇所を己の体力消費と引き換えにクリックして攻めろ、同じ所を何度も攻めるのは時間と体力の無駄だ、彼女の快感を途切れさせない為にも感じる箇所を次々と探し、そして攻めろ!事前のアクションステージ(え?)でゲットした大人のオモチャも総動員だ!
ところで男の性欲なんてのは女のそれと比べればヒヨヒヨのヘナヘナなんだそうだ。だから男は視覚で性的興奮を促進する必要があって電気つけてセックスしたい、となるらしい。幸いにもこのゲームでは彼女から「電気消して…」とかは言われていない。ひたすらディスプレイ上の視覚情報とメッセージとして表示されるあえぎ声を己の想像力で聴覚情報に変換したりして吸収し、性的興奮を自発的に促進させて彼女がイく最後まで(精神的に)果てぬように頑張るのだ!
かなりイマイチな感覚だがプレイヤーを応援するかのように新しい画像も表示される。捕虜かなんかで食事もロクに与えられてないのにたまにでる食事もまずくて勘弁、って具合のニュアンスで…。(補足:多分実際の人物を取り込んだ後アニメ絵風に補正してあるのだろう。おかげで良くも悪くも生々しいのだ。)
さぁ、耐えろ!戦え!それが男だ!そしてこれがセックスの悲しい現実だ!男の主観で済ませる程女は都合よくは出来てないぞ!「あ、茜、イクっ!」だと?アホダマ~((C)梨本小鉄)っ!そんなヌルい、そう、自分勝手なセックスしかできない様な奴は修正だ!ボカっ!お、親にも殴られたことないのに…。うるさい!もひとつだ!ボカっ!ま、またぶったぁ…。うるさい!右舷弾幕薄い何やってんの、ってあ、脱線してるよ(笑)。俺が何やってんだか(汗)。
話、戻します。で、このゲームね、FM音源のBGMが懲りまくっててMSXにしてはかなりええ音を出しているのですがアクションシーン中は処理速度の都合からかPSGのみで鳴るんだわ(補足:裏技でFM音源にも出来る。処理落ちが革命的だぞ(笑))。ちゅーわけでかなりのFM音源のBGMはミュージックモードじゃないと聴けないんだけどこれがまた裏技だったりするから意地でも見つけようネっ!って…どこまでもアツいよなぁ。このゲーム。因みにBGM担当は『タクティクスオウガ』とか『レイディアントシルバーガン』な人でコレがプロデヴュー作なんだと。
ストーリー?あるある、スゴイのが。もう、全部笑えるとも言えるし全部ハズしてるとも言えるし、とりあえず、スゴいよ。エンディングのアニメとかも。
あとね、MSX2+だとスペシャルステージっつーこって実写のオネーチャン(その名もミッシェルさん(笑))といたせるのですがどうにもリアル感がないんだわ。実写なのにね。あとミッシェルさんに限っては体いっぱいにクネクネとアニメします。笑えるぞ。
裏技の紹介
【ミュージックモード】
オープニング画面でF2を押す。
【アイテム数増加。押し続けているとスタミナが回復する。】
F1F3F5を同時に押す。
TRACK LIST
ラジオ収録曲(FM音源+PSG)
MSX MUSIC + 内蔵音源
音源チップ:YAMAHA YM2413(OPLL), GI AY-3-8910
01 Operation in Unsteady Space (Opening)
02 The Art of Noise (Stage Start Visual)
03 Madness and Its Synergistic Effect (Stage1 AIR LOCK)
04 MAZE TRAP!! (Stage2 ENGINE ROOM)
05 Bass がブ・リ・バ・リ (Stage3 SUB BRIDGE)
06 Work of Digging at Midnight (Special Stage)
07 Mysticsm (Visual)
08 The Sunset for The Sunrise (Game Over)
09 Don't Forget Your Wonderful Memory (Ending)
合計時間 : 22:55
作曲者 : 崎元仁, 岩田匡治