あなただけの青春がこの中にある。
同級生2
対応機種 : NEC PC-9801VM/UV以降
メディア :
5inch 2HD (11枚)
3.5inch 2HD (11枚)
定価 : 9,800円 (税別)
発売日 :1995年1月31日(HD専用版)
1995年2月10日(FD対応版)
販売元 : エルフ
○18歳未満の方はご購入できません。
○ハードディスク専用
○要MS-DOS3.1以上
○要バスマウス
○ハードディスクの空き容量要20メガバイト以上
○要RAM 640KB
○要アナログディスプレイ
『同級生2』PC-98版について
1995年1月31日にエルフから発売されたPC-98版『同級生2』について、ゲーム内容だけではなく、当時のPC-98を取り巻く環境、開発スタッフ、発売当時の販売状況、他機種への移植、キャラクター、メディア展開、公式グッズ、音楽など、さまざまな角度から記録しています。単なる攻略情報ではなく、1995年当時にPC-98版『同級生2』がどのようなゲームだったのかを、当時のPC環境や個人的な体験も含めて振り返ることを目的としたページです。注:ネタバレあり。
目次
同級生2 for NEC PC-9801VM/UV
※マニュアル抜粋
PACKAGE REPRODUCTION
装いも新たに登場する『同級生2』!あなたの青春をこの一本に高密度濃縮充填!●前作のシステムを周到しつつさらに進化した移動システムを導入し、使い勝手を向上させました。ストレスを感じずにすいすいプレイ出来ます。●サブマップを使って行きたいところを一発選択!キャラが自動的にそこまで移動してくれます。これさえあれば、めんどうなマウス操作は必要ありませんね。●行きたいところが画面内にあれば、マウスの右クリックでオート移動も出来ます。●登場するキャラは多種多様!様々なタイプの女の子が出演しています、きっとあなたのお気に入りの子が見つかるでしょう。でも、一度で目当ての女の子を口説けるとは限りませんよ。あなたの行動次第で女の子を口説けるかどうかが決まるのですから。●キャラデザインはますます人気の『竹井画伯』!力の入ったキャラクター達がディスプレイいっぱいにあふれます。●同級生はバーチャルナンパ青春SLGです……なんの事かわからないというあなた!とにかくプレイして下さい。甘酸っぱい青春をぎゅっと詰め込んだこのソフトはあなたをゲームの世界に取り込んで、自由気ままに行動して貰うのが目的です。プレイしている内にいつしかこの世界の虜になっているでしょう。●胸ドキドキのシーンがいっぱいなのも見逃してはいけませんよ、あの子やこの子……マウスを握る手が思わず汗ばむ怒濤のHシーンがあなたを待っています!
■基本情報・歴史
◆『同級生2』PC-98版概要
『同級生2』(Dōkyūsei2)はエルフが企画・開発し、NEC PC-9801VM/UV以降ハードディスク専用として1995年1月31日に発売したバーチャルナンパ青春シミュレーションゲーム。PC-98ユーザにはゲーム起動のバッチファイル名から"NANPA2"でも伝わることが割とある。『同級生』の続編にあたりシステムなどの基本部分は共通で数年後の世界だ(ただし主人公や住んでいる街は異なる)。
動作環境としてMS-DOS3.1以上がインストールされているハードディスク(必要空きメモリ20MB以上)とバスマウスが必須となっている(実はキーボードにも対応している)。なお、成人向け製品のため未成年は購入することができない(これも必要環境のうち)。
正確な対応機種はPC-9801VM21およびPC-9801UV21以降となっている。動作環境としてメインメモリ640KBと16色表示が必須だが、初期状態でメインメモリ384KBの上に16色を出せないPC-9801VM0/2/4、16色表示が可能でもメインメモリが384KBしか搭載されていないPC-9801UV2では標準で動かないといった予防線であろう。
●1995年当時にハードディスク専用のゲームはどうなのか
1995年1月の時点ではWindows 3.1の存在もあり、ハードディスクはそれなりに出回っていた。だが、ゲームのためにPC-98シリーズを使い続けてきたプレイヤーとっては、まだ贅沢品のような存在だった。ハードディスク専用のゲームはポツポツと発売はされていたものの「これを遊ぶために HDD を買う」とまで言えるような超大作は、まだ数少なかった。
その常識を大きく変えた1本が1993年12月11日にアリスソフトから発売された『ランスⅣ』だ。当時「西のアリス、東のエルフ」と並び称された、まさにその「西のアリス」だ。私が勤めていたのが西日本の店舗だったからかは定かではないが、ランスシリーズは旧作がずっと売れ続けるドル箱的な人気で、18禁シールがまだない初期版、後からシールが貼られた版、さらに印刷済みの版まで存在するロングセラーだった(対照的にエルフにはそういう長く売れ続ける作品は見られなかった)。そんな看板シリーズの新作が、ついにハードディスク専用となった。そして爆発的に売れた。店頭のワゴンに山積みにされていたのだが、煤がすぐに付着して目立つため、ダスキンのハンディモップでせっせと拭いていたのが懐かしい。
この作品が、エロゲーマニアに対して「ゲームのためにハードディスクを導入する」という決意をさせた、まさに転換点となった一作だと考えている。
ハードディスク専用版(以下、HD専用版)発売後すぐの1995年2月10日にはハードディスクがなくてもフロッピードライブのみで動作するバージョン(2ドライブ専用)のフロッピー版(メーカー公称)が発売(以下、FD版)。HD専用版のディスク枚数が11枚だったのに対しFD版は13枚に増え、パッケージ・ディスクともに従来のような明記がなくなった(フロッピー版とも記載されていない)。
FD版はあくまでフロッピードライブでの動作に限られるわけではなく、ハードディスクへのインストールにも対応している(両対応しているのがお得ということで、周りでは2月10日まで待つ人もいた)。なお、ハードディスク未搭載の1ドライブ機種(ノートなど)にも対応しているが、RAMドライブが必須となっている(仮想FDドライブ不可)。
※現代の感覚では「フロッピー版」と記載されると、別にCD-ROM版が存在するのではないかと思われがちだが、そのようなものは存在しない。また「ハードディスク専用版」はフロッピーディスクではないのかと誤解されることもあるが、実際にはいずれもフロッピーディスクで提供されており、名称だけでは伝わりにくい状況となっている。
短期間に2種類のバージョンが発売されたため、販売側の負担は大きかった。対応機種に加え5インチ版/3.5インチ版といったメディアの種類、さらにFD版/HD専用版が存在することをお客様に理解していただいた上で販売する。そうした手間や在庫管理は実際に経験した者としてなかなか骨の折れる作業だった。「最初からFD版だけにしておけばよかったのに」と思うほどで、なぜこのような形になったのかは今でも謎である。一方で、売れ行きは過去に類を見ないほど(『ランスⅣ』も凄かったが比較にならないくらい)爆発的だった。特に土日は閉店後のレジ締めが一苦労で、フロアのスタッフ総出で大量の札束を数えたことが、今でも強く印象に残っている。
他の思い出として、パソコンゲームの販促ポスターはB2サイズが多い中、『同級生2』は横向きのB1ポスター(パッケージのキャラクターにロゴの印刷)だった。それ以外に超特大のB0ポスターも存在したのも印象的。あそこまで大きいポスターを出したのは『同級生2』以外見たことがなかった。枚数も豊富に店側に提供されていたため両方貰って一時は自室に貼っていた思い出がある(現在は処分して手元にない)。かなりの枚数が提供されており、購入者には配りまくっていたがそれでもしばらくなくなることはなかった。販促用として18禁ゲームでポスターを見たのはこれが初めてで印象が強く残っている(後に発売された『遺作』は逆にまったく販促品がなかった)。
◆様々な機種へ移植された『同級生2』
『同級生2』はオリジナルであるPC-9801シリーズ版を皮切りに様々な機種へ移植されている。1995年3月31日には富士通 FM TOWNS版(2MB必須、ハードディスク不要)がCD-ROMで発売。DOS/V版(ハードディスク専用・FD11枚組)もFM TOWNS版と同じ3月31日に発売されている(カタログを見る限り当初はPC-98版とFM TOWNS版の予定だったようだ)。
家庭用ゲーム機には1996年8月9日にNECホームエレクトロニクス PC-FX用(発売:NECアベニュー)が成人向けとして登場。1997年にはSEGA サターン(発売:NECインターチャネル)、SONY プレイステーション(発売:バンプレスト)、任天堂 スーパーファミコン(発売:バンプレスト)へ全年齢対象版として移植されている。また、成人向けの純粋な移植作としてWindows 95版が1997年8月29日に登場。イベントCGが256色化の上CG画像はPC-98の512✕288ドットから640✕400ドットに拡張、更にフルボイス化されている。
時代は移り変わりDMMから2007年7月26日にダウンロード専用としてWindows Xp/Vista対応版が発売(税込2,990円)。さらに10年の時を経て2017年10月10日にWindows10版(64bitのみ)が同じくDMMからダウンロード用として発売した(当時は税込4,104円)。その後、2024年6月28日にはキャラクターデザインを一新した『同級生2リメイク』がWindows10/11用として発売されている。
◆唯と桜子『同級生2』を彩った二大ヒロイン
『同級生2』を語る上で外せないのが、二大ヒロインともいえる鳴沢唯と杉本桜子の存在だ。血の繋がらない同い年の同居人「鳴沢唯」、そして物語の中で大きな存在感を放つ悲劇のヒロイン「杉本桜子」。当時、この二人はゲーム内の他のキャラクターを差し置いて特に高い人気を誇った。なかでも鳴沢唯の人気は突出していた。『メガストア』(白夜書房刊)の人気キャラクターベスト5では、1995年5月号の5位から翌6月号には2位へ上昇。そして1995年7月号から1位となり、そのまま1997年12月号まで、実に29カ月連続で首位を維持している記録が残っている。これは単に『同級生2』の発売直後に人気が集中したという話ではない。1995年から1997年にかけて次々と新しい美少女ゲームやキャラクターが登場していく中で、鳴沢唯は2年以上にわたって雑誌の人気投票の頂点に居続けたのだ。
そして、その人気はゲームの中だけには収まらなかった。ゲームが発売してエルフからはポスターやテレホンカード、マウスパッドなど、鳴沢唯や杉本桜子を使った公式グッズが早々に展開された。さらに秋には、当時としては珍しい大型の枕までキャラクター単位で商品化されている。現在ではキャラクターの抱き枕や大型グッズは珍しいものではない。しかし1995年当時、まだ家庭用ゲーム機版も発売されていなかったPCゲーム『同級生2』のキャラクターが、雑誌の人気投票で長期間首位を維持し、その人気を背景に公式グッズとして大型商品にまで展開されていたことは注目に値する。つまり鳴沢唯は、「『同級生2』で人気のあるヒロイン」だっただけではない。雑誌の人気投票、公式グッズ、そしてキャラクター単位の商品展開――。当時のPCゲームという限られた市場の中で、キャラクターそのものが作品を代表する存在へと成長していたのだ。その人気の大きさを知る上で、1995年に登場したこの大型枕も、非常に象徴的なグッズだったと言えるだろう。
◆『同級生2』の主な開発者
『同級生2』の企画、シナリオ、ゲームデザインを担当したのは蛭田昌人(Masato Hiruta、1960年3月19日-)、エルフ創業者の一人でもあり、ゲームデザイナーの一人でもある。代表作は『ドラゴンナイト』シリーズ。
キャラクターのデザイン及び設定と原画は竹井正樹(Masaki Takei a.k.a 山田太郎(仮名)、1965年3月18日-)が担当。アニメーター出身ではあったが1992年にはPC-9801用にジャパンホームビデオ(JHV)から発売された『卒業』からゲーム業界に参入。同じく1992年発売の『同級生』よりエルフ作品にも参加し、1994年に発売された『ドラゴンナイト4』もキャラクターデザインと原画を手掛けた(専属ではないためエルフ作品が出ている間にも1993年にNECアベニューから発売した『誕生~Debut~』を手掛けている)。エルフ作品では3作とも画集が発売されるほどの人気。この後『同級生3』の企画もありビジュアルが公開されていたが発売は中止。製品としては今作でエルフと一旦袂を分かつことになった。
大まかなストーリー(シナリオではない)に関しては蛭田昌人と竹井正樹で行っている(竹井正樹が個人で行ったのは水野友美、永島佐知子、永島久美子、鳴沢美沙子とされている)。
謎なのはメインプログラマーが『同級生2』だけ表記がひっそりと外されており、不明なことだ。これまでのエルフ作品は金尾淳(Atsushi Kanao、1966年3月12日-)が主に担ってきた。1991年6月12日には株式会社タムタムを設立し、タムタムに所属しながらもエルフのプログラムを手掛けてきた。ところが『同級生2』はサブプログラマーは掲載されているのにメインプログラマーだけがすっぽり抜けているのだ。しかしながら、金尾淳の名はスペシャルサンクスに刻まれている。何か訳ありなのだろうが、謎に包まれたままである。
●完全な余談:タムタムという名前を聞いておや?と思う人はどれだけいるだろうか?
金尾淳という名前を聞いてもピンと来ない人がほとんどだろう。しかし「タムタム」という名前を聞いたら一部の人は「おや?」と思うのではないだろうか。
そう、エニックスから出ていたウイングマンシリーズだ。その開発グループの名がタムタムなのだ。そのリーダーとメインプログラマーを務めたのが金尾淳。エルフを設立した3人のうちの一人だったのだ。そして、1994年に発売した『メタル・アイ2』までメインプログラムはほぼ彼が務めている。
ということは学生時代を経て1989年にエルフを設立するまでの間にはキララ(現F&C)で何か作品を作っていたということになる。と思って調べたらフェアリーテールの『リップスティックアドベンチャー』(1988年10月15日発売)のプログラムに「TAM・TAM[金尾 淳]」と名があった。調べていくとバラバラだった痕跡が一本に繋がってゆく。日の当たりにくいエロゲーが多くはなるが、数々の名作をこのPC-88~PC-98黄金期にプログラマーとして手掛けたのは金尾淳くらいなのではないだろうか。私の心には彼の名前を刻んでおこう、そう思ったのだ。
◆『同級生2』発売当時の世の中
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Hanshin_Expressway_Nada_b059.jpgによる
『同級生2』発売の1995年の1月31日といえばもう数十年前の事だ。そうなると記憶の混濁と思い込みによるSNSでの発言や昔話をする人も少なくない。『同級生2』が発売された頃はWindows 95が発売されてた、インターネットが普及してた、エロゲーするためにみんな50万円もするPC-98を買った、みたいな話をする人が後を絶たない(さすがにコンボで話す人を見たことはないが)。『同級生2』が発売されたのは阪神・淡路大震災のたった2週間後だ。Windows3.1やCD-ROMを使ったマルチメディアが脚光を浴びていた頃。Windows95はまだ先の11月発売でインターネットが流行し始めるのはさらに数年後なのだ。
※『同級生2』の発売を遥かに越えた2月9日の日本橋1号店時代の私の手記が見つかった。上のフロア(全フロアか一部かは未記載)は未だに営業できていないと。想像以上に地震のダメージは大きかったことが分かる。ちなみに地震発生当日の営業は1階のみ行ったが隣の5号店と共に18時で閉店した(通常は20時)。
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そして、PC-9801シリーズの上位であるPC-9821シリーズは確かにまだ高額だったが、『同級生2』発売同月、PC-9801シリーズに超低価格モデル「PC-9801BX3/U2」が登場した。定価は98,000円(税別)である。ちなみに、ライバルのEPSONはこれに対抗し、「PC-486FR」の標準価格を148,000円(税別)から93,000円(税別)に改定・値下げした。ソフマップ5号店1階での実売価格は2月10日時点で68,000円と記録している(当時の私の手記)。ハードディスクやCD-ROM、音源を非搭載にした、いわば割り切った仕様で、かつてのPC-9801VシリーズやRシリーズを思わせる仕様だ。標準仕様ではマルチメディアやWindowsといった流行には対応できないし、将来性は皆無のマシンともいえた。
ところで、これで『同級生2』(HD専用版)を遊ぶのに必要なものが、一つ足りない。そう、ハードディスクだ。当時のツクモの広告によればメルコの「DNF-415J」(415メガバイト)が、新型FELLOW用として25,800円で販売されていた。ただし、ハードディスク必須のPC-9801用ゲームは少なかった。FD版を選べば追加投資なしで(気合で)『同級生2』をプレイすることも可能だった。
PC-9801BX3の登場により、PC-98の中古市場は一気に低下。そのおかげで、本体・モニター・音源・マウスを一式中古で揃えれば、10万円程度で、夢のエロゲーセットが手に入る時代だったということはぜひ知っておいてほしい。当時はハードの進化が猛烈な勢いで進んでいた。1年どころかこの1か月違うだけでPC-9801の価格は一気に変わった。そして、DOSゲーム全盛の時代が、あと1、2年でほぼ終焉を迎えようとしていたのも、またこの頃だった。
◆『同級生2』を取り巻く環境
『同級生2』発売時は世の中に次世代ゲーム機と呼ばれたPlayStationやセガサターンが登場してまだ2か月ほど(PC-FXや3DO REALなどの事はもう忘れることにする)。それまでの家庭用ゲーム機とはまったく別次元の話。『リッジレーサー』や『バーチャファイター』が自宅で遊べるとあって、ゲーマーの間では大騒ぎになった。ポリゴンを使った作品が次々と登場し、CD-ROMが標準搭載されるのが当たり前になっていく。一方パソコンの方は、Windows 3.1がOSの主流になりつつあったものの、従来のゲームが移植されウインドウ上で動作する環境はまだ整っておらず、プレイするにはDOSベースが中心のままだった。そのためパソコンゲーム全体は、いったん下火になりかかっていた。
そんな中でも奮闘していたのがエロゲーだ。家庭用ゲーム機の性能には太刀打ちできない。だが逆に、家庭用ゲーム機では決して実現できない楽園が、そこにはあったのだ。また、16色ではあっても640✕400ドットの緻密なグラフィックと専用モニターによる表現力は当時の家庭用ゲーム機と一般的なテレビではまだまだ追いつけないレベルにあった。
健全なパソコン雑誌とされている「マイコンBASICマガジン」においても「ゲームセット」の形で18禁ソフトがセットされている(ただし、上図広告のクレバリーは以前からアダルトセットは存在しており『同級生2』が転機ではない)。こうした動きは同誌上で一社でだけではない。アビックでもPC-9801BX3/U2tとのセットに『同級生2』が含まれている広告を確認することができる。
このようにパソコン購入のセットに加えられるということは『同級生2』に十分話題性があり、エロゲー自体にも需要・訴求力が認められていた証拠とも言える。(あくまでそういうことであり、よく目にする「エロゲーがPC-98のシェアを伸ばした」といった話は強く否定する)。逆に言えば、1995年頃を境にPC-98においてエロゲー以外で大きな話題を集める作品はほとんど見られなくなった。DOSベースの一般向けゲームでは、もはや時代に太刀打ちできなくなっていたのだ(Windows 95が登場しても各ソフトハウスの移行は遅れた)。
■PC-98版を実際に遊んでみる
◆そうはいかねえぜ!魔物さんよ!
PC-9801の本体一式、モニター、機種によっては音源ボード、マウス、ハードディスク。もし外付けのハードディスクならSCSIインタフェースカードも準備。初心者ならこれで「ねんがんの『同級生2』(HD専用版)をぷれいすることができるぞ!」と思うだろう。まだだ。残念ながらハードディスクの中身は空っぽ。日本語MS-DOS(以下、MS-DOS)を購入する必要がある。
領域確保とかフォーマットなど専門用語をくぐり抜けなんとかMS-DOSをハードディスクにインストール。そこまでいけばフロッピーディスク11枚(ハードディスク専用の場合)のインストールはすんなり行くだろう(行かないかもしれない)。
「日本語入力したい、マウスも使う、プリンタは将来使うかも」と普通は思うだろう。MS-DOS設定時に普通の考えで初期設定しただけで試合終了だ。 「このゲームはコンベンショナルメモリーが約540Kバイト必要です。」 と初心者には意味不明なメッセージが出て起動しない。コンベンショナメモリというのを別に買わないといけないのか?と思うだろう。そして、その後に続くメッセージが… 「確保できないときはMSDOSのマニュアルなどを参考にして確保して下さい。」 マニュアルを参考にしろだ!?こいつ!!投げやがった!と思うだろう。当時のオタクくんなら思考時間0.05秒で「SEDITでCONFIG.SYSを編集してデバイス登録の一部を消去するか専用の起動ディスクでも作成すれば?」なんて答えが返ってくるだろう。エロゲ初心者くんがどうするか選択肢は二つ。オタクくんに土下座して家まで来てもらって環境構築してもらうか、MS-DOSを勉強して自分自身でなんとかする(エルフに電話するのもありがちか)。
※MS-DOS 3.*は日本語入力など一式を組み込んだままコンベンショナルメモリを空けるのは厳しい。解決策としてMS-DOSのみを転送した最低限の起動専用フロッピーディスクを作成するのが手抜で楽な方法だ。MS-DOS 5.*以降はUMBが使用可能なので、CD-ROMドライバやDOS/Vのように日本語環境まで読み込ませるような状況でも600キロバイトくらいまではなんとでもできた。ちなみに、DEVICE HIGHを使うと動作不良を起こすゲームもあるので奥は深い。
一度だけ目撃したのがママ同伴のクレーム。日本橋5号店2階時代、発売からは1~2か月経過したころだったか。高校生くらいの男の子とその母親が閉店間際に駆け込んできて、起動しないと「母親が」大クレーム。別のスタッフが対応したのでどうやって説得したのかは不明だ。少なくとも一般的な動作不良の話はサポートセンターであるコンピュータクリニックで受け付けていたのでそちらに問い合わせが殺到していたのかもしれない。
●よくPC-98ユーザーはエロゲーで鍛えられたというが…
SNSで「MS-DOS をどこで知ったか、どこで使えるようになったか」という問いに対し、「PC-98ユーザーはエロゲーで鍛えられた」という投稿を見かける。個人の経験談としてなら、そういうユーザーが多いことは十分理解している。だが、まるで全体の事実であるかのような声が広まり、誤った常識として定着しかねない状況には違和感を覚える。
まだPC-88をはじめ8ビット機が全盛だった時代、PC-98にはDOSがインストールされていないソフトは数多く存在した。一太郎をはじめとするビジネスソフトがその代表格だ。PC-88、MSX、X1、FM-77などでは「ディスクを入れて電源を入れれば起動する」のが当たり前だったが、PC-98の一部のゲームではそれが通用しなかった。例えばシステムソフトの作品がそうで、『大戦略 Ⅱ』を遊ぶにはMS-DOS本体を別に持っている必要があり、ゲームのオリジナルディスクに MS-DOS を自らインストールしなければならなかった(正直、かなり緊張する作業だった)。しかも「MS-DOS が必要」という注意書きは、パッケージ裏面に小さく記載されているだけの場合が多かった。
なお、エロゲーの中にもMS-DOSを必要とする作品は一部存在する。1990年頃までのアリスソフトが代表的な例だ(中古で買うともう組み込まれていたりする)。ただ、ほとんどはオリジナルDOSかMEG-DOSがインストールされていたため、もし「エロゲーで鍛えられた」と言うのであれば、正確には「アリスソフトに鍛えられた」と言うべきだろう。コンベンショナルメモリで苦労したという話なら、「それはもうエロゲーなんじゃない?」というのが持論だ。
と、初心者には大変なHD専用版だが、それまでにハードディスクを使っていたユーザーならこんなことはできて当たり前。『同級生2』が登場したのはそういう時代だ。プレイヤーによっては『同級生2』の思い出の大半がCONFIG.SYSとの格闘かもしれない。そうだったのならおめでとう。elfのロゴが画面に表示されたときの喜びは一生忘れることができないだろう。これがあなたにとっての『同級生2』第0章だったのだ。
◆マウス必須になった操作形態
●移動 ●キャンセル
●メニュー表示
●自動移動
『同級生2』は前作と異なり基本操作としてマウスを使用することになった。左クリックが決定、右クリックはメニュー表示またはキャンセルとなる。
マップ移動は右クリックと左クリックで微妙に異なる。移動は左クリックがキャラクターの通常移動。左クリックは押しっぱなしでキャラクターがマウスカーソルに付いてくる。右クリックはマップ上の地点を1クリックするだけで自動的にそこまでキャラクターが歩いてくれる。
前述のとおり、動作環境としてマウス必須になっているがキーボード操作も可能。プレイヤーによってキャラクターの移動はマウスよりキーボードのほうが操作性は良いと感じるかもしれない。カーソルキーでマウスカーソルの移動、 リターン キーもしくは スペース キーで決定。メニュー表示またはキャンセルはESCキーだ。なお、マウスには割り振られていない機能としてSHIFTキーとCTRLキーがある。SHIFTを押しっぱなしにするとマップ移動が超高速に、マウスカーソルの移動が少し早くなる。またCTRLキーを押しっぱなしでメッセージ表示を超高速に終了させることができる。
注意点はマップの移動時に用意されているサブマップのボタンに対応したキーが存在しないことだ。カーソルキーはマウス移動よりキャラクター移動に重点が置かれてる。そのため、マウスカーソルをサブマップボタンまで持っていくことは非常に困難。また、校舎内の階段移動は上下を繰り返してしまうため長押しは禁物だ。
◆三章に別れたゲーム進行
『同級生2』は『同級生』のシステムを踏襲しているのでプレイしたことがあれば遊び方はすぐ分かるだろう。ゲームタイトルのとおり、ナンパのメインターゲットは同級生ではあるが、これまで同様担任の教師も登場。母親代わりの同居人からバスガイド、旅先の女将さんなど出先で出会う新しいタイプの女性も増えた。取り巻く男達は親友、ライバル、オタク、そして筋肉教師の個性的な4人。
前作と大きく異なる点は、血縁のない妹キャラを中心に据え、それが作品の核となって一大人気作になったことだ。前作同様にアニメ化も実現し、番外編にあたる『卒業生』までがアニメーション化され、さらに数々のグッズも生み出されることになった(これらのメディア展開については後述を参照)。
『同級生2』ではゲームの進行が大きく三つの章に分かれるようになった。
その第一章はプロローグとなっている。これはキャラクター紹介を兼ねたミニアドベンチャーゲームで、ここには登場しないキャラクターも一部存在する。主人公の家族や交友関係について知ることができる内容で、マウスカーソルで選択肢を選びながら話を進めていく。謎解きやイベントフラグなどはない一本道なので、気軽にプレイして構わない。
ただし、注意点がある。プロローグを再び最初からプレイするとセーブデータはすべて消去されてしまう(正確には「日記」のみの記録が消去され、「Girls Room」の内容はそのまま残る)。
第二章が『同級生2』の本編にあたる。期間は12月22日から1月6日まで。この期間を自由に行動ができる。人がいれば話しかけ、選択肢が現れれば選ぶという、自由気ままなプレイスタイルは前作と同じだ。行動するには移動が欠かせない。だが街の中には数多くの建物があり、誰の家がどこにあるのか、迷ってしまいがちだ。そんなときは②のサブマップを開くと、主要な場所の位置を確認したり、そのまま移動したりすることができる(ただし八十八学園内は利用不可)。
そして第三章が終章。エンディングにあたるエピローグだ。1月7日になると強制的に自室に戻されエンディングへと進む。第二章での行動によって、主人公の迎える結末は大きく変化する。自分から告白する場合もあれば、相手から告白される場合もある。告白されたとしても、他に意中の相手がいるなら、それを断ることもできる(例外を除いて…だが)。ただし、こちらからの告白は一度きり。「フラれたら次へ」というわけにはいかない。誰かと結ばれるのか、それとも恋人ができないまま卒業を迎えるのかは主に…好感度のパラメータに掛かっている!(全て台無し)
◆プレイヤーを迷わせないサブマップ搭載
システム面で特に進化したのが「サブマップ」だ。操作方法や画面表示自体は前作から大きく変わったわけではない。だが、前作でよくあった「目的地がどこか分からず迷う」という不満を解消するために、この機能が加えられたのだ。画面下部中央下のサブマップボタンを押すと、マップが表示される。各場所や建物がシンボルで示されており、マウスカーソルを合わせるとボタン部分にシンボル名が表示される。左クリックすれば、その場所へ自動的に移動してくれる。先に触れたSHIFTキーを押しっぱなしにすれば、移動も超高速になる。ただし、このサブマップは八十八学園の校舎内ではサブマップを使用できないので注意だ。
また、知っておくとよい点として、サブマップにシンボル名が表示されなくても、実際に入ることのできる場所が存在する。クイズやヒント、時間を進めるといった隠し要素が用意されているが、こうした場所へは自分でキャラクターを動かしてたどり着かなければならない。ゲームの進行上は特に支障はないが、気になるなら歩き回って探してみよう。
◆Let's Play『同級生2』
さて、ゲームスタートだ。自分の部屋から外へ飛び出し『同級生』同様にあちこちへ出かけ、出会ったキャラクターと会話を交わして親睦を深めていく。キャラクターが現れる場所や順番には一定の傾向があるため、攻略するなら「いつ・どこにいたか」をメモしておくのは前作同様に欠かせないのも同じだ。主人公の性格は垢抜けて明るく、少しバカっぽく(精神年齢が小学生)スケベなところも含め、会話の楽しさは変わらない。
『同級生2』では特徴的な点として、最初から明らかに好意を寄せてくれているキャラクター、いずみが登場する。家を出てゲーム内で数時間ほど経過すると、自宅前に現れ、映画(デート)に誘ってくれるのだ。攻略対象が全部で15人もいる中で、「まず一人、練習台になってもらおう」という製作側の配慮だろうか。ただしデートはすぐではない。「28日の土曜、午後2時に迎えに行く」という約束なので、忘れないようにしっかりメモしておくことが重要だ。
28日の2時前にいずみの家に行く(遅刻したらきっと好感度も下がるだろう)。デート自体は大きな選択肢もなく(ちょっとしたイベントはあるが)そのまま終了。なんだか逃げるように帰ってしまったけど。このゲームではデートという大きなイベントにたどり着くのが大変なだけあって、これはもう、あとは告白するだけじゃないだろうか。だって、最初から彼女のほうがこっちのことが好きっぽいし。お正月には挨拶に来てくれて、着物姿を褒めたら頬をピンク色に染めていた。もう落ちただろう。
あとは始業式まで寝て時間を潰すだけ、なのだが、これがなかなか結構面倒くさい。なにしろ一度に眠れるのが最大8時間となっているからだ。若いんだから、24 時間くらいぐっちり眠ることだってできるだろう!寝て寝て寝まくってやっとのことで1月7日の始業式、第三章エピローグを迎える。そして、家に帰り翌日告白…… という運びになった。
ところが結果は、なぜかフラれた。理由は「家柄が違う」「家族に紹介しにくい」だと。は?
◆『同級生2』を攻略する方法
誰とも結ばれることもないまま、八十八学園を卒業。おまけに鳴沢家は住まいを去ることになり、もはやバッドエンドだ。FM TOWNS版ではあったが、これが1995年当時に初めて私がプレイした大まかな道のりである(当時の手記にそう記されている)。その後、同じように何も起こらないエンディングを5回ほど繰り返したらしい。「どこが18禁なんだーと叫びたくなった」、とも書いてあった。
ただし、フラれた後にはきちんとヒントが示される。これはぜひメモしておくべき点だ。ちなみに補足すると、いずみについては旅行のイベントをこなさなくてもハッピーエンドを迎えられる。完全にピュアな状態でも告白を受け入れてもらえるのだ。つまり、何もかもを決められたとおりにしなければならないわけではない、ということはここで伝えておこう。
まず、告白を受け入れてもらうには好感度(気分の数値)が14か15必要とされている。いずみの場合は映画の約束をした段階で「11」。映画が終わり先に帰った理由を自宅で前で聞いて「13」、正月に自宅前で着物姿を見て「14」と数値は達成している。が、告白は受け入れてもらえない。
何が必要なのか?
それは必須イベントと呼ばれるものだ。それが、上の夢仙人映像で述べていたヒントに隠されている。いずみの場合は旅行へ行けばほぼ一発で関係が深まる。だが、その旅行にたどり着くまでの行動がなかなか大変なのだ。もし旅行に行かない場合は、いずみが現れる場所を探し回り、16、7 回ほど会話を重ねて親交を深める必要がある。これもまた探すのが容易ではない。普通にプレイしていたら、探しているうちに始業式を迎えているだろう。
◆『同級生2』を難しくしている理由
『同級生2』の難しさの一つは、好感度がどれだけ高くても、それだけでは告白を受け入れてもらえないことだ。これがもう大変なのだ。真面目に調べていると「難しい」というより「面倒くさい」と感じてくるだろう。最初の内はテンションが高くて適当に歩き回っていろんなキャラクターとおしゃべりしているだけで楽しい。そして地道に、「次はどこにいるのか」を調べてリストにまとめる作業が続くようになる。これが、本当に地味なのだ。
もう1つの理由がセーブの制約だ。セーブ枠が最大最大5つに限られる上、行動の途中でセーブできず最低1時間はロスしてしまう(睡眠でしかセーブできないため)。また、一日の調査をやり直したいと思っても、家に帰るまでロードできない。ステートセーブが使える現代のエミュレータ環境でプレイしたとしても、目当てのキャラの居場所を確かめるため、一つひとつの施設を回る地道な作業の大変さは変わらない。その上、イベントのタイミングを逃せば、後から取り戻すこともできない。
だからこそ、明確なゴールを決めず気ままに歩き回り、何か起きたら「いつ・どこで」とメモを残すくらいのゆるさでちょうどいい。「いつかクリアできればいい」くらいの気持ちでプレイする。そんなスタンスで楽しめる人が、結局は一番幸せになれると思うのだ。
結局、私が最終的に頼ることになったのが攻略本だ。PC-98版の発売から4カ月後である5月30日に辰巳出版から『同級生2完全ガイド』が発売された。原画集と攻略法を併せ持つ、まさに完璧な一冊だ。ヒントではなくズバリと書かれているので、読めば100%ハッピーエンドを迎えられる。今の大作なら別だが、これくらいの内容で、当時の人は4カ月も遊び続けていたのだろうか?と思うだろう。今の感覚からは不思議に思えるかもしれない。だが、この当時はゲームを途中で放置することはあっても、一本を長く深く遊ぶ風潮がまだ残っていた。だからこそ、そのため十分に存在価値はあった。その世相からパソコン雑誌の攻略情報も小出しであり、「メガストア」や「PCエンジェル」など10カ月近く連載している雑誌もあったほどだ。
とはいえ、攻略本を見ればあっという間にクリアできてしまう。示された手順に従って進めるだけだからだ。スペースキーを押して話を最後まで読むのと、どこが違うのだろう?そうした手順通りに進めるだけでゲームを終えてしまう人もいるだろう。でも、それでは表面的な話しかできない。ストーリーを知っているだけで終わってしまう。このゲームの本当の楽しさは自分で歩き回り、試行錯誤し、苦労した経験そのものや、世界観にじっくり浸ることにある。物語の世界に入り込み、感情移入していくことの価値は、決して小さくない。
全てのキャラクターをノーヒントで、とは言わない。だが、たった一人でもいい、自分の力で最後までたどり着く体験をして初めて、このゲームの何が楽しいのかが分かり、心から語ることもできるのだと思う。
■『同級生2』を彩ったもの
◆当時は異例にも思えたエンディング展開
『同級生2』のエンディングは高校三年生3学期の始業式を終えた後、女の子から、または主人公からの告白で幕を開ける(何も告白がないまま終了する場合も例外的に存在する)。
『同級生』では、告白が実った直後の、ごく近い将来の様子が描かれていた。だが『同級生2』の語り口はそうではない。高校三年生の冬休みから始業式前後にかけての出来事が、すべて遠い過去の思い出として語られるところから始まるのだ。卒業の時点ではまだ決まっていなかった進路の話、やがて結婚し、そして二人がどう幸せに歩んでいったか。それらが黒い背景に短い文章で静かに、しかし確かに綴られていく。最後には二人のアルバムから集められた写真がスタッフクレジットの背景に映し出され、ゲームは終わる。実にシンプルな手法ながら、心に深く残る演出だった(それは文章の力によるところも大きい)。一般的な恋愛ゲームでは「付き合うこと」がゴールになりがちなところ、この作品ではその先の結婚、子供を授かってからの日々など、二人の長い将来が見せられるのは当時としてはたいへん珍しかった。キャッチフレーズは「あなただけの青春がここにある」。当時遊んでいた頃は、高校時代までが青春のすべてだと思っていた。だが今の年齢になって振り返れば、二十代だって立派に青春だ。そんな時間の流れまで含めて、人生の青春と呼べる時期をぎゅっと凝縮したようなエンディングだったのだと、今さらながらに感じている。
◆メディア展開でも大きな功績を残した『同級生2』
これまで、エルフの作品はOAV(オリジナルアニメーションビデオ)化されてきたが『同級生2』も例外ではなく1996年3月22日にはVC(VHSビデオカセット)用とLD(レーザーディスク)用で第1章が発売された。まだ家庭用ゲーム機への移植が行われる前の時期のことだ。
OAVはその後およそ3カ月に1本のペースで発売された。当初のカタログチラシでは全9章で終了で完結する予定と記載されていたが好評につき延長となり、最終的に全12章が制作された。さらに後日、番外編にあたる『卒業生』も全3楽章が発売されている。
VC/LD版は、第1章発売当初は一般向け作品として扱われていたが、途中の第9章発売時からからR指定に変更された。生産時期によっては第1章もR指定に変更されている。ただし、R指定の専用シールは貼られていない。なお、第6章と第8章だけはその後も一般作のままとなっている。
キャラクターのビジュアルについては竹井正樹のデザインの特徴をよく捉えており、原作のイメージとの違和感はほとんどない。一方で、物語の終盤となる、特に第8章・第9章については評価が分かれることがあると思う。そのあたりは自身の目で確かめてほしい(個人的には原作を無視しすぎていてそれはないだろう…と感じた部分も正直あった)。
そして、1998年7月には、OAV版第9章までの内容を再編集したものが、全国8地区・計11局の地上波で放映されるという画期的な偉業を達成している(現在でもバンダイチャンネル、dアニメ、AppleTV、U-NEXT、DMM TVなど複数の有料チャンネルで視聴することができる)。
1999年にはVC/LD版を2章ずつ纏めたDVD版が順次発売、全て15禁のR指定となっている。このため、現在も一般向け配信チャンネルでは「テレビ編集版」を配信。FANZA動画などの成人向け配信サービスではR指定版を視聴することができるように分けられている。
◆エロゲーキャラが街中へ遂に進出!
OAV以外にも展開が行われている。バンプレストがアミューズメント施設向けに「ポスタードリーム」(開発時仮称「ラッキー・ポスター」)を展開し、1995年10月には『同級生・同級生2』(全9種)がラインナップに加わった。「ポスタードリーム」はLEDの数字を揃えるタイプのゲーム機で、結果に応じてポスターが払い出されるプライズマシン(1クレジット3プレイ)として登場した(OP価格298,000円)。パネルを交換することにより収録コンテンツを変更できる仕様であった。1996年2月には「パート2」、1997年2月には「パート3」まで投入されている。
反響の凄さとして、1995年11月のコインジャーナルでは「同級生ポスタードリームロケテスト結果 史上最高1日155,000円」と1面を使って広告を打っている。JAMMAショーでも実際に長蛇の列ができている写真が掲載されている。
● 1995年9月 『ガンダムW』(全8種類)
● 1995年10月 『同級生・同級生2』(全9種)
※ 導入するポスターの選択は各施設の判断によるもので、『同級生・同級生2』への強制変更ではない
● 1996年1月 『美少女戦士セーラームーンスーパーズ』
● 1996年2月 『同級生・同級生2 パート2』(全10種)
● 1996年5月 『ときめきメモリアル』、『爆走兄弟レッツ&ゴー』(全5種)
● 1996年6月 『任天堂キャラ』
● 1996年7月 『美少女戦士セーラームーンセーラースターズ』、『同級生・同級生2 透明ポスター』(シークレット用)
● 1996年8月 『K-1 FIGHTERS』
● 1996年9月? 『新世紀エヴァンゲリオン』(リスト未掲載だがインタビューに発売の発言あり)
● 1996年11月 『卒業』(全7種)、『地獄先生ぬ~べ~』
● 1996年12月 『ルパン三世』、『るろうに剣心』
● 1997年1月 『ノエル』、『ファイナルファンタジーⅦ』
● 1997年2月 『同級生・同級生2 DX』(全8種)、『逮捕しちゃうぞ』(以降続く)
この他にもCANCAN CLUBではあっけらかん 同級生2(1995年12月)、ガチャ王からアクセサリー(1996年4月、8月、1997年2月)、コンビニキャッチャーにはぬいぐるみなど多彩なグッズがアミューズメント施設で展開されている。
当時はリュックを背負っていた人が大阪の日本橋5丁目付近(でんでんタウン)には多数いた。手に入れたポスターをリュックに斜めに挿して歩く姿が、まるでビームサーベルのように見えることから、コミュニティー内では「ガンダム」と呼ばれていた(「バンプレストキャラプライズ大鑑」では「弁慶」と呼ばれていたと書かれている)。これもまだ家庭用ゲーム機へ移植される前の話で、PCゲームとしてはまだローカルな存在だった時期のこと。それでも、その人気を肌で感じられる、当時ならではの光景だった。また、こうしてエロゲーのキャラクターがごく普通に街中の景色に見られるようになったことは、一つの時代の変化だったのかもしれない。
◆キャラクターや場面を彩る名曲の数々
『同級生2』のBGMは国枝学(Manabu Kunieda)が担当している。エルフの音楽を担当しているスタッフは数人見受けられるが、今作では1名で作成されている。外注のようだが露出も少なく、エルフ系(シルキーズを含む)以外の作品以外でほとんど見ることがないため人物像は謎に包まれている。
BGMは標準音源とされるOPN(YAMAHA YM2203)のFM音源3声+SSG3声をフルに使って演奏される。PC-98シリーズのDOSゲームとしては末期に近いがFM音源6声+SSG3声のPC-9801-86音源(OPNA)で拡張された機能や流行でもあった外部MIDI音源機器には対応していない。
曲自体は、音源の使いこなしやテクニックで聞いた瞬間に「すごい」と感じさせるようには作られていない。だから一般的には細やかさが伝わりにくいだろう。だがよく聴くと、単に音を並べて鳴らしているのではない。生っぽいポルタメントやグリッサンドが効果的に、しかも頻繁に使われている。例えばベース部分だけに耳を傾ければ分かりやすいはずだ。聴いていて気持ちがいい。打ち込みの腕の差は、こういう細かいところに出てくる。
オープニング曲の「Sweet on You」を例にしてみよう。上の動画ではベースとピアノの2チャンネルだけの演奏を収録してみた。ところで、ピアノの音が二重に聴こえるのに気づかないだろうか?ピアノは1音しか鳴らしていないのに2音の和音に聞こえる。これが音色作りのテクニックの1つだ。そこにもまた、あまり目立たない形でテクニックが用いられているのだ。
また、動画の後半には「街の空」を収録している。他の曲でも用いられているテクニックを紹介する。メロディーの前半部分では各所で音を切ったあと、ディレイやリリースによって自然に音が消えていく様子、その残響の再現がはっきりと感じ取れる。こうした、なかなか気づかれないものの、実に細やかな工夫が随所にちりばめられている。
そうした積み重ねによって、キャラクターのイメージを違和感なく表現した曲本来の良さが、FM音源の上で見事に再現されている。大きく脚光を浴びることはないかもしれないが、陰ながら非常に高く評価された作品だと感じた。
同級生2
NECアベニュー/1995年8月19日
メディア/価格:
CDシングル+CD NACL-1186~7 3,300円(税込)
収録曲: ●CDシングル……①Sweet on You(ボーカル・バージョン) ②One Moment(ボーカル・バージョン) ③Sweet on You(カラオケ) ④One Moment(カラオケ) ●CD……①Sweet on You ②MEMORIAL Mini THEATER ~唯 ③鳴沢 唯 ④都築こずえ ⑤MEMORIAL Mini THEATER ~いずみ ⑥篠原いずみ ⑦舞島可憐 ⑧MEMORIAL Mini THEATER ~友美 ⑨水野友美 ⑩男共のメロディー ⑪南川洋子 ⑫片桐美鈴 ⑬MEMORIAL Mini THEATER ~桜子 ⑭杉本桜子 ⑮田中美沙 ⑯加藤みのり~ひろ子 ⑰Happy Talking
作・編曲:国枝 学 ボーカル:寺尾友美 声の出演:長谷川洋子, 吉田悠希, 木村真生ほか
初回特典:オリジナル・ネーム・ステッカー
製品発売後には国枝学自身のアレンジを中心としたサウンドトラックがNECアベニューから発売されている。作曲者本人のアレンジということで本来のイメージをそのまま聞くことができる貴重なアルバムだ。初期出荷分のみオリジナル・ネーム・ステッカーが特典として付属している。この表記のない帯もオークションなどで見受けられることから初期ロットで終了せずそれなりに販売があったことが想像できる。初期ロットや帯付きなどを求めなければプレミア化もしておらず手に入れることは難しくない。
BGMのアレンジはさすが作曲者自身によるもの。イメージの齟齬が起こるはずもない。これが本来の家庭用ゲーム機で採用されるべきアレンジのお手本だろう。家庭用ゲーム機やWindows版で耳慣れたプレイヤーからなら違和感しかないかもしれないが、PC-98やFM TOWNS、DOS/V版で馴染んだプレイヤーにはこちらしか考えられないだろう。
残念なのは「MEMORIAL Mini THEATER」が微妙なことだ。声優がイメージと合わない(個人的には断トツでWindows 95版の声優が一番)。この隙間を別のアレンジ曲で埋めてほしかったと思うのである。
1995年になるとパソコンでの音楽活動は割と多くが内蔵音源から外部MIDI音源へ移っていた(私のコミュニティではRCPファイルが中心)。『同級生2』はコピーやアレンジでの人気が高く、Roland SC-55を使ったアレンジなどを聞く機会がかなり多かった。オリジナルはFM音源ながら全てが突飛な音で作られた曲はなくSC-55で十分に表現できる範囲のものであり、極端なアレンジではなくそのまま置き換えたものに近い作品が多い印象だ。そのためか、極端なアレンジではなくオリジナルの雰囲気を残した作品が多かった。
2000年8月12日には同人アレンジアルバムとしてネピア軍団(現在は活動停止)から『「同級生2」メドレーとか』が発売されている。このCDはイベントだけではなくあきばお~、とらのあな、Do Whileといった同人関係を扱うショップなどで広く販売された(エルフに許可は取られていない模様)。
こちらを聞いても分かるが至ってスタンダードなアレンジが行われている。悪くいえば誰が作っても似たりよったりのアレンジになりがちだったのも『同級生2』。原曲がFM音源ながらそれだけ音のイメージを定着させた各曲の完成度が高かったという証明でもあるだろう。もちろん、家庭用ゲーム機で行われたアレンジよりこちらが上質に思える。
◆音楽に残る謎
ゲーム中の各キャラクターとBGMの対応を確認したところ謎だったのが「In The Mood」の扱いである。副題で「エッチシーン 4」とされている曲だ。エッチシーンで流れる曲は合計4曲用意されているが、この曲だけ演奏シーンを確認できなかった。全キャラクターで演奏曲を調べ纏めたのが下の図だ。
Ardent Love
One Moment
Sweet Lemon
このようにかなりの偏りがある。エッチシーン 1である「Ardent Love」が演奏されるのは鳴沢美佐子でしか確認できていないわりに他の2曲に集中している。何度か一からプレイして調べたので実はランダムで演奏曲が変わる、なんていう可能性はない。
■関連作品
◆『同級生2 スペシャルディスク』と『卒業生』攻略
『同級生2 スペシャルディスク』は1995年4月下旬に発売された購入者限定のファンディスク。価格は3,000円(税込)で現金書留か郵便為替のみの申し込みとなっている。エルフからの直送でフロッピーディスク3枚が提供され、パッケージは存在しない。スペシャルディスクは『メタル・アイ』から存在しているが、このおまけディスク的なアイデアは竹井正樹によるものだ。
申込みはこの「申込みシール」に必要事項を記載し同封の上エルフへ送付する形式となっている(このシールが箱に貼られて送られてくる)。このとき誤った選択がされる可能性があるので注意が必要だった。それは「HD専用版・フロッピー版」のいずれかに◯を付ける箇所にある。本来であれば「所有しているメディアに◯をしてください」と記載べきなのだが、「どちらか」という自由を与えてしまった。人によってはこういう自由を与えると暴走するのだ。
「本編はFD版だけど、ハードディスクにインストールしているからHD専用版でいいだろう」と思うかもしれない。一般的にもそれなら問題ないと思われるかもしれないが、互換性はない。PC-98版はスペシャルディスクもHD専用版とFD版で別れている(HD専用版のみラベルに「HD専用」と記載されている)。なお、FD版を直接ディスク起動した場合は『同級生2』の「Aディスク」も使用する(ハードディスク専用版もハードディスク内に『同級生2』がインストールされている必要がある)。
『同級生2 スペシャルディスク』の内容は大きく分けて3つ。「卒業生」「鳴沢家の居候」「マハートの世界」だ。
「卒業生」は同じ街を中心として主人公をすげ替えた新作と考えていい。「鳴沢家の居候」はキャラクター配役の変わった鳴沢家だけで完結するパロディーのアドベンチャーゲーム。「マハートの世界」は八十八町で起こるパロディでスタッフの部屋や攻略のヒントが貰える家もある。
最も注目すべきはやはりこの『卒業生』だろう。八十八学園のOBである三四郎が主人公となって、新ヒロイン榊原みゆきだけをターゲットにした新作だ。プレイ方法も全く同じだが、移動範囲は八十八町のフィールドのみ。学園に入ったり、如月町へ出かけることはできない。また自宅も八十八町ではないので行動時間は20時までに(基本的に)限定されている。
この『卒業生』、『同級生2 Special 卒業生』のOAVで第三楽章(楽章にしているのは榊原みゆきがピアノの家庭教師の先生だからであろう)まで出ているというのもなかなか凄い。こちらは『同級生2』より見応えがある(これだけの内容を3話にするのだから当然か)ので機会があれば視聴してみることをオススメしたい。
さて、この『卒業生』であるが、現在のネット上には攻略法はほとんど存在しないようなのでヒントを記載しておく。単純に榊原みゆきの現れる場所を探すのが第一段階(最初に見つけた場所によりルートが変わるので注意)。ステートセーブ機能があれば頑張って順番を調べよう。注意点は1日目で出てくる回数が限られていることだ。最低1月4日と5日の2日は要する。
たまにある選択は間違えると好感度が上がらない。「誰かに助けられた」、「肯定する」と選択しよう。あと、5択の選択は選んではいけない質問が1つだけあるので注意だ。
ルートを探して会話し尽くすと、最後にはどこを探しても榊原みゆきが出てこなくなる。そして、そのまま時間だけが経過していき何も起こらずゲームは終了してしまう。
実はここに必須イベントの罠がある。その鍵を握っているのが片桐先生だ。彫刻家の話が出るまで片桐先生を探さなければならない。これをクリアできれば、1月6日の夜、最後に駅で会った時、デートに誘う行動に出てくれる。これはなかなかわかりにくてキツイ。つまり、片桐先生も攻略する気合で並行して探しまくらなければならないということだ。
あとは選択ラッシュ。「何も聞かずに默ってる」「驚いたぞ」「そんな事わからない」「キスをしようとした」「土下座する」でハッピーエンドだ。実はこの選択内容は意味がないかもしれない。ちなみに、このゲーム内で描き下ろしのキャラクター絵が出るイベントがある。興味がある人は探してみるといいだろう。
ゲームをお買い上げいただいた、全てのお客様へ!!
甘く切ない思いをたっぷり詰め込んだ『同級生2』の世界へようこそ。
ところで貴方は前作『同級生』をご存知ですか?もし、知らないならば、このゲームがどんなゲームかちょっと紹介しましょう。
このゲームでは貴方が主人公です、ゲームの中で八十八町の住人となり、自由に行動して下さい。そこでは様々な女の子達と出会い、様々な関係が結ばれるでしょう……それを思いっきり楽しんで下さい。時には貴方の嫌いなタイプの女の子もいるかもしれません、でもきっと貴方が大好きなタイプの女の子が見つかるでしょう。それに貴方のことを好きになってくれる子も……これは全て貴方の行動次第!
とりあえず貴方の思うがままに、自由に振る舞って見て下さい、きっとなにかが起こりますよ、そして知らず知らずに貴方は『同級生2』の世界にはまりこむのです。
登場人物
■名前/鳴沢唯
■年齢/18歳
■血液型/O型
■8歳の時から主人公と一つ屋根の下に住んでいる。同級生の男の子に興味を示さず、いつも主人公の世話ばかりやこうとする。女子校に通っていたが主人公のいる八十八学園にわざわざ編入する。
■名前/舞島可憐
■年齢/18歳
■血液型/A型
■八十八学園の同級生。8歳の時から芸能界デビューし現在はアイドル歌手をしている。仕事が忙しいせいか、ほとんど学校に来ない。
■名前/加藤みのり
■年齢/18歳
■血液型/AB型
■八十八学園の同級生。主人公だけでなく、他の友達ともほとんど話をしない女の子。グリグリ眼鏡をかけてるので、素顔は誰も見た事がない。
■名前/篠原いずみ
■年齢/18歳
■血液型/A型
■八十八学園の同級生。男みたいな喋り方をするので、主人公は男の友達のように感じている。弓道部の部長で、篠原重工の社長令嬢でもある。
■名前/南川洋子
■年齢/18歳
■血液型/O型
■八十八学園の乱暴女。主人公とは1年の時からよく喧嘩をしていた。オートバイが大好きで、家もバイク屋を経営している。
■名前/都築こずえ
■年齢/16歳
■血液型/B型
■八十八学園の1年生、ようするに主人公の後輩。以前から主人公に興味を持っていた、少し変わった性格の女の子。くったくがないが、少々強引な性格。
■名前/水野友美
■年齢/18歳
■血液型/A型
■八十八学園の同級生。家が隣同士なので、主人公とは幼なじみの間柄でもある。読書と花が大好きで、勉強もできる才女。完璧な優等生で気も強いが、実は子供の頃から泣き虫。
■名前/安田愛美
■年齢/21歳
■血液型/O型
■八十八町にある花園保育園に勤める保母さん。過去にいやな思い出があるせいか、男性に対して異常に警戒心が強い。
■名前/鳴沢美沙子
■年齢/?歳
■血液型/O型
■唯の母親であり、主人公の母親代わりでもある。喫茶店(憩)を一人で切り盛りしており、忙しい事が大好きな女性。
■名前/田中美沙
■年齢/20歳
■血液型/B型
■同級生1で出演した田中美沙と同一人物。八十八町に住んでいる友達の家へ遊びに来ている。現在体育大2年。
■名前/片桐美鈴
■年齢/25歳
■血液型/A型
■八十八学園一の美人教師で、主人公の担任教師でもある。優しく生徒を理解してくれるその性格は、容姿と相まって男子生徒のあこがれの人となっている。いまだ進路が決まらない主人公をいつも心配している。
■名前/野々村美里
■年齢/21歳
■血液型/B型
■入梅興業に勤めるバスガイドさん。かわいい制服に憧れて入社。性格は明るく、自分の仕事に誇りを持っている。水曜の休日にはよく彼氏とデートしている。
他にも女性キャラクターは存在するが、マニュアルに紹介されているのは以上の12名。
町中で出会いやすい人物が選択されているようだ。
TRACK LIST
ラジオ収録曲(FM音源+SSG)
音源チップ:YAMAHA YM2203(OPN)
01 オープニング
02 街の空(マップ)
03 大きく行こう(学校)
04 Honey Night
05 お正月
06 楽しい旅行
07 BGM1
08 BGM2
09 BGM3
10 鳴沢美佐子
11 鳴沢唯
12 杉本桜子
13 水野友美
14 舞島可憐
15 片桐美鈴
16 安田愛美
17 都築こずえ
18 篠原いずみ
19 田中美沙
20 加藤みのり
21 鈴木ひろこ
22 野々村美里
23 永島佐知子
24 南川洋子
25 永島久美子
26 川尻あきら
27 長岡芳樹
28 西御寺有友
29 天道新幹線
30 Ardent Love (Hシーン A)
31 One Moment (Hシーン B)
32 Sweet Lemon (Hシーン C)
33 In The Mood (Hシーン D)
34 X'mas
35 月の夢 (桜子イベント)
36 Memories (桜子イベント)
37 Thinking Time (クイズ)
38 占い師、夢仙人
39 Happy Talking (ハッピーエピローグ)
40 Why the Hell? (バッドエピローグ)
41 Wish for Happiness (エンディング)
42 Girls Room
43 Unused
44 榊原みゆき
合計時間 : 39:51
作曲 : 国枝学
DISCOGRAPHY
同級生2
発売日: 1995年8月19日
価格: 3,300円(税込)
商品番号: NACL1186~7
発売元: NECアベニュー
販売元: 日本コロムビア
収録曲
DISC 1
『CD single vocal by 寺尾友美』
01 Sweet on You ( Vocal version )
02 One Moment ( Vocal version )
03 Sweet on You ( Instrumental )
04 One Moment ( Instrumental )
DISC 2
『CD Instrumental Tracks』
01 Sweet on You ( Original version )
02 MEMORIAL Mini THEATER ~唯
03 鳴沢 唯
04 都築こずえ
05 MEMORIAL Mini THEATER ~いずみ
06 篠原いずみ
07 舞島可憐
08 MEMORIAL Mini THEATER ~友美
09 水野友美
10 男共のメロディー
11 南川洋子
12 片桐美鈴
13 MEMORIAL Mini THEATER ~桜子
14 杉本桜子
15 田中美沙
16 加藤みのり~ひろ子
17 Happy Talking
同級生2
D-1 NSXA53807
D-2 NSXA53808
D-3 NSXA53809
D-4 NSXA53810
D-5 NSXA53896
D-6 NSXA53897
各4,700円(税別)
販売:Pink Pineapple
当時の広告
貴重な証言
ですね。PC-9801に載ってるYM-2203をなんとか駆使したかったので。僕らが入る前はエルフの使ってたサウンドドライバがSEの割込出来ずSE鳴ると曲止まる、FM音源やPSGの設定も細かく出来ず…そこで、古代さんにMucom借りて組み込んで貰いました。デジャはADVなので良いけどRPGでは曲停止は致命的問題。
— 御樹本 (@kowaiojisan) March 3, 2024
エンディングムービー
数字ボタンを選択すると動画再生
鳴沢唯
杉本桜子
水野友美
舞島可憐
片桐美鈴
安田愛美
都築こずえ
篠原いずみ
田中美沙
加藤みのり(鈴木ひろこ)
野々村美里
永島佐知子
南川洋子
永島久美子
鳴沢美佐子
PC-9801 5インチソフト
PC-9801 3.5インチソフト
PC-9801 5インチソフト
PC-9801 3.5インチソフト
PC-9801 5インチソフト
PC-9801 3.5インチソフト
PC-9801 3.5インチソフト
FMTソフト
FMTソフト
DOS/V 3.5インチソフト
DOS/V 3.5インチソフト
Windows95 CDソフト
PC-FXソフト
セガサターンソフト
PSソフト
PSソフト
ゲーム攻略本
男性向18禁同人誌
男性向18禁同人誌
男性向18禁同人誌
ゲームミュージックCD
ゲームミュージックCD
アニメ系CD
CDアルバム
アニメ系CD
アニメ系CD
アニメ系CD
アニメ系CD
ゲームミュージックCD
アニメDVD
アニメDVD
アニメDVD
アニメDVD
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アニメDVD
アニメDVD
アニメDVD
アニメDVD
アニメDVD
ゲーム雑誌
美少女ゲーム雑誌
美少女ゲーム雑誌
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LOGiN
LOGiN
LOGiN
LOGiN
LOGiN
LOGiN
LOGiN
LOGiN
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攻略本
美少女ゲーム雑誌
ゲーム攻略本
アニメムック
アニメムック
単行本(実用)
ムックその他
一般PC雑誌
同級生2 [アダルト] -Windows
【Amazon.co.jp 限定】同級生2リメイク 豪華版【描き下ろし特典:B2布ポスター(田中美沙)+ 録り下ろしドラマCD「お帰り、お兄ちゃん(店舗共通)」付き】
同級生2 サウンドトラック
同級生2 メモリアルミニシアター
同級生2 完全ガイド (アソコンブックス) ムック - 1995/4/1
同級生2 -PlayStation
同級生2 EXTRA BOX -PlayStation
同級生2 -SEGA SATURN
同級生2 【PC-FX】
同級生2 Perfect Collection DVD-BOX
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