アクションR.P.Gのアルガーナ
ALGARNA(アルガーナ)
対応機種 : SHARP X68000シリーズ
メディア : 5inch 2HD (2枚)
定価 : 6,800円 (税込)
発売日 : 1991年2月8日(発売予定1990年春→7月中旬→8月→9月10日→9月下旬→12月→1991年1月中旬から延期)
開発 : M.N.M ソフトウェア
販売元 : ブラザー工業タケル事務局
目次
アルガーナ for X68000
AD REPRODUCTION
アクションR.P.Gのアルガーナ
立ち上がれ、アルガーナ。もう、キミは一人ぼっちではない。
立ち上がれ、アルガーナ。もう、キミは一人ぼっちではない。
魔敵ウィザルドから国の平和を守るため、孤独な冒険に旅立つアルガーナ
美しい王女の旅を見守るナイトはキミ
ファンタジーの世界をひときわ高めた高速7画面スクロール&スーパーリアルサウンドが綴る
X68000対応アクションR.P.G.の決定版
█音楽担当は古代祐三
█FM音源+ADPCMで、サウンドもグレードアップ
█高速7画面スクロールを実現
█グラフィックはX 68000の機能を最大限に活かして、グレードアップ
TAKERU価格・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6,800円
█対応機種:X68000
█企画/開発:M・N・Mソフトウェア
『アルガーナ』X68000版について
◆『アルガーナ』概要
『アルガーナ』(ALGARNA)はM.N.Mソフトウェアが開発を行い、SHARP X1シリーズ専用として1989年12月29日に発売したアクションロールプレイングゲーム。(米子弁の「あるがな」が命名の由来)ソフトベンダー武尊(TAKERU) 専用として発売された。『アルガーナ』に関しては、パッケージや製本されたマニュアルは存在しない。
開発は中村雅美(Masami Nakamura aka YMCAT)。PC雑誌の広告を使った告知はなく、紹介記事も シャープ製のPCやポケコンの専門誌であった「Oh!X」(ソフトバンク刊)を除いてほとんど無かった。また機種として末期でもあったX1シリーズ のみの発売であったため、当時の知名度はかなり低かったと思われる。ただし、BGM担当として起用された古代祐三(Yuzo Koshiro a.k.a YK-2、1967年12月12日-)の影響があり限定的な層には知られた存在だった。
◆X68000版『アルガーナ』の登場
SHARP X68000版は度重なる発売延期の末、1991年2月8日にX1シリーズ版同様、ソフトベンダー武尊で専売された。発売当初の価格はX1シリーズ版と同じく6,800円だったが、1992年には3,800円、1993年には1,200円に価格改定された。(価格は全て税込)
開発はX1シリーズ版と同じく中村雅美を中心に行われている。BGMには古代祐三の直接的な関与は無く、X1シリーズ版をベースとしたBGMアレンジ(+数曲作曲?)として福冨幹(Tsuyoshi Fukutomi)が外注で担当した。なお、X68000 版として広告に使用されたキービジュアルはイラストレーターの 藤岡勝利(Katsutoshi Fujioka 1964年-)が担当している。
X1シリーズ版と異なりX68000版発売時にはPC雑誌媒体への広告掲載や紹介記事掲載、ブラザー工業の発刊している「TAKERU PRESS」やシャープがX68000専用に発刊していたソフト情報誌「ソフトウェアフィールド」への掲載など、販売告知が幅広く行われており、この段階で一気に知名度が上がった(それでも限定的)と思われる。
グラフィックはベタ移植ではなくX68000の性能に合わせて全て書き換えが行われた。X68000版は低い解像度ながら多色で再デザインされている。しかし、色気のあるデザインから小太りになって微妙になってしまったのは残念だ。
属性の衣はX68000版でも終始画面上の変化はない。X68000版のアルガーナは身につけている属性の衣が赤い衣に緑のマントという出で立ちから終盤のものが採用されているようだ。
X68000版のキャラクターデザイナーも気づかなかったようだが、最大の違いはX1シリーズ版のオリジナルであるアルガーナは「左利き」だということだ。
アルガーナは魔法の杖を使って戦う魔法使いだが、X1シリーズ版と同様にX68000版も装備によって剣と盾を持っている戦士の格好にきちんと書き換わる芸の細かさが受け継がれている。気づかれにくいと思われるが、ストーリー上装備が異なるオープニングとエンディングのビジュアルはアルガーナの装備が異なっているという細かいところまで描かれているのだ。
◆X68000版にはあの三辻富貴朗の名が
そんなX68000版のグラフィックやキャラクターには『バブルボブル』や『サイバリオン』などのゲームデザイナーである三辻富貴朗(Fukio Mitsuji a.k.a MTJ、1960年8月6日-2008年12月11日)(スタッフロールでは三辻富貴郎と誤字)が関わっている。まさか、グラフィックも手掛ける方だとは思ってもおらず大御所の名前をスタッフロールで拝見したときには非常に驚いた。
X68000版も一部を除いてキャラクターとグラフィックは中村雅美が行っているが、主人公アルガーナのキャラクター制作は行っていないとの証言があることから、主人公アルガーナのキャラクターは三辻富貴朗のデザインだったのかもかもしれない。
◆X68000版のシステムは流用してゲームが作成できる仕様だった
ソーサリアンシステムって何?
ソーサリアンはシステム(DOSやOSとかBASICみたいな)なんです。
シナリオが増殖してゆく、RPG、シュミレーション、アドベンチャーあらゆるジャンルを超えて増殖してゆく。ファルコムがシナリオを書く。ユーザーがシナリオを書く。それがソーサリアンを介して広がってゆく。
ソーサリアンはそんな仕組みになっているのです。さらに次々と発表されるソーサリアンシステムのユーティリティにもご期待ください。
『アルガーナ』のシステムは『FSS』(ファンタジーサーガシステム)にも流用された。これは、日本ファルコムの『ソーサリアン』のようにシナリオディスクを入れ替えるだけで新しいゲームが遊べるという発想のもので、ツクール的にゲームが作成できたとされている。
しかし、『アルガーナ』の度重なる発売延期により、『アルガーナ』のシステムを流用した『ティグナスの冒険』(旧題:ペルセウスの冒険)が先行して1990年9月18日に発売されるという事態になった。(FSSのシナリオは続編が出ることが無かった。)
『ティグナスの冒険』と『アルガーナ』はシステム面だけではなく、グラフィック面でもマップパーツが共用されていたり少しデザインを変えた程度なので同じゲームのような印象を受ける。町や森だとなおのことそっくりになっている。シナリオごとにマップやキャラクターを書き換えるのは相当な手間がかかるのだろう。(そう考えると、『ソーサリアン』の基本シナリオが15本であったことや追加シナリオを短期間で打ち出してきた凄さがわかる。)
◆メニュー部分の仕様変更
メニューのインタフェースはシステムの変更が行われて簡略化されている。X68000版は装備品などはすべて「アイテム」という項目にまとまった。そして、「装備アイテム」と「使用アイテム」は「装備使用品」にまとまって選択することはできなくなり、所有しているだけで効果を発揮するようになった。そのためX1シリーズ版では紋章の力を得るために魔法を諦めてキャルラの首飾りを外す(A.Pが0になる)必要があったのに対し、X68000版は「装備アイテム」はすべて装備していることになり効果の重ねがけになった。
重要アイテムの1つである効果の指輪で得られる効力はX1シリーズ版に対して大幅に緩くなっている。X1シリーズ版では物語が進むとダメージを与えられる敵が指輪により決まるので選択は重要だった。しかし、X68000版では効果に変化があるように見えず、どの指輪でも普通にダメージを与えることが可能になっている。そのためアクションシーンにおける難易度は大幅に低くなっている。ただし、その分戦略性も低くなった。
◆遊びやすさが格段に上がったX68000版
良くも悪くも緩くなってしまい、X1シリーズ版で悩まされることが多いと思われるウィザルドとの戦闘でも悩むことが無くなってしまった。というのがX68000版なのだ。日本ファルコムの『イース』で行うダルク・ファクト戦のような悩みは無くなったということだ。それはそれでどうなのだろう。
アクションシーンではジャンプも重要になってくるが、X68000版はその点においても易しくなっている。上図は同じ場面だがX1シリーズ版では左から順にジャンプしていかなければ上に上がれないが、X68000版では一発で上がることができる。(地形も微妙に異なっていることに注目)
X1シリーズ版とX68000版は、ゲーム進行のフラグやマップの繋がり、宝箱配置などはほぼ同じものの地形などの違いは所々存在している。また、ステータスの数値管理は完全に異なっており内部的にもアバウトな移植である印象を受ける。X1シリーズ版では気を抜けばレベルが高くてもあっさり死んでしまうが、X68000版ではそういった要素は全く無いのだ。高難易度化するX68000のゲームは珍しくなかったが、逆行するゲームというのも珍しい。
そもそもゲーム性の変化に加え、新曲の追加や、最終ボス・ウィザルドの再構成などを踏まえると、単なる移植という捉え方が間違いかもしれない。X68000版はX1シリーズ版の完全リメイク作であると捉えたほうがよいだろう。X68000版の知名度が圧倒的に高いのはユーザー数の多さや紹介媒体の豊富さが挙げられるだろう。見た目やストーリーのインパクトが弱い印象を受けるのは否めない。しかし、サクサク進んで楽しいというゲームとしての本質を高く評価されていることが記憶に残る一作になっているのも事実ではないだろうか。
◆古代祐三作曲のBGMをX68000用に編曲したのはあの福冨幹
アクションR.P.Gのアルガーナ
魔敵ウィザルドから国の平和を守るため、孤独な冒険に旅立つアルガーナ。
美しい王女の旅を見守るナイトはキミ。
ファンタジーの世界をひときわ高めた高速7画面スクロール&スーパーリアルサウ
ンドが綴るX68000対応アクションR.P.G.の決定版。
音楽担当は
古代裕三
█ FM音源+ADPCMで、サウンドもグレードアップ
█ 高速7画面スクロールを実現
█ グラフィックはX 68000の機能を最大限に活
かして、グレードアップ
\6,800
(税込)
█ 企画/開発:M・N・Mソフトウェア
立ち上がれ、アルガーナ。
もう、キミは一人ぼっちではない。
※古代祐三の誤字をそのまま再現。X68000版のアレンジも行っていると「私は」誤解した。
X1シリーズ版のBGMはPSG音源のみでFM音源には対応していなかった。X68000版のBGMはFM音源8音フルパートを使用し、リズム部分にはADPCMを用いたアレンジで演奏される。大半の曲ではFM音源の2声がエコーに使われている。ただし、効果音のチャンネルがエコーに使用しているチャンネルと別のためにアクションシーンではBGMが完全に崩れて聞こえるのは残念なところ。
「音楽担当は古代祐三」という触れ込みが一部のファン内で話題を呼んだBGMだがX68000版には直接関わっていない…ということを知ったのは発売から10年以上経過してからのことだ。
広告や雑誌記事の触れ込みを信用していたというのもあるが、当時は古代祐三自身のアレンジと疑いもしなかった。X68000版『アルガーナ』はそれまでに手掛けてきたPC-8801mkⅡSRシリーズで聞かせてくれた耳馴染みのある音色とは程遠い。しかし、X68000版の『ボスコニアン』でそれまでと違う音を聴いていたため新境地なのかと思ったのだ。それほどに安定感のあるアレンジであり素晴らしい出来栄えだったからだ。
X68000版では古代祐三の原曲に加えてオリジナル曲が加わっている。後に代表者である市川幹人(Mikito Ichikawa)より情報をいただいたが、アレンジを行ったのは当時高校生であった福冨幹。サウンドドライバである「MYUドライバー」の開発者(ベーマガの方としても有名)である粟田英樹(Hideki Awata)のご友人ということが判明した。
ここで、福冨幹の名前を聞いてピンと来る人はほとんどいないだろう。しかし、後にWitchというサウンドユニットで活動した一人といえば少しは分かる人も増えるのではないだろうか。エルフ作品の『同級生』でX68000 専用のアレンジを行ったり、『ドラゴンナイト4』の作曲・編曲などに携わっている。もちろん、これらの作品でもX68000ならではの絶妙なアレンジを聴かせてくれる。
『アルガーナ』のX68000版でも代表曲となるのはオープニングやエンディングで使用された、テーマ曲とも言える「パトロンの山」(曲名は「アーリー・コレクション」で確定したがもう少しなんとかならなかったのだろうか)だろう。
新曲では、起動時のディスクローディングやウォルビスの神殿のイベントシーンで流れる「おことわり」と勝手に名付けたBGMも密かに人気が高いのではと思っている。
非常にレベルの高いアレンジ群だが納得できない曲が1曲だけある。それはイントロ部分がカットされた「女神の神殿」(ファディスの城 で使用) だ。あれはカットしたらいかんと思うのだ。
ストーリー
今より数千年の昔、女神『キャルラ』の創り出した魔法の国『サルーン』。全ての人々が魔力を身に付け、永遠の輝きを約束されたかに思われた・・・。魔力は国の全ての源となったが、同時に悲劇をも生み出してしまった。魔力!これを悪用する者達が現れてしまったのだ。やがて国の秩序は乱れ、次第に荒廃していった。その頃、女神はウォルビスにある神殿へ舞い降りていた。人々の魔力を全て消し去ってしまうためである。魔力を失った人々は自分達の愚かさを悟り、互いに協力し再びサルーンの国に繁栄をもたらした。
それを期に、国王は皇子『ファディス』に新地を分け与え、新しい国を創らせその国の王に命じた。
そんなある日、国に不思議な事件が相次いだ。それは全て誰かの魔法で操られた様な物ばかりであった。
国王は事件の真相を明かすべく女神の元へ使いを出したが、女神の姿は忽然と消えていた…。
…そして、サルーンの国に一人の男が現れた。男の名は『ウィザルド』、消え去ったはずの魔法を使い次々に魔物を創り出し、サルーン全てを自らの手に治めようとしていた…。
操作方法
●キャラクターの移動
278
左46右
272
調べる
ジョイパッドの場合、パッドの各方向に対応する
●攻撃
体当たりで行う
●魔法による攻撃
SPACE キー
●メニュー
Zキー(XF1RETURNでも可)
●スピードアップ
CAPSキーをロック
画面について
①
②
③
④
① オーラ
マジックポイント。キャルラの首飾りが必要。
② LIFE
アルガーナのヒットポイント
③ ENEMY
敵のヒットポイント
④ EXP
経験値。右の値を超えるとレベルが上がる。
アイテム
◇魔法の杖
様々な魔法を作り出す不思議な杖。その先に付けられた宝石は敵を弾き飛ばす素晴らしい力を秘めている。
◇属性の衣
魔法の杖により作り出された魔法に『炎』『水』『命』の属性を与える。それぞれ適応する敵にのみ効力を発揮する。また、防具としても十分通用する衣。
◇効果の指輪
魔法が命中した際の敵に対する魔法の効力を決定する。
※以上の組み合わせにより最大216種類の魔法を使い分けることが可能。
☆キャルラの首飾り
魔法を使うのに必要な『AURA』(マジックポイント)が備わる
☆ウプシロンの紋章
H.Pの回復力がアップする。
☆イオタの紋章
M.Pの回復力がアップする。
☆ゼータの紋章
移動中でもH.Pが回復するようになる。
☆セフィラの薬
H.Pが最大まで回復する。
※この他にも様々なアイテム類が登場する。
トリビア
◆エグザクトのBGMパクリ疑惑
音楽についての謎がある。7ヶ月後に発売されるエグザクトの『アクアレス』と似過ぎている曲が存在する。1曲目はベースと音色が同じに聞こえる「ウィザルド城・城壁」で使用されたX68000オリジナル曲と『アクアレス』のステージ1で使用された「Shut it Up!」で流れる後半部分のベースフレーズ。そして、2曲目はメロディラインと音色がそっくりに聞こえる未使用曲とアクアレスのエンディング曲「Garlant Happiness」だ。どちらも X68000 のみの専用曲で単なる偶然とは思えない。時系列から考えればエグザクトのパクリ疑惑が浮上する。
いただいた情報
X68000版アルガーナ 投稿者:通りすがり
投稿日: 2007年 8月 6日(月)01時40分8秒
X68000版アルガーナのアレンジは、高橋大昌(KID)氏がやっていますよ。
作品リスト
同人時代2作品
MELT DOWN
REFIGHT
ファイナルクライシス
メルティランサー
デザートドラグーン
シグナトリー
SELECTED/宇宙からの訪問者 (SORCERIAN)
卒業NECアベニュー
2007.9.30更新
M.N.M Software代表(現 Mindware)のMickey Albertさんより情報をいただき、上記アレンジの情報は間違いであるとの指摘を受けましたので修正しました。
TRACK LIST
ラジオ収録曲(FM音源+ADPCM)
内蔵音源
音源チップ:YAMAHA YM2151(OPM)+ OKI OKI MSM6258
01 おことわり (Warning/女神キャルラ)
02 パトロンの山 (オープニング1/エンディング)
03 ファンフェルの町 (オープニング2/ファディスの城)
04 女神の神殿 (サルーン城)
05 バレンツでの戦闘 (マレーヌの森/セイレスの谷/ウォルビスの街戦闘/パトロンの森戦闘)
06 サルーンの城 (パレンツの村/ファンフェルの街/ウォルビスの街/パトロンの森)
07 カラクルームの町 (ナロアの森)
08 ウォルビスの町 (精霊の池/廃坑出口/クーニヤ村の家)
09 ナロアの洞窟 (廃坑/地下迷宮)
10 親玉 (ボス1)
11 アルーダの山(2) (アルーダの山)
12 アルーダの山(1) (ボス2)
13 バレンツの町 (ウォルビスの神殿)
14 アルーダの山1 (クーニヤの村)
15 ボス3
16 ウィザルド城 城壁
17 親玉出現 (ウィザルド城)
18 女神の神殿 (邪神殿)
19 ガダルの城 (ウィザルド1)
20 ウィザルド2 (ウィザルド2)
21 クーニアの町 (スタッフロール)
22 未使用曲
合計時間 : 9:02
※曲名は"Early Collection"及び"Early Collection BOX"に準拠。ただし、X68000オリジナル曲の01,15,16,20に関しては便宜上勝手につけたもの。
※"女神の神殿"と"アルーダの山1"は"Early Collection"と"Early Collection BOX" の収録で異なる曲ながら同じ曲名が付いている。
作曲 :
古代祐三(02~13,17,19,21),
福冨幹?(01,15,16,20,22)
編曲 : 福冨幹
DISCOGRAPHY
アーリー・コレクション/古代祐三
発売日: 1992年7月21日
価格: 1,500円(税込)
商品番号: ALCA-328
発売元: アルファレコード
販売元: コロムビア
収録曲
01 1シャープ第一回X68000芸術祭のテーマ
<アルガーナ>
02 バレンツの町
03 ナロアの洞窟
04 ファンフェルの町
05 アルーダの山(1)
06 サルーンの城
07 バレンツでの戦闘
08 アルーダの山(2)
09 親玉出現
10 パトロンの山
11 ガダルの城
12 女神の神殿
13 ウォルビスの町
14 クーニアの町
<スキーム(ノーマルバージョン)>
15 OPENING THEME
16 DEATH WORLD
17 THE LEGEND OF HERO
18 FIGHT THE FORCE
19 DARK CITY
20 BLACK SCHEME
21 UPPER BEAT
22 UNDERGROUND
23 HUGE POWER
24 THE FORCE ROTTED AWAY
25 DARKSIDE SING
26 THE THEME OF HARDY
<スライス>
27 WORLD WIDE
28 THAT'S THRICE
29 BLOCK TIME
YUZO KOSHIRO Early Collection BOX
発売日: 2018年7月27日
価格: 8,801円(税別)
商品番号: B2PS-1010
発売元: BEEP
収録曲
【Disc1】収録タイトル
・PC-88 Original Music '86(About series)
・PC-88 アクションRPG(開発Ver.)
・PC-88 Original Music '86(Style series)
・PC-88 Original Music '87
・PC-88 トップビュー型ARPG(開発Ver.)
・FC サイドビュー型アクション(開発Ver.)
・MSX MEGA ROM アクションRPG(開発Ver.)
・PC-88 サイドビュー型ARPG(開発Ver.)
・PC-88 トップビュー型ARPG続編(開発Ver.)
・PC-88 mucom88
・Original Music '89
・PC-88/PC98 MUSIC LALF
・PC-88 サイドビュー型ARPG(開発Ver.)
【Disc2】収録タイトル
・MZ-1500/X1 迷宮への扉(開発Ver.)
・MZ-1500/X1 DARK STORM(開発Ver.)
・X1 MARS(開発Ver.)
・X1 Issural(開発Ver.)
・マイコン BASIC Magazine '88年3月号
・ALL ABOUT マイコンBASIC Magazine 2015/2018
・X1 MARS
【Disc3】収録タイトル
・PC-88 お嬢様くらぶ
・PC-88 LONG NIGHT
・PC-88 100円ディスク3
・PC-88 THE SCHEME
・PC-88 100円ディスク5
・PC-88 Variant7
・PC-88 TACORIS
・PC-88 WANDERERS FROM SUPER SCHEME
・MD The Stickman is Back(開発Ver.)
【Disc4】収録タイトル
・X1 ALGARNA
・PC-98 GAGE
・MD リメイク移植シューティングS.F.
・Win 宇宙最大の地底最大の作戦
・MD リメイク移植シューティングS.F.
【Disc5】収録タイトル
・PC-88 MISTY BLUE
・PC-88/PC-98 MUSIC LALF
・SFC(PC-88) ACTRAISER
・SFC ACTRAISER2
【Disc6】収録タイトル
・MD The Super SHINOBI
・Original '88 PSG
・GG The GG SHINOBI
・MD BARE KNUCKLE
・GG SONIC THE HEDGEHOG
・GG BARE KNUCKLE
・GG The Stickman is Back
・MD BARE KNUCKLE II
・MD BARE KNUCKLE III
・MD The Super SHINOBI
【Disc7】収録タイトル
・岡島俊治アレンジ Missing you / 小寺可南子
・上倉紀行アレンジ 発進(Has-shin)
・上倉紀行アレンジ Variant7
・岡島俊治アレンジ 森林地帯
・上倉紀行アレンジ EVIL GOD MARS 邪神マーズ
・岡島俊治アレンジ THE GREAT ROBBERY ~時の流れるままに
・岡島俊治アレンジ Missing you Vocal less ver.
【EXTRA DISC】収録タイトル
・PC-88 起動音
・PC-88 SHOOTING MASTER'86
・PC-88 アクションARPG(開発Ver.)
・PC-88 100円ディスク3
・FC サイドビュー型アクショ(開発Ver.)
・PC-88 トップビュー型ARPG(開発Ver.)
・PC-88 Variant7
・PC-88 サイドビュー型ARPG(開発Ver.)
・PC-88 mucom88
・PC-88 100円ディスク5
・PC-88 THE SCHEME
・Original '88-89
・PC-88 MISTY BLUE
・PC-88 ACTRAISER(Prototype)
・PC-88/PC-98 MUSIC LALF
・MD BARE KNUCKLE(開発Ver.)
・MD リメイク移植STG S.F.(開発Ver.)
・MD BARE KNUCKLE Ⅱ(開発Ver.)
・BONUS TRACK
証言
ありがとうございます♪良い思い出になっていれば幸いです。プチネタを…アルガーナの名前の由来は米子弁で「そこに○○があるがな!(あるだろ!)」から来ています(笑)
— YMCAT(迎霧狼慢)???? (@info_ymcat) December 16, 2017
もちろんX68のアルガーナも、プログラムとキャラグラ(一部を除いて)は僕が作成しました。ただこちらは完全にMNMに移籍後に作成していますので、僕にとっては黒歴史作品です。特に主人公アルガーナのキャラグラが別人の作で、あまりにも不細工で思い入れもへったくれもありませんでしたw
— YMCAT(迎霧狼慢)???? (@info_ymcat) December 31, 2018
【YMCAT作品ヒストリーvol.25】
— YMCAT(迎霧狼慢)???? (@info_ymcat) February 22, 2019
FSSティグナスの冒険 1990年 X68000
当時在籍していたMNMからの作品。アルガーナのシステムをシナリオ追加版に変更しての第一段だったが、結局追加シナリオが出る事はなかった。なぜなら僕が除籍になったから(本当の理由は売れなかったからというのは内緒w#黒歴史 pic.twitter.com/t6dTskefp6
アルガーナの版権は《自社の音源ドライバーが入っているから》と言ったトンデモ理由で奪われたままなので無理ですw
— YMCAT(迎霧狼慢)???? (@info_ymcat) February 18, 2021
逆に音源ドライバー以外はグラフィックもプログラムも原案も全て僕の作品なんだけどね…
アルガーナは、完全僕のオリジナルなのですが、紆余曲折あり版権を奪われたままなのです。
— YMCAT(迎霧狼慢)???? (@info_ymcat) April 19, 2021
なので、アルガーナとして再販するのは無理なのです_(┐「ε:)_
エンディングムービー
自己解釈のエンディング
結界から開放される女神キャルラ。
そして、ウィザルドを倒したことにより、崩壊するウィザルド城を見守るキャルラとアルガーナ。
サルーンに平和が戻り、再び舞い降りる女神とそれを祝福する妖精たち。
しかし、兄であるファディスに取り付いたウィザルドを体ごと引き裂いたため、唯一形見として残ったリングに涙するアルガーナの姿で幕を閉じる。