オリジナル・ロボットアクション
アクアレス
対応機種 : SHARP X68000シリーズ
メディア : 5inch 2HD (2枚)
定価 : 8,700円 (税別)
発売日 : 1991年9月12日(発売予定5月→8月30日から延期)
販売元 : エグザクト
○ ジョイスティック対応
○ USERディスク作成にブランクディスクが1枚必要
目次
アクアレス for X68000
※マニュアル抜粋
PACKAGE REPRODUCTION
新潟市米山3-2-11 MKD.5ビル
☎(025)247-9160㈹
全8面24ステージ ※写真は開発中の
ものです。
本ソフトウェア及びマニュアルを無断で複製したり、映像
を私的以外に使用することは法律で禁じられています。
『アクアレス』について
◆『アクアレス』概要
『アクアレス』(AQUALES)はエグザクト(Excellent Application Create Team)が開発を行い、SHARP X68000専用として1991年9月12日に発売したオリジナル・ロボットアクションゲーム。『ナイアス』(1990年10月26日発売)に続くエグザクトの作品第二弾。本来、8月30日が発売予定であったが延期された。
開発は山本浩(Hiroshi Yamamoto)三枝浩行(Hiroyuki Saegusa)豊田和紀(Kazuki Toyota)大平俊充(Toshimitsu Odaira)のたった4名で行われている。
発売日に関して広告には「8月予定」としか記載されていないのに「8月9日発売」という出所不明のデマ情報が事前に出回った。PC雑誌の「マイコンBASICマガジン」8月号(電波新聞社)や「ログイン」1991 No.16,17(アスキー)、「テクノポリス」7月号(徳間書店)などでデマ情報に踊らされた結果、発売予定日に「8月9日」と掲載されてしまうという事があった。
フロッピーディスクの枚数は『ナイアス』より1枚追加された3枚組。時代の流行を取り入れてか、オープニングにディスク1枚を費やしている。『アクアレス』開発時には新しい圧縮技術が確立されており、詰めれば実際は2枚組にできたらしい(同圧縮技術を使用すれば『ナイアス』は1枚で収まるとされている)。しかし、事前にフロッピーディスクのラベルシールを既に3枚で作成していたことやデータ整理の面倒さから3枚のままで発売されたという経緯があるそうだ。
◆『アクアレス』の魅力
『アクアレス』のゲーム目的は、民間企業調査船「エリアス・リッツ号」の行方不明事件や数多くの原因不明事故が起こっているケルマディック海溝近辺の海域調査だ。オープニング内容からゲーム開始は海溝からと思いきや、ビジュアルシーンも無いまま太平洋上の海上工業プラントでテロ活動によるプラント奪取阻止からスタートする。序盤の展開が読めないのには理由がある。
未公開のさえぐさひろゆき原作コミック(全13話およそ600ページ)が存在しており、ゲーム内容はその7話目にあたるとされているからだ。
ともあれ、ケルマディック海溝に達している頃には、前後のストーリーはどうでもよくなり、『アクアレス』の世界観とゲームの面白さにどっぷり浸かっているだろう。
『アクアレス』の特徴とゲームの魅力はワイヤーアクションに詰まっている。通常のジャンプに加え、射出したワイヤーを縮める力で更に上に登ったり、遠くへ移動することが可能となっている。カプコン作品の『トップシークレット』(1987年稼働)や『ヒットラーの復活』(1988年発売)にある意味類似していると言える。大きく異なるのはジャンプ中や落下中など空中にいる時にしかワイヤーを射出することができないことだ。ジャンプして斜め上の壁に向かってワイヤーを射出し振り子の原理で遠くへ移動するというスリリングなシーンが多くありゲームとしての面白さに一役買っている。
ワイヤーは空中にいる時に上を押しながら射出すると真上に、それ以外の方向かどの方向にも入れずに射出すると自機が向いている方向に射出する。もう一度射出ボタンを押すとワイヤーを切り離すが、落下中に再度射出することにより上の壁を使った横移動が可能となる。
これらをきっちり使いこなせないと攻略は不可能だ。最終ステージにおいてはワイヤーによる連続移動を強いられる。もちろん、他のステージでもミスをすれば重力で下に落ちていくわけだから大きなロスを背負わされることになる。とにかく、このワイヤーによる移動がゲームとしての肝で緊張感をより高め面白くしている。
◆多彩な武器で様々な攻略ができる
『アクアレス』のもう一つの特徴は武器バリエーションの豊富さと多彩な攻撃方法だ。ゲーム開始時点では3種の武器を装備しているがステージに存在するアイテムボックスから新しい武器を入手することができる。壁を余裕で突き抜け伸縮する攻撃系ワイヤーや、近距離系で破壊力抜群のブレード、遠距離から安全に敵の破壊を可能にする銃の3カテゴリ9種類だ。また特殊兵器として壁で跳ね返るバウンドや、敵へ自動的に向かってくれるホーミングミサイル、壁伝いに飛んでいくナパームなど便利な武器が合計3種類用意されている。ゲームに制限時間は無いので急がなければ安全にじっくり進むことも可能だ。
これらの武器をどのように使ってもゲーム性が破綻させず、かつ一辺倒な攻略方法ではなくユーザーによって様々な攻略法を確立できるように調整されているのは非常に素晴らしい。
◆魅せるラスタースクロールテクニック
X68000ユーザーがエグザクトでイメージするのは『ナイアス』の店頭デモで嫌というほど見せられたラスタースクロール技術だろう。ゲームを面白くするための技術ではないが、視覚的に分かりやすいプログラムテクニックであり、凄い集団だと思わせる説得力があった。対して『アクアレス』では分かりやすい派手な処理は身を潜めている。しかし、Y方向のラスタースクロールや数えるのが困難なほどの多重スクロール技術などステージによって趣向を凝らしたテクニックを見せてくれる。当たり前のように述べているワイヤーアクションのプログラムも高度なプログラムテクニックの一つだろう。
新しい特殊処理にも注目したい。暗闇での行動を表現するスポット処理が『アクアレス』で採用されている。ただし、よくある円形のスポット処理ではなく、サーチライトによる光源から広がる光を上手く再現している。視界が悪い中での探索は緊張感もあり大いに盛り上がる演出として一役買っている。この技術は早ければ1分程でクリアできるステージ7のエリア1でのみ使用される。技術の贅沢な使い方の極みだろう。
◆強化されたビジュアルシーンと魅せるその処理
『アクアレス』ではビジュアルシーンも強化された。『ナイアス』ではワイヤーフレームによるビジュアルをステージ間で見せてくれたが、『アクアレス』では登場人物であるルシーと 秀矢(しゅうや)によるウィットに富んだ通信シーンが描かれる。深度が深くなると徐々に通信環境の悪くなる状況がプログラムにより巧みに表現される。こういう部分も含めて エグザクト はグラフィック周りのプログラムテクニックと表現に対する発想がX68000の中では他社より数歩抜きん出ている印象を受ける。しかもゲーム本編を含めてたった2枚のフロッピーディスク(1.25MB×2)に収めているのだ。
残念なのはほとんどのPC雑誌で技術的な部分が目玉として大きく取り上げられなかったことだ。エグザクトは雑誌社との付き合いが濃いとは思えず記事に関してもほとんど任せっきりだったのではないだろうか。
◆想像以上にバランスの調整された難易度
『アクアレス』は技術面だけではなくプレイしても楽しいという非常によくできたアクションゲームだ。しかし、残念な点が1つだけある。それはボスキャラクターの単調なアルゴリズムだ。ザコキャラのようにひたすら単純なパターンで歯ごたえがなさすぎるのだ。武器の選択次第では最後のボス以外は初見でほとんどダメージを受けること無くクリアできてしまうかもしれない。ボスシーン到達までの苦労に対してボス攻略のあっけなさに驚いたプレイヤーも多いのではないだろうか。
ゲームとして楽しさを損なう要因になりうるのが高すぎる難易度だ。『アクアレス』は難易度のバランス調整が徹底的に行われている。X68000のオリジナルゲームは難易度の高いものが多い。ご多分に漏れず、エグザクト作品第一弾の『ナイアス』も、技術は素晴らしいのに難易度が高い上にコンティニューの回数制限までありお世辞にも遊びやすいとは言えなかったのだ。対して『アクアレス』はエネルギー制+残機制でざっくりしたプレイが可能になっている。そしてマップも意地悪が過ぎる作りのステージは一つもない。
難易度が緩和されている一つとしてボスキャラクターへの再挑戦にも注目したい。ただでさえ弱いボスのオンパレードである『アクアレス』だがボスで自機を失った場合はボスキャラクターのエリアから再スタート(ゲームオーバーの場合のみステージ最初から)してくれる。残機のある限りエネルギーMAXの状態から再挑戦が可能なのだ。普通のゲームであればステージの最初からやり直しだが、そうはならないところに親切心を感じる。ただ、再スタート位置を考えればボスの難易度は多少きつめに設定して攻略性を持たせてほしかったというのが本音だ。
◆近い時期に発売された『ジェノサイド2』の存在
アクアレスにとって悲運とも言える残念なことがある。X68000オリジナルのロボットアクションゲームというジャンルが似ているという理由とほぼ同時期に発売されたという理由でズームの『ジェノサイド2』(1990年12月7日発売)と比較されることが多いことだ。
しかし、そもそも比較することが間違いなのかもしれない。主人公の操る機体一つとってもパトレイバーで表現するならば、『ジェノサイド2』の「TRACER TYPE 184」はいわば軍事用レイバー。かたや、『アクアレス』の「F-LINKS」は例えるなら作業用レイバーだ。「TRACER TYPE 184」はアクロバティックな動きで斬って斬って斬りまくるのが醍醐味だし、「F-LINKS」はケルマディック海溝に潜む闇に迫る探索にワイヤーを使ったダイナミックな操作が醍醐味だからだ。
◆見ているより体験がより面白い『アクアレス』
一人でストイックにプレイする場合や、X68000の凄さをアピールしたい場合には『ジェノサイド2』が有効かもしれない。しかし、複数人でワイワイ楽しく遊ぶには『アクアレス』に軍配が挙がる。ワイヤーの操作ミスや、穴に落ちて1ミスという緊張感が場を盛り上げる。見ているだけでも楽しいが実際にプレイするという体験がより楽しい。それが『アクアレス』なのだ。
プレイヤーにより幅広い攻略が可能で一辺倒でないのもイイ。出口に達するためのルートが複数あるステージも用意されている。新しい武器取得にも繋がるエリア探索に力を注ぐプレイも可能だ。例外を除いて敵は一度倒せば同じ場所に二度と出てこないので一掃した上でエリア探索にあたるもよし、ダメージ覚悟でさっさと出口に向かうもよしだ。また、先述の豊富な武器の選択肢はプレイヤーによって色々な攻略が行える懐の広さもある。
『アクアレス』がアクションゲームとして変わっているのはUSERディスクにクリアした段階のステージデータを3人のプレイヤーまで記録することが可能なことだ。これにより後日、クリアしたステージまでを自由に選択して再プレイすることが可能になる。再プレイでクリアした条件が以前より良い場合(アイテム・経験値)はそのステージとそれ以降のステージデータを比較して数値の差分を書き換えてくれる親切設定だ。
ここで誤解されそうだが、『アクアレス』はUSERディスクの必要に迫られるほど広大なマップではないし、エンディングを迎えるまでの時間がひたすらかかるわけでもない。
しかし、友人を招いたり兄弟などの家族間で途中まで遊んだ結果を残しておき、次回に続きからプレイできるというのは意義があるだろう。人によってはあまり意味がないUSERディスクのように思えるかもしれないが交友関係によっては意味を成すのだ。
◆ネット上にも情報はなく忘れられつつあるが傑作
『アクアレス』はほとんどの雑誌に大きく取り上げられることもない上に広告媒体への露出は最低限でゲーム進行と同様ひっそりと深く沈んでしまった感がある。X68000ユーザーの認知度や評価は悪くないように思えるが、他機種へ移植されることもなく当時の一般ゲーマーに対する認知度は低い。それを反映するように今となっては、ネット上でも情報はかなり少なくなっており個人評価が歴史から消えるのもそう遠くはないことを予感させる。
各雑誌のランキング上位に登場することがなく一般的な注目度が低い作品ではある。しかし、遊びやすさの創意工夫が成されており、見ているだけではなく実際にプレイしても楽しいという感覚を味わわせてくれる数少ないゲームだ。飾りだけのように見えるビジュアルシーンが多い中、ゲームそのものを盛り上げるビジュアルシーンの作りも凄い。『アクアレス』は歴史に埋もれさせるには非常にもったいない作品であることは間違いない。
◆5方向ステレオサンプリングシステムを使用したBGM
『アクアレス』のBGMはさえぐさひろゆきと山本浩の2名で作成されている。1991年であれば外部MIDI機器による演奏も期待されたが内蔵音源のみの対応だ。
チャンネル構成はオープニングとエンディングのみFM音源8声+ADPCMのフルパートでの演奏。ゲーム中のBGMはFM音源6声+ADPCMで演奏。残りのFM音源2声は効果音に使用している。
アクアレス では新しい試みとして「5方向ステレオサンプリングシステム」が搭載されている。ミュージックドライバーを作成されたのは豊田和紀。1チャンネルしかないADPCMを音を左右でずらしながら出力することにより擬似的にサラウンド感を出すというものだ。グラフィック関係もそうだが、音に関してもエグザクトは非常にユニークな発想を実現しており驚かされる。
『アクアレス』の代表曲に挙げたいのがステージ間のビジュアルシーンで流れる「Visual Scene」だ。潜水艦が発するソナー音のシークエンスで深海の不気味さを表現する面白い試みを行っているのだ。同じシークエンスを使用した曲は、オープニングの「Introduction」でも聞くことができる。
BGMはベースラインを真っ先に作成し後からメロディを乗せたんだろうな…と予感させる作品が多い。そもそも、プログラマー兼グラフィック兼コンポーザーというのが無茶苦茶なわけで、音楽理論に明るくなくても仕方がない。それでも6音しか使えないという縛りも幸いしてかコード関係は殆ど使用せずに上手く乗り切っている。素のメロディやベースラインのデキは非常に良いので多少音が外れてもこの際問題にはならない。音は力押し。これがエグザクトサウンドなのだ。
アクアレス
アポロン/1992年8月21日
メディア/価格:CD APCG-4023 2,600円(税込)
収録曲: 〈アレンジ・バージョン〉①AQUALES Dynamism ②Power Of Action ③Metal Navigator 〈オリジナル・バージョン〉④Shut It Up! ⑤Blue Point ⑥As A Stream ⑦ Glass Shade ⑧RIATT! ⑨Phantom Of Deep ⑩Over Arms ⑪Run To The AQUALES ⑫Outer Sight ⑬E.L.Pow ⑭Complication ⑮S.C.B.M ⑯Atract Peace ⑰Scale Battle ⑱GEAR'S! ⑲ Action Into The METAL!⑳Stage Clear ㉑Ending~Garlant Happiness ㉒Game Over ㉓Introduction ㉔Opening~Theme Of AQUALES ㉕Visual Scene ㉖Visual Scene LAST
これでも、というと怒られそうだがCD化も果たしている。しかもゲーム発売より1年も遅れてだ。日本ファルコムや光栄の作品を除いてパソコンゲームのBGMがCD化される作品は多くない。ましてやX68000オンリーのマイナーなゲームな上に音楽の評価が異様に高かったわけでもない。『アクアレス』がCD化されるというのは何か裏があるのでは?と勘ぐってしまうが、とりあえず快挙であることには違いない。
CDに収録されているオリジナルバージョンはFM音源8音で作り直された曲も多く、新しいパートが微妙に増えている(なぜか一部フレーズが消えている曲もある)。BGMが気に入っているなら完全な『アクアレス』は一聴の価値ありだ。
◆BGMのパクリ疑惑、それとも…
余談として…偶然かもしれないが、『アルガーナ』の「ウィザルド城城壁」(作編曲:福冨幹)で使用されているベースラインが『アクアレス』のステージ1で使用されている「Shut it Up!」の50秒付近と同じだ。お互いの曲を聞いているときに「どこか別のゲームで聞いた曲だな」と毎回思うことがある。(『アルガーナ』はおよそ半年早い2月8日に発売されている。)
ストーリー
2042年、地球は温室効果の影響により、南極大陸の永久氷の70%が解けだすという事態にまで陥った。さらに、惑星重力の増加により地下水までもが流出。これにより陸地の23%が水没し、地表の形は一変した。そのため、人口増加に伴う生活圏の不足は深刻なものとなり、人類は海洋圏進出を余技なくされ、海洋の探査および開発技術は飛躍的に進歩した。
2069年、ケルマディック海溝。ニュージーランド北東に位置するこの海溝は、全海洋の82%までも網羅し更なる開発が進められている現在に於いても未開発のままである。
この海域では、原因不明の事故が多発し、半年前にも最新機器を搭載した民間企業調査船「エリアス・リッツ号」が行方不明になったばかりであった。(注1) しかも、この海域はエネルギー含有量が他海域に比べて異常なほど高く、磁力障害も通常の3倍以上に達し、電子機器による無人探索は不可能に近かった。
「エリアス・リッツ消失事件」により事態を重くみた「W-ODL」(注2) は有人探査船としては最高のレベルを誇る「ミッド・スタンリー号」の出動を決議したのである。
時を同じくして、ミッド・スタンリーのクルー達は、太平洋上の海上工業プラントにいた。テロ活動によるプラント奪取を阻止する為である。この時、F-LINKSパイロットである秀矢は、これから体験する世界の事など知るよしもなかった・・・。
ケルマディック海溝侵入。深度2200m地点にてエリアス・リッツ号を発見。それは、あたかもそこが安住の地であるかの様に鎮座していた・・・が、何かが不自然だ。そう、船体が中甲板から二つに折れて分離してしまっているのだ。このような状況は、外部から何らかの手段で、それも船を真っ二つにする程の力でなければ起こるはずがなかった。「一体、何が起こったっていうんだ!」秀矢はF-LINKSの操縦席でつぶやいた。
数々の疑問を抱きつつ、秀矢を乗せたF-LINKSは、何かに導かれるかのごとく潜行を続ける。一抹の不安と好奇心を乗せて・・・。
(注1)
この時代、海洋開発は工業、商業、政治などと密接に関係しており、各政府間の開発競争が盛んであった。それは、民間企業レベルにおいても同様であり、政府との共同開発も盛んに行われていた。また、ここでいう政府とは、各エリア担当政治機関の総称で、その海上エリアでの最高決定権を持つ機関である。
海洋上には国境という概念は存在しないが、海洋開発が進むにつれ各政府は担当海域に対する利権を主張するようになり、海洋開発技術は軍事機密と同じく極秘として扱われるようになった。
(注2)
World Ocean Development League: 世界海洋開発連盟。
オーストラリアに本部を構え、世界各地に支部を持ち、海洋開発の最先端に位置する技術、スタッフ、設備を備えている機関の名称。主な活動としては未開発海域の先行探索、事故災害時の救助活動などがあげられる。また、民族、国家的イデオロギーを越えた世界中立の立場をとっている。
画面説明
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
①アクションエリア
②F-LINKS(自機)エネルギーゲージ
③経験値。ゲージが最高になると、レベルが上がりエネルギーゲージのMAXが増え、耐久力が上がる。
④残機数
⑤LEVEL
⑥現在使用している武器を表示する
⑦出口の方向を示す
⑧武器選択マーカー
操作方法
ジョイスティック
各レバー操作
AボタンBボタン
4
キーボード
78
456
12
※斜め移動は2つのキーの同時押し。
4
XF2XF1 or SPACE
左右移動
下移動
攻撃
ジャンプ
ワイヤー射出
武器選択
レバーの左右
レバー下+Aボタン
Bボタン。地上・空中・ワイヤ^静止状態での攻撃が可能
Aボタン(押している長さにより高さが変化する)
ジャンプ中及び落下中にAボタン
足場にいるときに下+Aボタン+Bボタン
ESC
ポーズボタン。ゲームの一時中断・再開。
HELP
ゲーム中のディスプレイモード変更
(15KHz/31KHz)
アイテム
★アイテムボックス
これを壊すと、中から武器・アイテムが出る
★1UP
残機が1機増える
★SHIELD
F-LINKSの周りにシールドが張られ、ダメージを防ぐ
★FLASH
画面内の敵全て1回だけBボタンでダメージを与えられる
★EG CHARGE
エネルギーが一定量回復する
★EG FULL
エネルギーがMAXまで回復する
★EXP UP
経験値がプラスされる
武器
※総合破壊力比:ブレード>ワイヤー>銃
★攻撃系ワイヤー
中距離攻撃用兵器。実弾系の攻撃を防ぎ、射出中の操作も可能。
★ブレード
接近戦用兵器。
★銃
遠距離攻撃用兵器。攻撃力の弱いのが欠点。
★特殊兵器
系列としては銃に属するが、特殊な攻撃が可能。破壊力はA・P GUN と同程度。
裏技の紹介
◆隠しドキュメント
SYSTEMディスクに開発者の制作ドキュメントが含まれている。
README1.DOC … 山本浩
README2.DOC … さえぐさひろゆき
README3.DOC … 豊田和紀
README4.DOC … 大平俊充
◆隠しグラフィック
本来はドライブ0にシステムディスクを入れて起動するところを間違えてユーザーディスクで起動してしまうと見ることができる。
TRACK LIST
ラジオ収録曲(FM音源+ADPCM)
内蔵音源
音源チップ:YAMAHA YM2151(OPM)+ OKI OKI MSM6258
01 Introduction~Theme Of AQUALES (Opening)
02 Shut it Up! (Stage1)
03 E.L Pow (Stage1 Boss)
04 Visual scene 1
05 Blue Point (Stage2)
06 Complication (Stage2 Boss)
07 As A Stream (Stage3)
08 S.C.B.M (Stage3 Boss)
09 Glass Shade (Stage4-1)
10 RIATT! (Stage4-2)
11 Atract Peace (Stage4 Boss)
12 Phantom Of Deep (Stage5)
13 Scale Battle (Stage5 Boss)
14 Over Arms (Stage6)
15 GEARS (Stage6 Boss)
16 Run To The AQUARES (Stage7)
17 Action Into The METAL! (Stage7 Boss)
18 Visual scene LAST
19 Outer Sight (Stage8)
20 Stage Clear
21 Game Over
22 Garlant Happiness (Ending)
合計時間 : 27:02
作曲 : さえぐさひろゆき, 山本浩
DISCOGRAPHY
アクアレス
発売日: 1992年8月21日
価格: 2,600円(税込)
商品番号: APCG-4023
販売元: アポロン
収録曲
<アレンジ・ヴァージョン>
01 AQUALES Dynamism
02 Power Of Action
03 Metal Navigator
<オリジナル・ヴァージョン>
04 Stage1 Shut It Up!
05 Stage2 Blue Point
06 Stage3 As A Stream
07 Stage4-1 Glass Shade
08 Stage4-2 RIATT!
09 Stage5 Phantom Of Deep
10 Stage6 Over Arms
11 Stage7 Run To The AQUALES
12 Stage8 Outer Sight
13 Boss1 E.L.Pow
14 Boss2 Complication
15 Boss3 S.C.B.M
16 Boss4 Atract Peace
17 Boss5 Scale Battle
18 Boss6 GEAR'S!
19 Boss7 Action Into The METAL!
20 Stage Clear
21 Ending~Garlant Happiness
22 Game Over
23 Introduction
24 Opening~Theme Of AQUALES
25 Visual Scene
26 Visual Scene LAST
当時の広告
初期の雑誌記事
ログイン No.6 の発売日は 1991年3月1日(金)。ごく僅かな情報が出るも殆ど内容は明かされず。その後発売直前まで情報は雑誌に出回らなかった。ログインの発売予定一覧には直前まで掲載すらされていない。(上記の5月予定情報も掲載されず)
エンディングムービー
■エンディングムービー