テスタメント・・・・・・、それは第3の聖書。
テスタメント
対応機種 : NEC PC-8801mkⅡSR以降
メディア : 5inch 2D (2枚)
定価 : 7,800円
発売日 : 1987年10月8日
開発 : グローディア
販売元 : バショウ・ハウス
○2ドライブ専用
○PC-88VA対応
○ジョイスティック対応
GALLERY
PROMO WORD
テスタメント・・・・・・、それは第3の聖書。
この物語の主人公、フランス人探検家ライールは、このテスタメントに記されたディオドラン大陸の伝説が実在のものに思われてならなかった。
そこは、2億年もの昔、ペンタドラゴン(五つ首ドラゴン)を首長に、様々なモンスター達が生息、独自の宗教と文明をつくりあげ、栄華を極めていた、とされる、しかし、邪教を奉ずる彼らに、神はついに怒りの斧をふりあげた。ペンタドラゴンを始めとするモンスター達は、大陸ごと地底深くに閉じ込められたのだ。
だが、今。地底で目覚めたペンタドラゴンは、ふたたびディオドラン大陸を復活させた。神よりの啓示を受けたライールは、ディオドラン大陸に向かった・・・・・・。
テスタメントについて
発売当時は高速スクロールで有名になった。8方向にグリグリ動き、弾を撃ちまくって突き進み迷路を適当に走りまくってゴールを目指す。途中で音楽が変わりボスが登場することがあるが、ゴールでボスが待ち受けているとかそういうのではなく、倒さないと先に進めないというレベル。"HAND GRENADE"さえあれば、どんなボスも瞬殺できてしまう。と文章にすれば簡単なように感じるかもしれないが、難易度は結構高い。
ステージが進むにつれザコの出す弾の数がハードになるので被弾し続けるとアッという間にゲームオーバー。回復アイテムの FOOD を食べまくると逆にお腹を壊してピーピー警告音が鳴ると共に移動スピードがダウンと、このあたりで旨くバランスを取っている。他、オマケ的にシューティングステージがあるが、これに関しては進行上何の意味もない蛇足的なものになっている。アイドル面など下手したら、かなり前のステージに戻されるトラップとアイテムがあるだけで、何の意味もなかったりと、遊び要素が過ぎる部分も数々見受けられるが、ゲームの進行で無茶な謎解きなどを排除してくれているため、ゲームを終わらせた後の感覚としても充実感がしっかり残る。
エンディングは少々簡単過ぎるような気もするが、不満の起こるレベルではない。1987年当時のゲームとしては非常によくできたゲームと言えるだろう。
音楽に関しては、サバッシュやエメドラに一部同じ物が収録されているので、聞いたことがある人も結構いるのではないだろうか。曲として特筆する部分はないが、グローディアの初期の作品の雰囲気は伝わってくる。何度も聞いていると、これがまたクセになりそうな曲が結構多い。特に1面の曲は私の頭の中をグルグル回るのだ。
裏技の紹介
【ミュージックモード】
タイトル画面でCTRLとXを押す。
ESCで曲が変わる。
TRACK LIST
ラジオ収録曲(FM音源+SSG)
ノーマル音源
音源チップ:YAMAHA YM2203(OPN)
01 Opening
02 STAGE TW-01, TW-05
03 STAGE TW-02, TW-06
04 STAGE TW-03
05 STAGE TW-04, TW-07
06 Boss
07 Shooting STAGE
08 STAGE IDOL
09 Penta Dragon (Last Boss)
10 Ending
合計時間 : 15:31
作曲者 : 恋瀬信人
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