3Dタイプ・スター・アドベンチャー
スターラスター
対応機種 : SHARP X68000/X68030シリーズ
メディア : 5inch 2HD (1枚)
定価 : 5,900円 (税別)
発売日 : 1994年8月26日
オリジナル販売元 : ナムコ
開発 : マイコンソフト
発売元 : 電波新聞社
○要2MBメモリ
○アナログジョイスティック対応
○ジョイスティック対応
○MIDI対応
GALLERY
PROMO WORD
今、全人類の希望をかけて、ダンと
愛機"ガイア"は飛び立つ……………
A.G.307年、ボスコニアン戦争の傷もいえ、人々は、平和に暮らしていた。しかし、そこに異次元生命体"バッツーラ"が侵略してきた。
辺境宇宙調査団の唯一の生き残りダン・ハイニック少尉のバッツーラに関する報告、それは、この世の終わりを告げるに等しいものだった。
果たして人類に立ち向かう術はあるのだろうか。
スターラスターのオリジナルは1985年に「ナムコット」シリーズとして、ナムコ社からファミコン用ソフトとして発売されました。
X68000/X68030版では、オリジナルのゲーム性はそのままで、X68000の機能に合わせて、グラフィックや音楽にアレンジを加えました。
また、オリジナルのファミコン版(の完全移植版)も収録してあります。
ストーリー
AG(After Galactic) 307年、ボスコニアン戦争の傷もいえ、人々は銀河を越え、全宇宙に居住空間を拡大していった。
しかし、そこに待ちかまえていたものは、全宇宙を暗黒におとしいれるものであった。
銀河系から73億光年のところで発見された"宇宙の裂け目"から異次元生命体が侵略してきたのである。"バッツーラ"と呼ばれるようになったそれは、人類の想像をはるかに超えていた。バッツーラは、不変ともいえる物理法則すらむしばんでいたのである。
変容が宇宙を包み込み、全人類は恐怖し、銀河へ逃げ戻った。しかし、バッツーラは銀河をめざした。
平和な生活、未来を未知なるものから守る当然の手段として、バッツーラを調査する辺境宇宙調査団が組織された。
しかし、調査団もバッツーラの攻撃に巻きこまれ、激烈な戦いがはじまることになる。彼らの懸命の抗戦にもかかわらず、調査団は全滅し、なんとか帰還することができたのはダン・ハイニック少尉ただ1人。彼は自分が生き残った意味と義務を知っていた。意識を完全に取り戻すやいなや、ダンは驚くべき事実を報告するために連邦会議に向かった。
そこで発表されたバッツーラに関してのダンの報告。それは、宇宙で生命を営むすべての生物にとって、まさにこの世の終わりを告げるに等しいものだった。
人類を震撼させたダンの報告とは、つまり……。
バッツーラには、この宇宙のいかなる物理的攻撃も効果がないであろうこと。
バッツーラが銀河をめざしているのは、次の汎ビックバンの中心が銀河のコアであることを知っているからだ。そこおよびその時点からは容易に汎宇宙を変容させることができるらしい。これを利用して、バッツーラは宇宙を自らの生命形態に適合するように改造しようと企んでいるのだった。
果たして、この絶望的なバッツーラの横暴さを前にして、人類に立ち向かう術はあるのだろうか。ダンは、一息おいてから、報告を以下のように結んだ。
ダンは、この宇宙のビックバンをキャッチしたのだ。そのビックバンは、無限の可能性を秘めて、汎宇宙に連鎖的に広がりを続けている。
バッツーラの恐るべき侵略と計画を砕くには、ビックバンのパワーを使うしかないだろう。彼らに今現在対抗できる唯一の手段は、クエーサー・ドライブを利用した武器を装備した戦闘機を建造することだ。そして、バッツーラの根元を無にするために、伝説の母なる緑の星で、イグドラジルを手に入れ、敵の本拠地、暗黒惑星を発見し、破壊するしかない。
今、ダンと愛機"ガイア"が飛び立つ。
その姿をまぶしく仰ぐ人々には、まさに"輝ける星(Star Luster)"だった。
スターラスターについて
1985年にナムコがファミリーコンピュータで発売したソフトの移植版。何故、X68000末期になってこの作品なのか?という疑問が数々の雑誌で囁かれた。人気作品の移植であればわかるが、実際のところ分かる人にしか分からないマニア向けなゲームで、決して大ブレイクした作品でも無い。移植に関しても見た目がやや派手になっているもののゲームの内容は同じ。音楽においてもグレードアップはされているものの、ボスコニアンの時のような話題性のある展開でもない。しかも、この作品をもって電波新聞社はX68000を撤退という、ますます意味の分からない作品となった。
今、このゲーム画面を見て「懐かしい」と捉えるか「そういえば、こういうゲームもあったなァ」と捉えるかだ。
音楽に関しては内蔵音源+ADPCMに加えてMIDI対応。珍しく同時出力だ。しかし、感覚としてはモトスのようなバランス。実際の所FM音源とMIDIの音を独立させずに、同じ音を鳴らしているという感じが強いので中途半端なデキになっているのは否めない。
TRACK LIST
ラジオ収録曲(FM音源+ADPCM+MIDI音源)
内蔵音源 +
音源チップ:YAMAHA YM2151(OPM)+ OKI OKI MSM6258
01 Loading
02 Game Start
03 ??? [No.19]
04 ??? [No.20]
05 ??? [No.23]
06 ??? [No.24]
07 Mission Fail
08 Mission Complete
09 ??? [No.33]
合計時間 : 4:20
作曲 : 川田宏行
X68000版オリジナル曲 作曲者 : AKIRA UMEHARA, 後藤浩昭
DISCOGRAPHY
ナムコサウンドミュージアム from X68000
発売日: 2018年2月22日
価格: 6,800円(税別)
商品番号: SRIN-1168
販売元: SweepRecord
収録タイトル
ゼビウス (X68k)
ドラゴンスピリット (X68k)
ボスコニアン (X68k)
NAMCO VIDEO GAME MUSIC LIBRARY Vol.1 (X68k)
モトス (X68k)
ギャラガ'88 (X68k)
ドラゴンバスター (X68k)
リブルラブル (X68k)
スターラスター (X68k)
ディグダグ/ ディグダグⅡ (X68k)
バラデューク (X68k)
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作者: superplaymania 注)動画は内蔵音源版。アカウント削除のためアーカイブ