レイドックシリーズ遂に完結!
レイドック2 ⎯ LAST ATTACK ⎯
対応機種 : MSX2+
メディア : 3.5inch 2DD (2枚)
定価 : 6,800円
発売日 : 1988年11月19日
開発・販売元 : ティーアンドイーソフト
販売元 : パナソフトセンター
○RAM64K以上必要
○VRAM128K以上必要
○MSX MUSIC対応
○ゲーム要S-RAMカートリッジ対応
GALLERY
PROMO WORD
これは、最大最後の戦いの記録である。
サドンデス!!
銀河の存亡は君の手に。
LAYDOCK2 OPERATION
★MSX2+専用の新次元シューティングゲーム。
★縦、横、斜め、あらゆる方向に対して1ドット単位のスムーススクロールを実現!!緻密に書き込まれた地形マップグラフィックスは、これまでのパソコン・シューティングゲームの概念を打ち破る。
★縦スクロール面・3ステージ、横スクロール面・5ステージ、2画面サイズの巨大キャラが登場するスペシャル面・2ステージ、なんと12画面フルサイズの超ド級キャラが登場するハイパースペシャル面・?ステージと、プレイヤーの時空感覚を狂わせる異次元スペースで最大最後の決戦が始まる。
★2機のストーミーガンナー2(自機)で出撃することにより、2人プレイ可能。ドッキングエネルギーが高まると、縦横2種類の合体でさらにパワーアップ。
★シューティングゲームにRPG的レベルアップを採用。得点のみを競う他のシューティングゲームとは異なる独特のゲーム展開が体験できる。
★ストーミーガンナー2のレベルは、ディスケット、PAC、FM-PACのいずれかに保存。電源を切っても以前のレベルでプレイ続行可能。
★ストーミーガンナー2は、レベルに応じて10種類のオプションウエポンを装備(1人プレイ時においても、すべてのオプションウエポンが装備可能)。
さらに縦合体、横合体でオプションウエポンがパワーアップ。
★MSX2+の持つ自然画モード(19,268色)に対応した、リアルで美しいタイトル・イラスト。
★オープニング、エンディングはもちろんのこと、各所に散りばめられたアニメーション・デモがゲームの雰囲気を盛り上げる。
★MSX-MUSIC(FM音源)対応のBGMは全部で10曲。もちろんPSGにも対応。
★キーボード、ジョイスティックどちらにも対応。
『レイドック2』について
『レイドック2』(LAYDOCK2)はティーアンドイーソフトが開発を行い、MSX2+専用として1988年11月19日にパナソフトセンターから発売した縦横両スクロールシューティングゲーム。『スーパーレイドック』の続編であり、シリーズ完結編。当時他機種への移植は行われていない。
後にパロディー版として『あーぱーみゃあどっく』を開発、1988年12月に行われたイベント「THE NEW MSX FAIR」で公開、3月18日にパナソフトセンターから発売した『DISC パナ アミューズメントコレクション』(DISC PAC)に収録されている。
ゲームデザイン及びメインプログラムは山本哲也(Tetsuya Yamamoto1967年3月28日-)さん。過去には『スーパーレイドック』(MSX版)や『アシュギーネ虚空の牙城』のメインプログラマーを務めている。グラフィックは服部豊和(Toyokazu Hattori 1967年5月23日-)さんが務めた。これまで『レイドック』シリーズのゲームデザインを務めてきた細川勝男(Katsuo Hosokawa 1969年4月22日-)さんは一線を退き、スーパーバイザーとして関わっている。
レイドック、スーパーレイドック、そして完結編となるレイドック2と3部作で出たシリーズの最終作はMSX2+というかなりユーザーを限定する形で出た。MSX2+はFM-MUSICを標準搭載し、MSX2で採用されていたハードウェア縦スクロールに加えて、横スクロールが加わったのが大きな点だった。その機能を活かすために作られたようなものだから他機種への移植は行われなかった。
T&Eのソフトは最初の作品は多機種で出ながら段々先細りしていくケースが多い。例えば、同社のアドベンチャーゲームであるスターアーサー伝説等。レイドックの場合ストーリーは関係ないのでストーリー自体の完結というより開発の完結という意味に近いのだろう。
ゲームは正直難しい。なんといっても1面から練習という雰囲気ではなく遠慮無く弾を出してくる。こちらは弾数が少ない上に連射が殆ど効かないので撃ち漏らしたりすれば体当たりを喰らう。また、体当たりで敵や弾が消えたりせず、当たっている間はシールドがどんどん削られるシステムのため難易度が高く感じる。更にハードルを高くしているのが1ステージの構成が多い割にシールドの回復が無いこと。最初の縦スクロールのあと、横スクロール、そしてボス登場となるわけだが、そこまで耐えなければならない。一度死ねば縦スクロールの最初からと血も涙もない。
このゲームもそうだが、結局の所MSX2+というハードを出すのが遅すぎた。ゲームをするだけなら、縦横のスクロール機能などはファミコンでさえ持っていた機能だ。あくまで、パソコンとして勝負というならば、あまり必要のない機能かもしれない。どちらにせよ、ハードを売るためのソフトであった筈だが、正直その部分の魅力は無く、無理矢理スクロールさせている気さえする。付け焼き刃に近い本体で新たなユーザの獲得や乗り換えを獲得するには、メガCDにあったシルフィードのような突出した何かが必要なのだ。
音楽はT&Eといえばお馴染みの冨田茂さん。ディーヴァ、スーパーレイドック、ハイドライド3と来て、アシュギーネ、そしてレイドック2という形の参加だったと思うが、今回の作品は今までの作品と全く雰囲気も違う、独特なものだ。音色はMSXの音源の音をそのまま手を加えず鳴らしたような感じになっている。スネアドラムのスポポポポとかいう音や、ピアノなのにピアノっぽくない等の独特な音はMSXのFM音源を思い出させるに十分だ。
なお、CDに収録されている曲には未使用曲が混在している。
いただいた情報
レイドック2 投稿者:とおりすがりー
投稿日: 8月 1日(日)15時12分6秒
レイドック2の紹介の画面見ました。
見ていて思ったのですが、、
もしかして、、1面以降、、行けなかったのでは・・・
スナップショットも1面だし、
曲名も2面以降からエンディングまでの曲を[]の中に注釈していないんで・・・
実は1面が一番難しいんですよね。このゲームは。
あとは、レベルに応じて装備も上がるので、特にSTAGE4では
誘導ミサイルのコンドルが装備されていれば、楽にシールドが上がりまくります。
このゲーム、説明書を見ていると、開発途中で仕様変更が幾つかあったのか、実際のゲームと、説明書きが違うところが幾つかあります。
もう説明書を捨ててしまったので、うる覚えなのですが、STAGE2にも巨大戦艦が登場するようなことか、STAGE2-3がある?ようなことが書いてあったこと、B-ADEN(つづり間違えたかも)の特徴が実際と少し違っていたと思います。
それに、幾つか不具合もありました。
STAGE1のアメーバボスの大きな巨体から少し離れた左下の何もない部分に当たり判定があったり、STAGEとSTAGE4の縦スクロール面のボス?では、倒したあとの画面フェードアウト時に赤く点滅するパレットのフェードアウトが失敗します。
STAGE2の横スクロール面での地上物から出る電撃がゴミパターンに化ける。
謎の演出もあります。
STAGE4の横スクロール面で、盛り上がった細胞?から時折「グルルル」と音を連発しながら、爆発パターンが出ること。何の意味があってやっているんでしょう?
レイドック2の見せ場は、最終ボスと、各面クリア時のデモでしょう。
特にSTAGE3クリア時のデモがいいですね。
>あと、CDに収録されている曲には未使用曲が混在しているっぽい。
未使用曲ってどういう感じですかねえ。非常に楽しみですね。
しかし、解説の上の曲リストを見る限りでは、曲数的に未使用曲はなさそうですね。
TRACK LIST
ラジオ収録曲(FM音源)
MSX MUSIC
音源チップ:YAMAHA YM2413(OPLL)
01 LAST ATTACK (OPENING)
02 ICE OF DEATH (STAGE1)
03 COLD AMEBA (BOSS)
04 MAD FLAME (STAGE2)
05 BEYOND THE DIMENSIONS (STAGE3)
06 GET THE LUCK (STAGE3 BOSS)
07 INORGANIC BEAT (STAGE4)
08 BIO-MONSTER (LAST BOSS)
09 INTERLUDE (VISUAL)
10 RETURN OF PEACE (ENDING)
11 YOUR LANK (CLEAR LANKING)
合計時間 : 11:13
作曲 : 冨田茂
DISCOGRAPHY
サイ・オ・ブレード&レイドック2/
スーパーレイドック
~T&Eソフトゲーム・ミュージックシーン1~
発売日: 1989年4月25日
価格: 3,024円(税込)
商品番号: H28X-10002
発売元: DATAM
販売元: ポリスター
収録曲
『PSY-O-BLADE』
01 PSY-O-BLADE組曲
02 GAME START
03 OPENING
04 BGM1
05 SOUTH ISLAND
06 CAPTURED
07 SORROW
08 SWEET HEART
09 SOMETHING DANGEROUS
10 ARTHUR
11 BGM2
12 FINAL ATTACK
13 RACCOON
14 JEAN
15 COUNT DOWN
16 悲しい結末
17 ENDING
『SUPER LAYDOCK』
18 MISSION STRIKER
19 MENU
20 ASTEROID BELT
21 BATTLE SHIP
22 THE TERROR SPACE
23 COUNTERATTACK OF 'VRITRA'
24 OVER TO SOLEIL
25 BI-SHA-MO-N-TE-N
26 DANGEROUS WARP
27 TAKO SAN TO DANDAN
28 HEAT ROCK
29 CRASH! CRASH!
30 INTO THE DEFENCE LINE
31 IN THE DEFENCE LINE
32 THE LAST TENSION
33 WINNING MUSIC
『LAYDOCK2』
34 LAST ATTACK
35 ICE OF DEATH
36 COLD AMEBA
37 MAD FLAME
38 BIG POWER
39 BEYOND THE DIMENSION
40 GET THE LUCK
41 INORGANIC BEAT
42 BIO-MONSTER
43 INTERLUDE
44 RETURN OF PEACE
45 YOUR RANK
46 TO THE GRAVE
47 NEVER NEVER
48 LAYDOCK2組曲
『あーぱーみゃーどーく(付録)』
49 オープニングテーマ
50 プレイ中BGM
51 オープニングテーマ
52 プレイ中BGM
エンディングムービー
■エンディングムービー