シューティングに突然変異。
スペースマンボウ
対応機種 : MSX2 / MSX2+
メディア : ROMカートリッジ
(2Mbit ROM)
定価 : 6,800円 (税別)
発売日 : 1989年12月22日
販売元 : コナミ
○RAM64K以上、VRAM128KB以上必要
○キーボード、ジョイスティック両操作対応
GALLERY
PROMO WORD
太陽系に迫る最終兵器「MANBOW」!。
"アルファード・4"の遺跡調査を続ける連合艦隊は、滅びたはずの惑星都市より突然の攻撃を受けた。
防衛機能を持つ古代文明が、侵入者を敵とみなし反撃を開始、太陽系にまで巨大宇宙船を送り込んできたのだ。
人類の機器、太陽系の破壊を食い止めようと今、一人の勇者が立ちあがった。
新開発!スプライトドライバー搭載!
スプライト表示能力が通常よりも最大2倍にアップ。
スペースマンボウについて
スペースマンボウ(SPACE MANBOW)は1989年10月28日に MSX2 用としてコナミが開発・発売した シューティングゲーム。ROMにはコナミの開発したSCC(ウエーブ音源LSI)を搭載している。
スペースマンボウ 本来の姿は業務用基板として開発・稼働していた サンダークロス を移植していたものである。しかし、出来上がったものが面白くなく、このままでは売れないということで、当時開発部次長であった 永田昭彦(ながたあきひこ)さんのアイデアによりマンボウが採用されることになり、1ヶ月で全面的にキャラクターを入れ替えという逸話が残っている。なぜ『マンボウ』になったのかという理由は、当時 大阪ガス のCMにてマンボウが使用されているのを見て閃いたということだ。
プログラムを担当したのは 足立敏哉(あだちとしや)さんと 匂坂律志(さぎさかりつし) さん。
匂坂律志 さんは翌年の1990年に MSX2 用 の クォース も手掛けており、1987年には 足立敏哉 さん、小澤勝彦(おざわまさひこ)さんと共に F-1スピリット を手掛けている。足立敏哉 さんは他にも MSX2 用の 火の鳥 鳳凰編 なども手掛けている
ストーリー
星暦189年、繁栄を続ける銀河宇宙に危機が迫っていた。謎の巨大宇宙船が、強力な兵器で全ての物を破壊しつつ太陽系へと向かっていたのだ!
事件の発端は数ヶ月前に起こった。銀河辺境星域、アルファード4で惑星全土をおおう大規模な古代文明の遺跡が発見された。
星間連合が派遣した遺跡調査団は、数ヶ月の調査の結果、そこが人類文明をはるかに超えた機械化惑星である事をつきとめた。
調査の手は、さらに惑星地下深くまで広げられようとしていた。
が、その時、惑星全土に設置されていた兵器遺跡群がいっせいに動き始めた。
数万年の時を経て滅び絶えたと思われてた古代文明だったが、その自動防衛機能は生きていたのだ!
そして調査団を敵とみなした惑星の防衛システムは調査団の故郷”太陽系”へ、最終兵器”巨大宇宙船”を向かわせた。
その宇宙船は、表面を超高密度物質ニュートロニュームでおおい、半径100kmに及ぶバリアは、全ての外敵の進入を許さなかった。
そしてその巨大なノズルから発射される反陽子エネルギーは、星間連合の艦隊はおろか、恒星をも完全に破壊し尽くした。
その宇宙船は、その独特の形態と、太陽をも恐れない破壊力から”SUN-FISH(マンボウ)”と命名された。
このままでは、太陽系は、マンボウによって滅びてしまう。異星考古学者でもあり、元星間連合軍のエースパイロット、クリーバー・ミューは、遺跡調査団の残した古文書を解読。
太陽系に向かって来るマンボウに近づく唯一の道は、アルファード4の遺跡地下深くにあるというワープゲートを使って、マンボウのバリア内へ進入するしかないと断定した。
クリーバーは、自らがその任務に当たることを決意した。彼が乗り込む宇宙船は、アルファード4の遺跡から発掘された超文明の産物であり、小型ながらマンボウと同じ力を持っている。果たしてマンボウの太陽系破壊を食い止めることができるのだろうか?!
TRACK LIST
ラジオ収録曲(SCC音源+PSG)
+ 内蔵音源
音源チップ:SCC, GI AY-3-8910
01 BEYOND THE DARKNESS (OPENING)
02 BATTLE SHIP (1st.BGM)
03 HYDRA (NORMAL BOSS)
04 PROVIDENCE (2st.BGM)
05 AQUARIUM (3st.BGM)
06 PARALLEL SPACE (4st.BGM)
07 ZONE 5150 (5st.BGM)
08 DUST・DUST・DUST (6st.BGM)
09 FIRE WARNING (7st.BGM)
10 PSYCHOPATHY (WARP DEMO)
11 BRILLIANCE (8st.BGM)
12 MOAN (LAST BOSS)
13 MEMOIRE (ENDING)
14 DISAPPEARANCE (GAME OVER)
合計時間 : 14:06
作曲 :
関戸剛 (01~04, 06~09, 11, 12, 14)
竹ノ内裕治 (10, 13)
倉橋裕子 (05)
山根ミチル (01 共作?)
証言
小島監督のインタビューの一部。
— TECHNOuchi a.k.a. missingsoul/Mr.YT (@TECHNOuchi) December 19, 2022
確か僕が参加して曲作ってるときも【エグザート】ってタイトルだったけど、ある日、出社したら……永田次長が名前をマンボウにするとか言い出したらしく名前が変わってた。でボスとかも海産物系に変わっていった(笑) pic.twitter.com/9ZjwDvSKNr
DISCOGRAPHY
From MSX スペースマンボウ
発売日: 1990年4月5日
価格: 1,500円(税込)
商品番号: KICA-1006
販売元: キングレコード
収録曲
SCCデータ・アレンジ・バージョン
01 COLORING (1st.BGM)
02 SACRIFICE (6st.BGM)
オリジナル・ゲーム・サントラ
03 BEYOND THE DARKNESS (オープニング)
04 BATTLE SHIP (1st.BGM)
05 HYDRA (ノーマルボス)
06 PROVIDENCE (2st.BGM)
07 AQUARIUM (3st.BGM)
08 PARALLEL SPACE (4st.BGM)
09 ZONE 5150 (5st.BGM)
10 DUST-DUST-DUST (6st.BGM)
11 FIRE WARNING (7st.BGM)
12 PSYCHOPATHY (ワープデモ)
13 BRILLIANCE (8st.BGM)
14 MOAN (最終ボス)
15 MEMOIRE (エンディング)
16 DISAPPEARANCE (ゲーム・オーバー)
コナミMSXスーパーベストアンティークス
発売日: 1998年9月23日
価格: 2,980円(税込)
商品番号: KICA-7909~10
販売元: キングレコード
MSX2 SPACE MANBOW Long Play Loop 1
/ スペースマンボウ 1周目